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簡単なことをやってみる。そして続けてみる。(その2)



猫腰痛


こんにちは。



埼玉県草加市稲荷の和久屋おひさま整体院です。



今日も穏やかな晴れの日でした。



満開の桜も散り始めています。



今年の桜は早くに咲いて足早に去ろうとしてるようです。



今日で三月も終わりですね。




前回は、



簡単なことをやってみる。そして続けてみる。(リウマチのお客様)



で二つのことをお伝えしました。



今回は残りの二つをお伝えします。



あんまり簡単なんで恐縮なんですが、



なかなかその簡単なこと



みなさん結構できなかったりもするので



あえてお伝えしておきます。




一つ目は、「呼吸、息する(鼻呼吸)」



二つ目は、「ゆっくり動く」



でしたね。



そして三つ目です。



「冷やす、温める」です。



まあ、温めて、冷やしてもいいのですが



これもよく聞かれることが多いのですが、



「温湿布と冷湿布とどちらがいいですか?」



ってことではありません。



現在市販の湿布は温湿布であっても冷湿布であっても



成分にほとんど違いがありません。



昔ながらの生薬の湿布などはほとんどないので



湿布で冷やし温めるのではありません。



じゃあどうやって?




これも簡単です。



温めるのは「お風呂に入る」です。



シャワーではありません。



身体を湯船に浸けて温めることです。



入浴方法についても聞かれることがあるのですが



これもいろんな方法があるのでそれはご自身で調べて



合う方法探してください。



高温で短時間で、ヒートショックプロテインを活性化させたり



適温で長時間で副交感神経を賦活化させるなどいろんなやり方が



あるようですが、まずどんな方法でもいいのでお風呂に入って



身体を温めます。



昨今は夏にお風呂入らない人が多いのですね。



シャワーですましてしまう、でも夏場、エアコンで身体が冬場より



冷え切ってしまってる方が多いんです。



そういう方は内臓が冷え切って、



風邪をひきやすかったり、肩こりや腰痛に悩まされていたりするこ



とが多いです。



身体を温めることで、自律神経の働きがよくなって



内臓の働き、血液、体液の循環がよくなってきて



身体が元気になってくることもよくあります。



身体を温めるためにもお風呂に入る習慣をつけることが大切です。




そしたら今度は冷やすですね。



冷やす方は「氷で冷やす。」です。



ポリ袋に家庭用の製氷機で作った氷をまあ4,5個かな。



そのままだと冷えすぎちゃうので、



一度水に氷をさらします。



ポリ袋の口をしばって漏れないようにして



痛い所や気になるところに当てていきます。



感覚がなくなったり、痛くなってきたらずらします。



嫌なところは避けて、気持ちよいところを探して



当ててみてください。




皮膚に傷があったり、内臓疾患(細菌・ウィルス性の疾患など)が




ある場合は止めてください。



僕のお師匠様は、氷操体なんて言って



一番簡単にできる応急の手当として教えてくれますが、



簡単で意外と効くのでお勧めです。



身体を冷やすのが嫌とおっしゃる方もいますが、



プロスポーツ選手でも根強く利用されてますし



氷水で冷やすことで、身体の恒常性機能が働いて脳に




「身体が冷えてるから温めて」と




指令が届くと身体はその部分に血液を集めることで温度(体温)を



上げようとします。



血液を循環させることで、栄養と酸素が供給されて、




老廃物や発痛物質、二酸化炭素が回収されて身体は再生される



ようにできています。



僕自身が、手技だけで肩の痛みと手のしびれをよくしようとして



なかなか結果が出ない時に、



風呂上りに氷を当てるようになりました。



氷を当てて3年くらいになりますが、



今ではほとんどその違和感がなくなりました。




そして最後です。



これも簡単です。



「水を飲む。」です。



これも「どこの水がいいの?」とか



とく聞かれるのですが



僕自身は、水道水をフィルタータイプではない



エネルギー活性装置に通したものを飲んでますが、




ミネラルウォーターも浄水器も




日本は数数えきれないほどありますからお好みのもので、




どこの蛇口をひねっても水が飲めるのは世界広しといえど




日本くらいですから最悪水道水でもいいと思います。




ただね。たまにいらっしゃるんですが、



「先生白湯じゃだめですか?」



「先生、コーヒーやお茶でもいい?」



「先生、アルコールも水分っちゃ水分でしょ!」




なんて言われます。



これはダメです。



「水にしてください。」とお願いしてます。



白湯もいいのですが、火のエネルギーが入っているので



人によっては、リセットしないんですね。バランスが偏る。



なので白湯ばかり飲んでる方でなぜかむくみが取れない方がいらっ



しゃいます。



コーヒーやお茶、アルコールは、身体に取り入れると内臓が成分を



分解するために仕事をしなくてはならないんですね。



だからそういう意味では身体に負担になってしまうので。



特に、寝る前と朝起きたときは



お水をぜひ飲んでいただきたいんですね。



二回にわたってお伝えしてきた



「簡単なことをやってみる。そして続けてみる」でした。



どうですか?



簡単でしょ。



でもね。



なかなかこんな簡単なことでも



意識しないと続けられないんですね。



みんな、「簡単で、即効」みたいなことを求められてますから。



ちょっと結果がでるまでに時間がかかるみたいなことは



敬遠されます。



だからこそ試してもらいたいんですが、




皮膚の生まれ変わりがだいたい一か月(月の満ち欠け)くらいと



言われてますからそのくらい続けてみれたらなにか違いが



わかってくるかもしれません。



簡単であんまりお金がかからないことですから



「変わったら儲けもん」そんな心持で試してみてください。



それでは今日はここまで



お読みいただきありがとうございました。







簡単なことをやってみる。そして続けてみる。

(リウマチのお客様)


猫腰痛


こんばんは。



埼玉県草加市稲荷の和久屋おひさま整体院です。



今日はだいぶ暖かくなりました。



気温が20度近くになったみたいなので、



桜も早く咲くのかもしれません。



コロナの影響で今年も集まってお花見は難しいかもしれませんが、



毎年変わらず咲いてくれる桜



今年もきれいに咲いてくれるといいですね。




毎年変わらず咲いてくれる桜と同じように



僕は、できるだけ簡単な身体のケアの仕方を



毎回、毎回、お客様にお伝えします。



簡単すぎることばかりなので、



だいたいお客様は忘れてしまうようです。



でも忘れてしまっていても



「先生、またそれー。そんなことわかってるよ」



と言われても伝え続けます。




なぜかというと



当たり前のことって



なかなか皆さんやってるようで、実はできてないものなんです。



たいてい皆さん



「先生、そんな簡単なことでよくなるんだったら

 


 今までこんな苦しんでないし、病院も通ってないよ!」 



なんて真に受けてくださらないことも多いんですね。



それと、それができていたとしても



その当たり前で簡単なことを続けることは



もっと難しいことなんです。



だからバカの一つ覚えみたいに、



お客様がお見えになる度に毎回毎回お伝えするんです。



この当たり前で簡単なこと、



そう「僕のコトバで伝える」ってことも



僕が毎回、毎回続けてお客様に実践して見せているんですね。




そして伝えることを続けていると



たまに、



僕と似てちょっと変わった方がいらっしゃって



家に帰ってちゃんと伝えたことをやってくださったりします。



そうして次にお見えになったときに



「あの、先生にこないだ言われたことちょっと続けてみたんです。



 そうしたら、



 なんか痛みが少なくなって、



 薬を飲まないでもいられたんです。



 身体をよくするって、


 

 もしかしたらそんなに難しいことじゃないんですね。」




ほんとにうれしいことですね。



そんな時は、僕はお客様を



『○○さん、たいしたもんだねー。



 みんなそんな簡単なことだけど



 やってみるって、



 そして続けるって



 なかなかできないんですよー』



とほめるのです。



するとお客様は、次来るとき、また次来るときと



僕がお伝えしていることをまた実践して報告してくださるようにな



ります。



論より証拠と申しますけど。




まずは、



簡単なことで成功体験を積むことの大切さをここで感じます。




僕がお伝えしていることは、4つあります。



一つ目は、



呼吸です。



操体法の基本である「息食動想・環境」の



一番最初にある「息(そく)」



呼吸、息をすることですね。



生まれてから今の今まで、息が数分止まったら



人間は即、死んでしまいます。



でも誰に教えられることなく死ぬまでみんな呼吸はしてるんです。



そんなに大切なことですから



呼吸が良くできる人は長生き「ながいき(息)」しますね。



昔の人は良く分かっていてコトバにちゃんと残しているのです。



そして、僕が呼吸をするときに注意していることが一つあります。



別に何回吸ってとか、何秒かけて吐いてとか難しいことは



言いません。



「鼻(はな)で吸って、口からゆっくり吐いてくださいねー」



だけです。



ここでよくお客様に言われるのは



「センセ、私花粉症(アレルギー)で鼻づまりだからできないんで



 すよー」



まあ、仕方ないですね。



僕も12歳くらいから30歳半ばまで万年鼻づまりでしたからその気持



ちはわかります。



それでも、『難しいかもしれないけど、意識することが大切だ



よ。』とお伝えします。


人間はコトバを話せるようになったことで鼻呼吸を忘れて



逆説的な宿命で口呼吸をできるようになってしまったのです。



鼻呼吸の大切さは、昨年




現状でのうがい手洗い以外の対策(コロナ対策 鼻呼吸の重要性)



に書きました。



上咽頭の大切さについては



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鼻呼吸の大切さについては



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なんかを読んでみてくださいね。



人間は他の哺乳動物とは違いコトバを話すことができるようになっ



たので、鼻呼吸を忘れて、口呼吸をするようになってしまうと



外界から入ってくる有害なウィルスや菌を



上咽頭という部分でやっつけるということができなくなるため



鼻という自前のウィルス除去フィルターを通さずに



口呼吸で喉に素通りさせてしまうのです。



ヨガをしている方も多いですが、



ヨガは身体を無理な形にするようにも思いがちですが、



本来ヨガとは呼吸を習得することが第一義だと思ってもいいくらい



とのことです。




簡単に誰でもできること



としてお伝えしている二つ目は、



「ゆっくり動く」です。



忙しい現代社会ですから、みなさん時間に追われてます。



「先生、そんなゆっくりしてられないんだよ。」なんて



よく怒られちゃいますが、



身体をゆっくり、丁寧に動かしてあげることを意識していると



身体を一部分じゃなくて、まんべんなく均等に使えるようになって



きます。



一部分を偏って使っているとやっぱり壊れるんですね。



そして、使わないところは、使えなくなって固く萎縮していきま



す。



リハビリテーションなどでよく廃用委縮(はいよういしゅく)と説



明されることです。



太極拳、気功などでも身体をゆっくり、ゆっくり動かしますよね。



これも古来から人間はわかっていることなのだと思います。




こないだお見えになったリウマチの女性です。



膝が病気で腫れてるのと、歪みがあるので痛みが強かったです。



まずは歪みを取るためにゆっくりゆっくり動かします。



曲げても、伸ばしてもお客様は



「いでー!いでー!」と絶叫されます。



でも怖がらずに丁寧に丁寧に続けていると



痛みが少し和らいだようです。



「あんまりいでぐね。センセ?」



と言ってくださるところまできました。



病気の痛みは仕方ないとしても、



身体の歪みが取れてその痛みが減ると実感できることで



身体も心も安心してコトバが届くようになってきます。



そして続けます。



『○○さん、ちゃっちゃと動けるとうれしいけどさ。



 今は痛くてあんまり前みたいに動けないでしょ。



 身体もお休みして自分でなおろうとしているのだから、



 ちょっとゆっくり、ゆっくり動いて大事にしてあげてね。』



そうお伝えしてお帰りいただきました。





一週間経ってお見えになってお客様が



「センセ、私、前みたいに「いでー!」って家で言わなくなった



よ。



 言われた通り、「スズカニ、スズカニ、動くようにしたんだ。



 そしたら、身体痛くなくなってきたよ。



 こんな当たり前なこと今まで誰も教えてくれなかったんだ。」



と言われます。



『スズカニ、スズカニ? ああ! 静かに静かにね。』




『○○さん、たいしたもんだねー。



 みんなそんなに簡単なことがなかなかできないんだよ。



 だけどさ、



 ○○さんは、やってみて



 そして続けてみたんだね。



 ほんとたいしたもんだー。』



そう僕は褒めたのでした。




みなさん、急いで、慌てて生きることで、



実は自分で自分のことを痛めつけて壊していることがよくあるもの



です。



靴をはく時につま先を強く土間に「トントントン!」とやってみた



り、自転車からタン!と飛び降りてみたり、



手をグーにして、何か物をドンドンたたいてみたり、



前お見えになった男性で、



自分で抜けた肩を電柱で入れたなんて猛者もいたくらいです。



こんなに忙しくて時間に慌てさせられている世界だから



『たまには、身体をゆっくり動かしてみることを意識してみてくだ



さい。』



と僕はお伝えしているのです。



ちょっと長くなってきました。



お伝えすることも長くなってきましたので



残りの二つはまた今度



今日もお付き合いいただきありがとうございました。