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家族が

1月に引っ越すことになって、

家に残された荷物を

少し移動することになって

お手伝いをしていました。

小さな植木鉢だったのですが、

ちょっと横着して

腰を伸ばしたまま

持ち上げようとしたら

「ピリッ」と小さな痛みを感じました。

「やっちゃったかな?」そう思いながら、

車を運転して買い物をして

その日一日は

無事に動いていられたのですが、

ちょっと腰のあたりの違和感が

抜けないままでした。

翌日はお師匠さまのところへ行く

予定にしていたのですが、

床について身体が右へ左へ動くのですが

どうも違和感から

痛みが増してくる状態になってしまい、

明け方には

「これは今日は

お師匠さまのところへ

出かけるのは無理だ」

とあきらめて、

その日は

まるまるお休みをいただきました。





久しぶりに

ぎっくり腰状態で、

顔を洗うのも、

立ち座りもそろそろと

動かなくてはならず、

咳をするのも

くしゃみをするのも

慎重に気をつけて、

これ以上悪くならないように

過ごしていました。

一日経ってもまだ状態が

完全にはよくならなかったのですが、

お客様のご予約がありましたので

久しぶりにベルトをして

施術をすることにしました。

「○○さん、

僕も3年半ぶりくらいで

ぎっくり腰になっちゃってね。

まだ本調子じゃないから

ベルトしてるんですよ。」

そんなお話をしていたら。





『先生は、

ぎっくり腰になったら

どうするの?』と聞かれたので


「うーん、

もうこうなったら、

僕の身体は僕の施術では

どうもならないからねー。
 
お風呂入って温めて、

その後はポリ袋に

水にさらした氷を入れて

気持ちがいいところ

に当てて熱を取ってね、

あとは安静にして

身体さんに

お任せするしかないねー。」


『でも痛かったら、

辛いからなんとかしようと

したいでしょ?』そう聞かれて


「うーん。

でも治るときは

ある程度痛いの

仕方ないんだねー。

相当痛みがあって

寝られないとか以外は

シップや痛み止めは

僕は使わないようにしてるから

もう少ししたら

痛みが引いて動けるようになって

よくなっていくはずだよ。

だから僕は

痛みはよき知らせって

お客様には説明するんだけど、

みんな痛いのは嫌だから

なかなかお客様には

わかってもらえないねー。」





今日もベルトはしていますが、

だいぶん身体が

動けるようになってきました。

ここ数年自分で

自分の身体を

整えられるようになって、

数年ごとに

痛みで動けなくなってしまう時が

数日あったりするのですが、

それは過去の運動や仕事で痛めた

身体のゆがみがだんだんと

とれてきているのだと感じています。





長い間かけて

ゆがんできたんですから、

それが一日二日でとれるなんて

都合が良すぎますよね。

こうして動けなくなる時があって

ふだん痛みなく

当たり前に動けることが

どんなにありがたいことなのかを

思い出すことができます。

自分の身体を大切にするって

なかなかできないものです。

僕はプロですから、

自分の身体の痛みや

動きをゆっくりみつめていますが、

みなさんは痛みが強くてつらい時は

専門家の方に頼ってくださいね。