• 記事検索

  • 更新メール通知
  • このブログの更新通知をメールで受け取ることができます。
  • New Photo
  • 220822_sunflowersakura petal
RSS

「知ってる」のと「やってみる」のは全く違う


「知ってる」のと「やってみる」のは全く違う


猫腰痛


こんばんは




埼玉県草加市稲荷の




和久屋おひさま整体院です。




去年、今年と




安定した五月晴れというのが




なかなかないようです。




今日の関東地方は




雨から曇り




日曜からの暑さから




一転して少し肌寒いです。




明日明後日と少し




天気は回復するようですが




週末は曇りで




上着が必要な陽気のようです。







もう梅雨が目の前ですが




安定しない天候で




身体の不調を訴える方が




多いようです。




そんな時こそ湯船に




ちゃんと身体を浸けて




汗をかきましょう。





「先生、それ




前に聞いたよ、




知ってるよ!」




お客様からそんなお言葉を




頂戴することが多いです。




同じことをお伝えして




申し訳ないと思うと同時に




それでいいんだと




思い直す自分がいたりします。






『馬鹿の一つ覚え』




そんな僕のお話ですが、




多くは、




身体の不調をなくすための




お話です。




呼吸の仕方、




食事の摂り方




身体の動かし方、




自分の想いのくせとの付き合い方




自分の身を置く環境のこと




など。




そうですどれも自分で




やれることなんですね。







操体法の




根本に据えられている




息食動想・環境




どれかの一つでもバランスが崩れると




人間の生体のバランスが崩れ




何かの現象



痛み、動き辛さ、病気などに




なって現れてくると




説かれています。






でもほんとに




どれも自分でできることなんです。




それがいつの間にか




ちゃんとできなくなってしまいます。





ホントはシンプルで




簡単なことなはずです。




だから僕のお伝えすることも




難しいことではなく




できるだけ簡単で




長く、毎日コツコツ




続けられること




それで、




まあ結果もできるだけ




早く出せることに




意識してお伝えしています。






なので、




最初のお客様のような声を




いただく結果となってしまうのかも




しれません。




「先生、そんなの知ってるよ。




それよりもっと




早く、効いて、




結果がでるような




面白いのないの?」




そんなことをお客様は




期待されているのかも




しれません。






『そんな魔法みたいなものは




あれば、みんなやってるよ。』




と言ってしまったり、




僕の生真面目さが




いつも仇となるのですが、




実はそう言われるお客様の




ほとんどが




「知っている」だけで




実際は




「やっていない」んですね。(泣)







そうお伝えしていることが




あんまりにシンプルすぎて




「そんなので変わるわけないよ」




「前にもやったことあるから」




みたいに




やる前に結果を決めつけて




やってみることまで




行きつかない方がほとんどなのです。





じゃあ、そういう方を




どう行動へ結びつけさせるのか




それも僕の工夫が必要ですが




その話はここではすこし




横においておきます。




「知っている」のと




「やってみる」のは違います。




また、




「やってみる」ことと




「できる」こととは違います。




「やっている」からといっても




それが正しくできているかは




違うわけです。





「知っている」から




「やってみる」までにある




考えてから行動に移すまでの




脳の抵抗を破るのが一番




難しいです。




その先に




「やっている」から




「できるようになる」には




その行動を正しく繰り返し




脳に正しく覚えさせる




習慣化と継続が必要になります。





そして




「できるようになる」から





「教えられる」ようになると





脳が行動を分析、解釈して





言語化して自分がその人に




合わせて伝えられるように




なっていきます。




整体でもそうなれれば




もうお師匠さまレベルですね。




「先生、知っているよ」




と言われる方は




実は、コトバでそのことを




ただ聞いたことがあるだけで




実は知らないのと何も同じなのです。




そういう意味で




僕はお客様のことを




知ってるし、




でも知っているからと言って




『○○さんを知ってるよ』なんて





簡単には言わないです。





何回何十回お会いしても




いままで見えなかった




気が付かなかったその方の




本質に出会えたときこそ




僕にとっては




僥倖なんです。




いつもお読みいただいて




ありがとうございます。