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入るところと出るところ


猫腰痛


こんばんは



埼玉県草加市稲荷の




和久屋おひさま整体院




いーぱいせんせいです。




七月、もう今年半分過ぎたんですね。




先週の暑さ異常でしたね。




エアコン必須ですが、




汗かかないと




身体は夏モードになりません。




身体の中の熱を逃がすには




やっぱり一度汗をちゃんと




出すことが大切です。




朝早くや日が陰って気温が低い時に




軽い体操などの運動で




汗をかきましょう。




ここ三年なぜか




職人系のお客様が増えました。




お仕事柄でしょうか。




なかなか休みがとれないとか




病院で待っている時間がとれないとか




でも仕事で身体が動かないと困るので




できるだけ短期で変化がでることを




望まれているように感じます。





僕も遠い昔




職人見習いで建具屋さんに




三年ちょっと勤めていたことがあるので




そんな気持ちも少しわかるからか




職人さんが来てくださると




ちょっとうれしい気持ちになります。







職人さんのように普段から




身体をよく使って仕事をされている方は




すこしの力(刺激)でも




身体に反応が出てくる方が多いのも




よくあることです。




「それとても気持ちがいいです。」




などと言われる方は操体でいう




「快の感覚」を感じる能力が高い、




身体の感覚がいいと言っても




いいのだと思います。






昨年お見えになった




鉄骨製作の職人さんは




お見えになった時は




腕に痛みがあり




力が入りにくいのと




腕が上がりにくいことに




困っているとおっしゃられてました。






パッと僕が身体全体を見た感じでは




どうも腕ではなくて




脚、足に問題があるように感じてました。




普通に腕を見ても面白くないので




右腕の痛みと動きづらさを




とりあえずちゃんと確認しておいて




直感が感じる左足指先をちょっと




刺激させてもらいました。








「痛っ! 痛っ! 何ですかそこ?」



怪訝な顔をして



ちょっと強い痛みに耐えられていました。



『じゃあ。



右腕さっきみたいに動かしてみて』




「???!!! あれ?!




さっきより全然動く感じ、いや動く」







あんまりこんなことばかりすると




いつもこううまくはいかないので




注意は必要ですが、




揉んだり、押したり、たたいたり




薬飲んだり、湿布貼ったり、




そういう経験ばかりの人なので




こういう経験をすることも




とても大切だと僕は思ってます。




まあ、他のところで




気になるところも触れて




差し上げましたが、




ふとお客様が





「いや、そういえば腕が痛くなる前




交差点でバイクで停車中に




こけたんですよ。




それで腕も打ったんですが、




こちらの脚と足をバイクと路面の間に




挟んだんです。」




『あーそうですか。




じゃあこんなところはどうですか』




今度は、




打った腕(肩)とは反対側の




身体の左側の背中、肩甲骨辺りの




一点を軽く刺激します。




「うぉー! 痛ったー!」




お客様がまたちょっと




渋い顔をしておられました。




『それじゃあ。もう一度




腕を動かしてもらえますか?』




「うぉー、さっきより




もっと動くし、痛くない!」




刺激を入れた痛みで痛みを




感じなくなったのか




ちょっと疑っていたようですが




今度は、痛みもなくなり




動きもよくなり確信されたようです。




『○○さん、




身体倒れた時に




身体の打ったところから




衝撃(力)が入りますね。




そしたらそのエネルギー(力)が




抜けるところがあるんです。




身体の中である程度分散して




エネルギーは伝わりますが




だいたい入ったその反対側に




抜けていくので、




そこをケアしていけば




早くなおっていきますよ。




多くの方がエネルギーが入ったところ




痛い、壊した方しかみないので




僕は出るところをちょっと




気にして差し上げるんです。』




そんなことを説明させていただけて




○○さんは元気にお帰りになられました。




こんな感覚のよい方のお手伝いを




させていただけてよかったです。




職人さんが元気になってくださると




僕も元気をたくさんいただけます。




いつもお読みいただいて



ありがとうございます。