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美脚になるために(その3) 


体重計


こんにちは。



埼玉県草加市稲荷の和久屋おひさま整体院です。



先日書いた「美脚になるために(その2)」の続きです。



前回書いたことは、



美脚になるために



してはいけないことを



三つ紹介しました。




・つま先を内側に向けて(ハの字)立たない。



・女座り、あひる座りをしない。




・無理によい姿勢を作らない。




詳しくは前のブログ



美脚になるために(その2)



を読んでくださいね。



今日は、美脚になるために



やって欲しいことを書いてみます。



いつもの通り、



トレーニングとか体操とか難しいことは後回しで



(ほんとに僕は整体師なのかと疑われそうですが。)



誰でもできる簡単なことを紹介していきます。





1.「裸足(はだし)で立つ」(スリッパ、靴下を脱ごう)



下半身が冷える、手足先が冷える(末端冷え性)特に女の方に多い



ですが、夏の室内でもモコモコの靴下をはいている方もいらっしゃ



います。



本来、骨格が整っていれば、



手足も血流が保たれているので冷えを感じないものです。



手首、足首は特に細いので歪むと血管が圧迫されて




血流がさえぎられます。



冬でないのに、クリームを塗って保湿しているのに



手先指先の爪が割れる、皮膚が荒れてカサカサな方、



踵(かかと)の皮膚が割れる方は



手首足首の骨の並びが歪んでいることも考えられます。



普段から長時間足に合わない靴を履いて、




靴下やストッキングで圧迫されていると



次第に足指の感覚が失われて、筋肉が固くなり、



骨に付着して一体化して動かなくなってきます。



そして血流障害によって、



さらに栄養と酸素が末端まで運ばれなくなって、



冷えて、皮膚や爪が荒れるなど悪循環に陥ります。



足のどこに体重がかかっているかによって姿勢が変わりますが、



つま先側にかかりすぎていると、



足の骨格の土踏まずのアーチが崩れて



外反母趾(内反小趾)や足底腱膜炎などの足病変に



つながっていきます。



一日中裸足でいるのは難しいかもしれません。



お客様にも就寝中も靴下を履く方もいらっしゃいますが、



とりあえず、お風呂を入った後は、寝るまでの間



裸足で過ごして足指、足裏の筋肉を開放してあげてくださいと



お伝えしています。



足指は本来、まっすぐに伸びているのが



正常です。


モノをつかむように関節の位置で凸に折れ曲がっていたり


(こごみ指)、



足の小指が外側に曲がっていたり(ね指)、



足指が床と逆方向に折れて、指先が浮いている(浮き指)



のも足病変の始まりです。



根本的には姿勢のバランスを変えて足にかかる体重の受け方を



変えていく必要がありますが、



足指を一本一本ほぐしてあげるなどのセルフケアも大切です。




2.「フラットソールのヒモ靴をはく」


 (ハイヒール、サンダル、紳士靴で長時間歩かない。)



どんな靴を履いたらいいのかをよく聞かれるのですが、



足病変(外反母趾、ハンマートゥー、浮指など)がすでに起きてい



る方は、専門の医療機関、専門の靴屋さんにご相談されることを



お勧めします。



その他の方でも、


踵(かかと)の高い靴


(ハイヒール、ブーツなど)



締付けのきつい革靴(紳士靴、ブーツなど)



足との締付けがゆるく遊んでしまう靴

 


(サンダル、つっかけ、ローファーなど)



などを常時履かなければならない方は



できるだけ長時間はそうした靴は履かないようにと



お願いしています。



(すると、履く靴がなくなってしまうと言われてしまいますが)



特に女性の方などは、



ファッションの面からこうした靴をお履きになると思うのですが



そうした靴は特に長時間歩くための靴ではありません。



踵が高い靴は、履き方を間違えると踵でバランスをとれずに、



すぐにつま先側に体重が乗ってきて姿勢を崩してしまいがちです。



さらに、足が靴の中で遊んでつま先が浮いてきて浮指といった



足病変になって、足だけでなく身体のほかに異常が現れてきたり



する方もいらっしゃいます。



(頭痛、首痛、腰痛など)



男性の方でもお仕事で長時間足先の尖った締付けの強い革靴を



履かれていた方に商談の時だけそうした靴を履いて、



通勤やオフィスの中ではスニーカーを履いてもらう



ようにお勧めしたところ、



首や腰の痛みがなくなった方もたくさんいらっしゃいます。



歩き方ももちろん大切なのですが、



要は



「一時の見た目を気にして、自分の身体の辛さを取るか、



身体の心地よさを選ぶか」




だと僕は思っています。



おすすめしている靴は、



靴底に傾斜がないフラットソールで、



足の甲をしっかりホールドできるひも結びのスニーカ



です。




3.「足の爪は切らないで削る」

 


 丸く(ラウンド)でなく四角く(スクエア)に削る。



手の爪とは違い、足の爪は立った時の姿勢(バランス)にとても影



響しています。



足の爪を深爪しすぎたり、切りすぎたり、



手の指のように丸く切ることで、



爪に変形(陥入爪、巻き爪、肥厚爪)が出てきて、



足指がうまく使えなくなり



また、靴や姿勢を作りすぎる影響などで、



身体が前に倒れる前傾姿勢になると



足のつま先側でバランスをとるようになり、



指の付け根の部分で体重を支えるため、



外反母趾や指が床面から離れた浮き指になり、



さらに爪が変形したり爪白癬(爪のみずむし)などの



足病変が現れている人も少なくありません。



こうした場合は専門の医療機関での治療が必要です。



足の爪は、手の爪とは異なり、頻繁に切るものではなく、



さらに切るのではなく爪用のやすりで削るのがいいということを



僕はこちらの本で知りました。



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4.「足首を回す」(足関節をゆるめて整える)



足には、片足で骨が28個あります。



全体の骨が約200個ちょっとありますから、




両足で56個、全体の約1/4。25パーセント以上の数があることから




も足が重要で身体に大きな影響を及ぼしていることがわかります。



踵(かかと)の骨は、靴を履くときなどに気が付きますが、



実はこの骨の上にあり、身体を支えている距骨(きょこつ)



骨が重要だということはあまり知られていません。



距骨は、体重を足の前側(足指)、後ろ側(踵)へ重みを分散して



支えるとともに運動時に床面から伝わる力を身体(下半身)へ適切



に返して、身体のバランスを維持しています。



そのためこの距骨は、いろんな方向へずれやすいとも言えます。



操体法では「まず足から診よ」とも教えられますが、



僕もこの距骨の調整をするだけで、いろんな症状が変化することを



これまで見てきました。



それでも一般の方に、この距骨を触れてと言ってもなかなか難しい



ので、一番簡単に、距骨を整えることができるのが



「足首回し」です。



お風呂に入った時などに、片側の膝にもう片側の足をのせて、



片手は、足首をしっかりと握って固定して、



もう片方の手でつま先を持ち足をぐるぐる回します。



よく、「何回?」とか「どちら方向に?」と聞かれますが、



僕は、「気持ちよい方向に好きな回数だけ」



お願いしています。



本当は一日三回くらいできたらいいですが、お風呂に入って一日一



回でもいいですね。



もちろん、足にケガや痛みがある時は、ちゃんとお医者様にみてい



ただいて、決して痛みを我慢して無理してやらないでくださいね。



5.「理想?の歩き方」



(一部を使う歩き方ではなく、全て使って歩く)



正しい歩き方ってどういう歩き方ですかと聞かれると



「本当はただしい歩き方ってないんだよ」とお答えするのが正解か



もしれません。



それほど、この問いに対する答えは難解です。




「フォアフットウォーキング(前足歩き)」




「ヒールフットウォーキング(かかと歩き)」




「すり足歩き」など様々な歩き方が提唱されています。




僕は、どこか一部の足を意識して使うのではなく



バランスよく足のすべてを使って歩くのがいいと



お伝えしています。



まずは、普通に立っていただいて、



その状態で足指が自由に動き、上にあげられるかを確認します。



足指が動かなかったり、あがらない方は、すでに、



前足側(つま先側)に



体重がかかりすぎています。



立った状態でもうすでに、



指が上側に折れ曲がるように浮き上がっていたり、




はがきなどの厚紙が床と指の間に入ってしまうようでしたら



「浮き指」という



足病変の始まりの可能性もあります。



これもつま先側に体重がかかってしまっている証です。




どこか頭の中に「良い姿勢、正しい姿勢」というような



固定した姿勢をイメージしてしまうと、



人間は安定した姿勢(一見してよい姿勢)を作ろうとして



つま先側に体重がかかった姿勢、前傾姿勢(身体が前に傾いた姿



勢)を作り出します。




本当に理想的な状態であれば、



どんな方向へも瞬時にバランスをかえて直ぐに動きだせるように



身体はほんの少しだけゆらいだ状態で準備されています。



猫とか犬とかをイメージしてもらうといいでしょうか。



人間以外の動物は、正しい姿勢を作ろうとはしていないはずです。



人間がこのゆらいだ状態で立っているときには、



つま先が床先にちゃんと触れていて、



バランスは踵(かかと)の前くらいにあります。



これは、ちょうど太ももの骨(大腿骨)の



膝下の骨の脛骨が体重の重さを受ける辺りだからです。



ちょっとわかりにくい話になりました。



僕がお伝えする歩き方は、



・踵(かかと)から踏んで



・踝(くるぶし)と股関節を結ぶ意識して身体を運び



・つま先(足親指)に抜ける(つま先で蹴らない)



と説明しています。



特に現代人は前のめりで生きている方が多いので、



つま先側ばかりに意識が向いていて、



古来から培ってきた「踵を踏む」という感覚を



忘れてしまっています。



踵を踏む意識を取り戻すための履物として



「足半(あしなか)」履物があります。



草鞋(わらじ)の後ろ半分が無いものです。



よくつま先だけのスリッパなどがありますが、



それは、踵を床につかないでつま先立ちで使うと説明されていると



思いますが、



この足半は、踵(かかと)は床について踵側に体重がかかる感覚を



養うものです。



鼻緒を足指で挟むことで足指先の感覚を取り戻すことができるので



お勧めです。


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さて最終的にどういった歩き方が正しいということになると



職業、性別、趣味嗜好などからも諸説どれも



理屈はあるでしょうから



あんまりそうした論争には、僕は興味はありません。



歩き方もいろいろ本などを読んできましたが



主に参考にしたのは、こちらの本などです。




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歩き方、立ち方などはいろいろな考えがあり、本などがあります。



そして、その歩き方を習得することはなかなか難しいのです。



なので、どの歩き方が正しいということを求めるのではなく、



自分で試してみて、心地がいい、楽なものを取り入れて



自分なりの正解を探すのが正解なのかなと僕は



感じています。



誰一人として同じ形の身体ってないですからね。



実は、自分が赤ちゃんの時に立ってから、歩きだして、



歩き方を教わるってことほとんどないと思いま



す。



習うとしたら運動会の行進くらいでしょうか。



自分が普段どんな歩き方をしているのかに意識を向けるだけでも



身体は何か変化を見せて答えてくれるかもしれません。



そうした意識が自分の身体を大切にケアすることにもつながりま


す。



自分なりの理想の歩き方を見つけていきましょう。



僕も日々、研究中です。



以上美脚になるために(その3)として



5つのことをお伝えしてきました。



今日もお読みいただきありがとうございました。