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人のコトバを受け取らない


猫腰痛


こんばんは



埼玉県草加市稲荷の




和久屋おひさま整体院です。




11月も終わりなんですね。




ブログもだいぶご無沙汰です。




暖かい11月だったので




ぼーっとして過ごしてしまいました。




(いつもか)




明日、冷え込むようです。




お風呂入って身体を温めて




寝ましょう。





二年ぶりにお師匠様に会ってきました。




誕生日のお祝いで弟子たちが




たくさん来てました。




僕も弟子のひとりですが




先輩方に比べたら




操体を遊び始めての年数は




浅いのでまだまだペーペーです。



師匠が最近はまっている手を




教えてくださって




弟子たちはそれをめいめいに




練習していきます。




僕はひねくれものなので




あんまり素直にそれを




しようとしないので




師匠はあきらめてみてくださいます。





夜行バスで仙台まで行ったので




ちょっと横になって




寝させていただきます。




師匠の誕生日なのに




そんなことをしても許してくれる




そんな場所があることが




ほんとにこの二年を経験して




身に染みてありがたく感じられました。





ある先生が




そんな僕の姿を見かねてか




近くにお見えになって




お手合わせさせていただきました。




『触れていいですか?』




僕はただそれだけお伝えして、




適当に二の腕を触れさせて




いただきました。





僕は、普段はもう何かを




どうしようという目的も




ほとんど考えてないので




(さすがにお客様の時はちょっと考えてます。)




ただ触れるだけです。




ほとんどお声がけ、




質問もしません。






するとお相手の先生が




「僕は、最近こんな感じで




触れているんですよ。」




と同じように僕の二の腕に




触れてくださいました。




僕の身体は




まあ触れられると勝手に




動きますから




身体に任せて




自発動を味わってました。






自発動は本来は無意識下で




でてくる身体の動きが




意識下で出てくる状態だと




簡単には説明されます。




まあ、出ようが、出まいが




そんなの最近はどうでもいいんですが。




なんとなく感想としては、




「何かのコトバに囚われた手だなー」




が出てきました。





操体を遊んでいくと




前後、左右、上下




なんとなくそんな位置を




見つけて自分の置き場を




探すような、争い諍い




比較の世界から抜け出て




いくように僕は感じてます。


僕も囚われから完全に




抜け出ることは不可能ですが




お相手する方が




調和より比較の世界に強く




まだ囚われていると




そうした印象が出てきます。




「僕はこういう触れ方を




しています」という




コトバの中には、




まだまだそういう心が




見えたり隠れたりしている




ことが現れていたと




僕は感じました。



僕の「触れていいですか?」




というコトバかけもそうなのですが




施術する者の中で




お客様にこうしたコトバかけを




したほうがいいよみたいな




教科書的なルールがあります。




そうして一度学ぶと




僕らは知らず知らずのうちに




そのコトバにしばられてしまうのです。






もう一つ施術する中で




教えられることですが、




人を触れる時に




「手を上から被せるように




触れてはいけない




手は身体を下から




支えるようにして




触れなさい。」




要は僕らは




「人を救う手」を持つので




下からすくえというわけ




なのかもしれません。




今の僕のからすれば




これもあくまでも




教科書的な教えであって




実際は下からでも上からでも




いいのです。




救うことなんてことは




究極できないことで




そうした教えに




縛られてしまうこと自体が




施術(ほどこし)というところから




の脱却を妨げてしまう




大きな要因になっていると




僕は感じています。




わけのわからない話に




お付き合いいただいて





ありがとうございます。




こんな僕のたわごと




コトバを決して受け取っては




いけませんよ。




いつもお読みいただいて



ありがとうございます。