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筋力より小さな動きをコツコツと


猫腰痛


こんばんは




埼玉県草加市稲荷の




和久屋おひさま整体院




いーぱいせんせいです。




2023年も明日でもう終わり




なんですね。




先月はブログを忘れていました。




すみません。




そして本年終わりのブログです。





急なお客様もなく




のんびり掃除をしつつ




このブログを書いています。




当院は今日で年内の営業終了です。




年明けは4日からの営業です。




来年も今年と変わらずまたこのブログを




読んでいただけると幸いです。




「先生お願いがあるんですけど」




朝庭掃除をしていて




向こうから歩いてきたご婦人が




話しかけてきます。




よくよくみると




ご近所で来てくださった方でした。




ダウンコートを来て




シルバーカーいわゆる歩行車




手押し車のような福祉用具を




押してこられてので




全然気が付かなかったのです。




カルテを見ると三年前に




お見えになっていました。




その時は、




まだ普通に歩いておられたんですね。




去年の年末に通りでお会いした時に




そういえば杖をついておられました。




ちょうど一年経って




今度は歩行車で歩いておられて、




自分の中のその方の




以前の歩いていたイメージと




一致せずに




まったく気がつけなかったんですね。




「私歩けなくなってきちゃって」




「また見てもらえますか?」




「歩けなくなってしまうと」




そんなコトバをお聴きして




すこし気が重くなったのですが




ちょっと予定が合わず




二週間後に来院されました。




付き添いの旦那さんに




すこし介助されて




それでも、座ったり、立ったり




なんとか歩くこともできそうです。




ただ左足が思うように前にだせず




動作の度にふらふらしてしまいます。




お家の中でも




ちょっとしたことで尻もちをついたり




転んだりしてしまっていたそうです。




リハビリにも通われているようでしたが




あんまり歩くことよりは




衰えた筋力を取り戻すために




機械に乗っているという割には




改善がみられていないようでした。




この方は体重が重くないので




動くための筋力はそれほど




不足してはないと僕は感じました。




まず左右の足を




骨盤幅に広げていただいて




立っていただきます。




手を小さく前にならえの形にします。




そして肘を支点にして




手首前腕を左右同時に




上下に振ってもらいます。




腕と脚は筋肉が




相互に連動していますので




これだけで




脚の筋肉にも刺激が入り




歩行するための筋緊張が




起こります。





上下の前腕の動きを




次に同時ではなく




左右交互にしていただきます。




すると歩いていないのですが




脚には歩いているときと




同じパターンの電気信号が




通じるようになるようです。



学説などの根拠はありません。



ただ経験でそうすると



そうなります。(ならない方はあしからず)




最後に




腕はだらんとしてもらって




脚をほんの少し(数センチ)




上げる意識でその場足踏みを




していただきました。




太ももを




大きく上げる必要はありません。




身体がふらつく方であれば




壁や椅子などに手を添えて




身体を安定させて




一、二分くらいそのまま




足踏みを続けていただきます。




お客様にもそうしていただいて




最後にベッドの周りを




歩いていただきました。




あら不思議




だいぶ体幹も安定して歩行動作を




身体と脳が思い出してきたようです。




身体のふらつき、ぎこちなさが




出てきたときは




筋肉量が足りないと考えて




急に筋トレを始めるのではなく




小さな動き、小さな筋力で




できるシンプルな(単純)動きを




繰り返すことで




本来の動きを




取り戻すことができます。




小さな赤ちゃんも




立つため、歩くために




筋トレはしませんね。




毎日ゴロゴロ、くねくね、ずりずり、




小さな動きを繰り返しています。




急がば回れ




小さい事からコツコツと




きっとまた歩けるようになりますよ。




また来年このお客様に




お会いすることが楽しみです。




いつもお読みいただいて




ありがとうございます。







床ペター(開脚股割)はできたほうがいいの?


猫腰痛


こんばんは



埼玉県草加市稲荷の




和久屋おひさま整体院




いーぱいせんせいです。




8月ももう終わり




なんですね。




すみません。




毎月そんなことを




書いている気がします。




暑さを言い訳に怠けていました。




お盆中も店を開けていました。




10年近く通っていただいている




元保育士の方が来てくれました。




この方僕が長く触れすぎると




調子がおかしくなるので




施術時間を短くしてくれと




注文をつけられるかなり




身体の感覚が繊細な方です。



そんなお身体なので




変な体操とかお教えしても




身体の具合が悪くなられます。




退職された後




動かないでいるのもどうかと




自彊術(じきょうじゅつ)という




体操、いや体操でもないようで




ある決まった型の動きを




繰り返すそうです。




あやふやですみません。




あとはググってください。



普段はそこに行って




身体を動かしても




後で調子がおかしくなって




僕のところにお見えになるので、




『やりたくない動きはしないでね。』と




お伝えしていました。




ご予約のお電話では




「ん-ちょっとね。」




だけおっしゃるので




またやりすぎたのかなと




思ってお迎えしました。



いつもと違って




首が気になるとおっしゃいます。




なんとなく手首が気になるので




触れさせていただきます。




「ああ、こないだ草むしりした」




これで首の方は解決です。




「昨日夜、ふくらはぎが攣ってね。」




また違うことをおっしゃいます。




ちょっともう一度




身体全体をふぁっと




みさせていただきます。




あんまりピンときません。



『なんかいつもと違う動きしました?』




「あー、会でね。開脚できる人がいてー」




「ちょっとやらされちゃったんだ。」




『無理にですか?』




「んー、ちょっとね。」




『こんな感じ?僕身体硬いから、




床ペターとはいかないから




こうして椅子に座って




ふともも、内また、ふくらはぎ、すねと




よくさすってゆっくりして




このぐらいだよ』




「あーさするのね。




わたしやったことなかったから




ちょっと無理したのね」



本や雑誌にもよく紹介されますね。




お相撲さんやバレエ、体操の先生が




床に180°近く開脚して




上半身を前屈させて床に




身体をペターって




両手を伸ばして倒していくのね。




憧れます?




できるとなんか身体によさそう?




なんか身体の他の問題や




痛みもなくなりそうなんて感じ




しますよね。


結構お客様は潜在的能力が高いので



ある程度までできちゃったんですね。



それで無理しちゃった。



太ももの内側と膝の内側に



ちょっと痛みがあるようでしたので



ケアをしました。



僕は身体硬い方なので




全然開脚180°に開くなんて




できませんし、さらに




上半身を倒して床ペターなんて




無理です。




そして、それを無理に




できるようになる努力を




することはありません。



なぜって。




だってお客様にも




そういう素晴らしい柔軟性を




お持ちの方もいらっしゃるんですけど




痛みや身体の問題がないと思うでしょ?




いやいや




結構ね。




開脚ペターってできてもね。




他に身体の痛みや辛さを抱えている方




少なくないですよ。



だから僕は




開脚ペターの動きは奨めませんし




できなくてもいいよとお伝えします。




だって




特別な職業(相撲やバレエ)以外




日常生活で




開脚ペターの身体の形と




動きって必要ないからです。




ベットの下に入ったものを取る時




でさえ、そんな身体の動きは必要




ありません。



まあ、柔軟性をつける意味で




少しづつできるようになるのは




止めませんが、




急にそんな動きをすると




筋肉は伸張反射で防御するので




逆に硬くなってしまって




ケガを招くことがありますし、




靭帯や腱を不必要に痛めてしまい、




柔軟性を得て開脚ペターが




できるようになったのと引き換えに




長く続く痛みや辛さがつくられて




しまうこともなくはありません。




なので、特に40代50代になって




急に開脚ペターを目指すことは




止めてください。




開脚ペターを目指すくらいなら




まずはちゃんと蹲踞(そんきょ)の




動き形ができるようになれば




日常生活での股関節の正しい動きは




つかめますし、




姿勢も整っていきます。




とにかく急には止めて




少しづつゆっくりやっていきましょう。




いつもお読みいただいて




ありがとうございます。







夏の疲れをとる大切さ


猫腰痛


こんばんは



埼玉県草加市稲荷の




和久屋おひさま整体院です。




朝晩は少し過ごしやすくなってきた




関東地方です。




今日は日中夏の陽気で夕方から雨が降り、




明日は日中も少し涼しくなるようです。




ちょっと週末は夏に疲れた身体を




いたわる意識を持つといいかも




しれません。






気温の変化が大きくなってくると




身体に不調が出てくる方が増えます。




この仕事を始める前は




冬の寒い時期に




風邪が流行ったりするので




寒さで動かなくなることもあって




痛みに悩む方が多いのだと




思い込んでいました。




実際開業してみると




実は、夏の終わりころから




秋口にかけて




体調を崩されたり




痛みを訴えられる方が多いことが




わかってきました。




その原因は、




気温が急に変化して下がること




台風シーズンで




気圧の変化も激しいことも




もちろんあるかと思います。






でもそれ以上に




夏の身体の疲れ、




冷え切った身体によって




不調が引き起こされていると




僕は感じています。




今はよい時代になったので




エアコンがほとんどの家に普及し、




夏は熱中症の危険もあるので




エアコンの冷気に長時間




さらされいます。




そしてこのコロナ下です。




行動制限が解除されていますが、




まだ行動抑制されていて




以前より外出せず家で過ごす方が多いです。




人間も動物です。




動いて筋肉に血液が流れることで




筋肉は産熱(熱をつくりだし)して




身体を温めています。






あとは、




冷たい食べ物飲み物ですね。




僕は冷蔵庫の無かった時代は




知らないですが(笑)、




昔はあんまり家に冷たいもの




ジュース、アイス、ビールなど




冷たい飲み物や食べ物を家に




買い置きする習慣がありませんでした。




今は、コンビニやドラックストアが




あるおかげで、いつでもどこでもすぐに





そういったものを買ってくることが




できるようになり、




冷蔵庫に常に常備して、




食べたり飲んだりする頻度も




かなり増えているのだと思います。







エアコンの冷気で




身体は外側から冷やされ、




冷たい食べ物飲み物で




身体は内側も冷えています。




加えて




夏場湯船に浸からないで




シャワーですませてしまう方が




お客様にお伺いするのですが




けっこう多くいらっしゃいます。





そうして夏場は冷えきった身体を




温める機会が冬の寒い時期より




減ってしまうんですね。






冬場は、




服も下着も厚手のものを




着こんだり、




食べ物も暖かい鍋やおでん




温かい飲み物などで




実は身体を冷やないように




心がけていたりするんですね。




夏は暑いので短パンTシャツ




薄着で過ごしますし




それで冷えを身体にため込んで




しまうわけです。







さあ、これで




夏場に身体が冷え切っている理由




秋口に体調を崩しやすい理由が




よくわかりましたね。




あとは




対策です。




これまでにも書いたことの




くり返しになりますが、




まず、お風呂に入って




湯船に浸かって身体を




温めましょう。




お風呂上りには




裸で身体を拭くときに




大股を開いて立ったり




四股、腰割り、股割など




動かなくても運動になる




動きなどをするとよいでしょう。





お風呂のあとのビールは




とてもおいしいですが、




冷たい飲み物、食べ物




アイス、ジュース、ビールなどを




少し控えましょう。




空きっ腹のビール。




おいしいですね。




でも、一杯目は温かい飲み物や




お湯割りで内臓を冷やさないように




しましょう。




食事も夏場は内臓が疲れて




食欲が落ちている方が多いです。




無理に食事を増やすのではなく




少し減らして消化のよいものを




摂るとよいです。




あとは、身体を温める食べ物




血液を浄化させる食べ物




しょうが、にんにく、




ねぎ、たまねぎなど




ありきたりのものですが




取り入れてみてください。




僕は万年朝に




しょうが紅茶はちみつ入りを




飲んでいますが、




食養の目からも




身体を温める飲み物です。




黒糖などを入れて




汗で失ったミネラル分を




補うことも大切です。




(できるだけ砂糖は控えてください。)





あと最後は




良く寝るということです。




暑くてなかなか寝付が悪くて




寝ているようで寝ていないので




身体の疲れが抜けきっていません。




整体中にも寝てくださる方が




いらっしゃいますが、




僕の整体よりも一瞬の熟睡が




身体を一番再生させます。




寝る一、二時間前には照明を暗くして




TVやゲーム、スマホの電源を切り、




電子機器を周りに置かない状態で




寝ることをお勧めします。




一週間、ニ、三日続けるだけでも




身体の疲れの取れ方が




感じられるようになってくると思います。




感じられない場合は残念ですが、




疲れすぎです。




そんな時は整体に頼ってみてくださいね。




いつもお読みいただいて




ありがとうございます。








なおすのではなく、なおる。


猫腰痛


こんばんは



埼玉県草加市稲荷の




和久屋おひさま整体院です。




梅雨はどこに行ってしまったのか、




埼玉県は真夏の日差しでした。




暑すぎると熱中症も心配ですが、




エアコンが効きすぎて




身体が冷えてしまって




身体に不要な痛みを出すことも




あります。




エアコンは適宜使用して




お水とミネラル分を補って




温かいお風呂に入りましょう。






前回も書きましたが、




先月から二回




身体開発のセミナーを




受けてきました。




お師匠さま以外の教えを




学ぶってほんとに久しぶりで




新鮮な気持ちになりました。





いままで自分がしてきたことの




積み重ねもあったからか




自分の視点とは違う見方で




感覚で感じていたことを




理屈に落とし込んでいただける




シンプルな法則だったので




自分の中にすぐになじんで




染み込んでいく感じがあり




とてもうれしくなりました。







家に帰ってきてからも




その喜び、うれしさが続いていたので




つい、教えていただいたことを




毎日繰り返し、繰り返し




身体に落とし込むために




続けていました。




特にことの初めには




身体に変化がすごく出る




場合があるので、




僕の場合は今回




長年のしびれに大きな変化が




出てきたので




うれしさからか




いつもの自分を少し




忘れていたのかもしれません。






いつのまにか




身体が求めているのではなく




脳が「もっと!もっと!」と




言っているコトバに飲まれて




しまっていたのかもしれません。




ちょっと度を超えて




教えていただいたこと




以上のことをやりすぎて




ついつい調子に乗って




しまったんですね。






やり始めて半月くらいして



突然、




なんでもなかった右腕の力が




急に抜けて入らなくなりました。




痛みはなく、違和感がちょっとあって




動きに少し制限があるのですが、




ある動きをするときに




左腕にくらべると筋力が




約20%くらいしか




発揮できない状態になりました。







左腕のしびれはほぼなくなり




痛みもなく、動きも正常、




力もいつも通りなのに




こんどは右腕に力が入りません。




筋肉がやせてなくなった




わけではないのに




ある位置に腕を持っていこうと




すると力が入りません。







「力が入らない」ことは




今までなかったことなので




ちょっと焦ります。




いろいろ調べてみました。




でも病的な症状とは




やはりどうも違うという




ことに落ち着いてきました。




(みなさんは病院に行って




ちゃんと調べてくださいね。)







冷静にこの半月を振り返って




教えていただいたことだけではなく




その方ができる身体の動きが




僕にはできないことがありました。




よくヨガや体操をする方から




聴くことですが、





「隣の人を見て、自分ができないと




ついつい、無理して、真似しようと




して身体痛くしちゃうんだよねー。」





『あー。僕もやっちゃったなー。』





その自分ができない動きを





無理にやろうとして




ゴリゴリゴリゴリ、




繰り返していました。




『あー、あれが悪かったんだなー』




『あれだけ



 人には「直しにいったらだめだよー」と



 言っているに、



 自分を直しに行っていたよね。』




そんな反省とともに




『無理な動きが、神経を傷つけた?



 でも痛みはない?



 他の動きを余計に



 負担していた筋肉がお休みして



 使えていなかった筋肉を



 再び使えるようになるために



 準備をしている?



 運動神経の繋ぎ直しみたいなことが



 右腕でおきているのかもしれない。』





そんなことに気がついてきて




ようやく自分が落ち着いて




自分の身体と心を見つめることが





できてきました。





無理な動きはすぐに止めて




教えていただいたことも




一日おき、または




身体が望む時だけやることに





止めてみました。





さらに半月経って




制限も次第にとれてきて




左腕の力が右腕の75%まで




戻ってきました。




『あーやっぱり




人を直すことはできないし、




自分も自分(頭)で直すことは




できないから




身体の直す力(自然治癒力)に




お任せするしかないんだな』と




実感することができました。




「なおりたい、なおしたい」




そんな心のエゴを捨てて




身体に寄り添ってあげると




自然に身体は治癒力を発揮して




『なおすのではなく、なおる』




そんな奇跡の力を




ちゃんと見せてくださるのかも




しれません。





いつもお読みいただいて





ありがとうございます。












前を向いて、希望を持って(しびれの変化)


猫腰痛


こんばんは




埼玉県草加市稲荷の




和久屋おひさま整体院です。




週末は冬に逆戻りの関東地方でした。




冷たい雨で桜も散り




今日は午後から




ようやく陽が差してきて




お天道さまのありがたさを




しみじみ感じました。






街はずれの僕の院は、





暇なことが多いです。





緊急なんちゃら




まんぼうなんちゃらとやらが





出るとそれに輪をかけて





人がお見えにならない時も





あります。(笑)




近くに人は住んでいるのか





周りは空き家だらけなのか





深々と静まり返った世界を





世紀末いや、





『もう世紀末は





とっくに過ぎたよね』と





我に返ります。






そうしたら、





隣の県からバイクで





リピートの方がお見えになったり、





50m先の用水を越えた





すぐそこから






ご新規様がお見えになったり、





『ああ、世界は変わらずここにある』と





ホッとしている自分を





確認します。






この四月で




ガンで父が亡くなって10年です。




そして開業して10年目です。




父のケアを約3年、




開業して1年足らず、




それまで40年の




歪みの蓄積もあるでしょう。




突然両肩から手先への




痛みとしびれに




悩まされ続けながら




施術をしてきました。




自分が壊れているのに




人の施術をしていたなんて




ほんとは




あってはならないですね。






一年程いろいろ自分で




試行錯誤して




腕はきれいに上がるように




なりました。




おかげで、様々な体操




ストレッチを学びました。




そしてそれが自分にとっては




あまり意味がないことにも




気がつけました。




各種体操ストレッチを




否定しているわけではありません。




僕には




あっていなかったというだけです。







それでも、




いままでなかったのに




自分の身体にあるものが




残りました。




特に、朝の髭剃りで




右手でシェーバーを握り




首を上げて顎下を剃る時に




左肩から腕を通じて親指の先まで




ツーンと痺れ(しびれ)が




走るのです。




なかったのに、ある。




不思議と違和感というものは





人間はあると





何回も何回もそれを





確認したくなるもののようです。





『あー今日もあるなー』




朝一番で、脳にそれを




教育馴化していくわけですから




脳のしわに学習されていくのかも




しれません。




なかったのが普通なのに




あるのが当たり前に




なっている自分がいつの間にか




できていました。






右手で歯ブラシを持って




左側の上の奥歯を磨くときも




同様にに首を上げます。




右肩が上がると相対的に




左肩が下がります。




鏡に顔を近づけて




上半身を折ります。




この姿勢は、




頭が前に行って




バランスが崩れた状態なので




下半身側にも腰が引っ張られて




遊びがなくなり




ぎっくり腰をとても




誘発しやすい姿勢です。






下げられた左肩は




首から鎖骨の隙間を通って




腕に抜ける腕神経叢(わんしんけいそう)を




圧迫するからか




しびれの感覚がさらに強まります。




僕の場合は




ぎっくり腰の癖があるからか




腰に疲れがたまると




この時に左のおしりから




太ももをぬけて




踵うら、足底を伝い




左の親指の先まで




しびれというか




筋肉の筋が引きつるような




物理的な違和感を




感じられるようになってきました。




この感覚がわかると




各々の筋肉が




筋膜のつながりで協調運動を




しているという




アナトミートレインという概念が




理解しやすくなるかもしれません。




アナトミートレインがすべてを




網羅しているとはいえませんが。





いずれにしても




なかったものが




あるように感じられ




違和感がありました。




おかげさまで僕は




縁あって今のお師匠様に




出会うことができました。





その違和感を取って




いただけるのかと




期待していたところ




その期待は裏切られ




「自分でとれるよー」とおっしゃいます。




『いや、とれないから来てるのに』




そうこうしているうちに




今年でお師匠さまと出会って7年目




に入りました。




昨年はこの状況で一年お会いできず、




自分で自分の身体を見つめ




触れ続けることができました。




鼠径部、腹部、臀部、




下半身を中心に




恥骨、陰茎部周辺、肛門周辺なども




タブーなく触れ続けてみました。




今年に入ってから、




朝の髭剃り、歯磨き時に




しびれが和らいでいたり、




なくなっている瞬間があるのに




気がついてきました。




あるのが当たり前だったのが




なくなってきている。




不思議なことに、今度は




何度もないことを確認している




自分がいました。




こんどはないことを




教育馴化していたのでしょうか?




(感じ)ないことが




これほどありがたく




感じられるものなのかと




改めて脳に




刻みたかったのかもしれません。




それでも




この春の急な天気の変化です。




温度や気圧の変化もあります。




なのでしびれも




あったりなかったり




強かったり、弱かったり




一進一退を繰り返しています。





それでもなにより




「変化がある」というのは




本当に心を元気にして




顔を上に起こしてくれるようです。




世の中は




若年層へのワクチン接種推進や




妊婦さんへの努力義務設定など




絶望したくなる状況にありますが、




それでも僕は




人間の身体の奇跡を信じて




日々お客様に




向き合わさせていただこうと




前を向いています。




いつもお読みいただいて




ありがとうございます。
















清潔信奉、何を止めて何を足すか(母の爪の再生)


猫腰痛


埼玉県草加市稲荷の




和久屋おひさま整体院です。




穏やかな天気が続き




朝晩は冷え込みますが




春の匂いがふわっと




風に乗って感じられると




なんだか気分が




明るくなります。




TV新聞のニュースは




ほとんど見ないですが




日本を含め




世界が穏やかな時を




早く取り戻せるように




祈っています。






ここにきて




ヨーロッパ、アメリカは




次々と新型コロナウィルスへの規制を





解除撤廃し始めているようです。




一方日本は半周遅れて




まだワクチン接種を推奨しています。




ブースター接種を推奨した国々で




新規感染者数




(すべてが感染者なのかも疑わしい)




死亡者数も




抑制することができなかったことが




明らかになってきているのですから




日本もいずれ、




ワクチン接種と関係なく




感染者数は収束することでしょう。




(感染者数は無料PCR検査を止めれば減るはず)




科学的な根拠、




エビデンスといったものが




いかにも万能だと




専門家、研究者、マスコミなどは




強調しますが、




僕は一番大事なのは




自分自身の直感だと思っています。




11年前の原発事故で




そういった科学信奉、安全神話など




絶対的と思われていた答えが




実は全く




信頼のおけないもので




あったということを




目の前につきつけられたのですから




もう一度目を覚ますことが




必要なのではないかと感じています。







なぜ、欧米諸国が我先にと




規制を撤廃解除しているのか




なにか裏があるのではと




思うのですが、




日本に比べてヨーロッパは地続きです。




アメリカは混乱した国を立て直し




ロシア、中国に早急に




備えを整える必要があります。




(実は備えといいながら




ことに乗じて裏で何かを利する




動きがあり




根はつながっている




と思います。)




このウクライナ情勢で




もし戦争が拡大すれば




多くの人員(国民)を




動員しなければなりません。




軍隊、医療、インフラ技術者




警察、交通輸送など




一刻を争うことですから




ワクチン接種の有無、




インフルエンザ並みの




コロナウィルス感染で




こうした組織、人間の行動が




抑制されては




戦争の遂行が




できなくなってしまうというのが




僕の勝手な推測です。




要は、ヨーロッパ、アメリカは




ひとまずワクチンバブルを




落ち着けて、




この新型コロナ騒動から




次のフェイズへと局面を




変えるということなのでしょう。






さて、




何を書こうと思ってたか




忘れてしまいました。




そうです。




科学的というコトバを




信じすぎてはいけないと




いうことでした。




僕の母は80歳を過ぎてます。




戦後アメリカの占領政策下で




食べ物がない時代を




生きてきました。




ものがあることは素晴らしい




きれいに清潔に




洗剤、洗濯せっけんを




疑う事なく




無意識で使ってきた世代です。




汚れたふきん、雑巾が




許せないようで




以前は、安い石鹸で




ごしごしごしごし




洗っていました。




お風呂に入ってまた




せっけん、シャンプーで




自分の身体、髪の毛を





ごしごし洗います。




(あんまり好きではないようですが)




風呂から出てくると




今度は何らかの保湿クリームを




特に冬場は、買ってはつけ




また新しいのを試しては




つけるのです。




そして僕にむかって




「どうしても爪が




割れちゃうのよね」と




見せるのでした。




これがだいたい三年半くらい前の




母の左手の親指の爪の写真です。




母の爪 before







新しいのを買ってはつけ、




また買ってはつけて、




よくならないので




クリームばかりがたまります。(笑)




一方、




肌が弱く




もともとアレルギー体質の僕は




シャンプーを止め




歯磨き粉を止め




身体を洗うせっけんも




微生物が生きてる




洗浄力の弱いものを




それも最低限の使用に




抑えてきていました。




それで、なぜか




体臭も口臭も




あんまり気にならなく




なっていることに




気がつきました。




もともと柔軟剤や除菌消臭剤、




芳香剤などの匂いを嗅ぐと




気持ちが悪くなるので




使うことがありませんが、




洗濯せっけんも




極力使用をやめて




焼き塩や酢




糖蜜を極限まで薄めた溶液を




使う工夫などをすることで




衣類は柔軟剤などを使わなくても




固くゴワゴワになることもなく




生活に支障がなく




かえって




身体が楽に過ごせるように




なっていきました。






要は洗いすぎだったんですね。




それで何か身体から大切なものが




取り除かれてしまっていたと




僕は気がつきました。





それで、母には、




使用しているクリームを一つ残して




あとはすべて捨ててもらって




そこにある溶液をつけて




お風呂上り毎日




親指の爪に塗ってもらうことを




お願いしました。




その溶液だけつけても




よかったのですが、




母が受け入れやすいように




母の選んだクリームを




使ってもらいましたが、




ほんとは何のクリームでも




よく心理的なバリアを外して




続けてもらえることが




大切でした。




もちろん忘れてしまうこともあるので




度々僕が指につけて




あげていました。






そして、




こちらの写真が




先週くらいの母の爪です。



爪 after




その溶液とクリームをつけ始めて




だいたい三年半過ぎたくらいだと




思います。




爪先は割れていますが、




最初のように陥没したような




状態からは大きく変化しました。




母がしたことは




クリーム一種類と




そのある溶液です。




この溶液は




有用菌、発酵菌が溶存している




生きている酵素溶液です。




(酵素は生きているが正しいかもしれません。)



ほんの少量をクリームと一緒に




塗布しただけです。






足した方が




クリームと酵素ですが




もう一方が大切です。




そうです止めた方、




減らした方です。




母には大好きな




せっけんでごしごし




ふきんや雑巾を手洗いすることを




できるだけやめてもらったんです。




除菌、殺菌、清潔信奉。




そうした視点でいえば




せっけんで汚れをごしごし落とす




それが科学的に




一番人間にはいいんだと




テレビのCM広告教育などを通じて




僕らは観念的に植え付けられています。




清潔な環境、適切な衛生管理は




大切だと思います。




自分は掃除好きな方だとも思います。




でも、人が触れたものを触れられない、




手を洗わなければいられない、




もうそうなってくると




心理的な病理が起こり始めている




ともみられるかもしれません。




それだけ小さい頃から




繰り返し繰り返し




洗脳されて続けているわけです。




たくさん使う事で




利するのは誰ですか?




戦争で焼夷弾、原爆で



非戦闘民に多くの犠牲者を出し



焼野原で何もなくなって



小麦、脱脂粉乳、



チョコレート、キャンディー



人工甘味料、食品添加物、



洗剤、農薬、肥料、



医薬品、(抗がん剤)



各種プラスチック製品



住宅用建材・・・



ありとあらゆるところに



石油化学製品浸透してますね。



「すべてなくして自然に回帰せよ」



そんなこと言うつもりはありません。



でも戦後アレルギーやアトピーはじめ



おかしな病気(自己免疫疾患)が増えました。



今先進国の中でがんが増えているのは



日本だけです。




抗がん剤、



インフルエンザワクチンも




これだけ使ってるのは




日本だけです。




結局誰が利するのでしょう。




マスクに、アルコール消毒、




その他の除菌対策、




このコロナ騒動での対策も




そうした洗脳といっても




いいかもしれません。




話がそれました。




母の爪のことです。




結局雑巾、布巾が




キレイになるのと同時に




母の手の皮膚からは




大切な常在菌や油脂なども




はがれ取られてしまっていることも




忘れてはいけません。




だからいくらクリーム(油脂)を




いくら何度も塗っても




母の爪は再生しなかったのです。





この二年




お店の出入り、家庭、職場でも




ことあるごとに




スプレーでシュッシュ




していませんか?




僕のところにお見えになるお客様も




お仕事で必要があって




仕方なくやらなくてはならない方も




多いです。




お見えになって




手、指先があれて




ささくれ立ってしまって




悩んでいらっしゃる方も




多いです。




「荒れちゃうし、痛いんだよね。」




そうおっしゃられます。




なので僕は、




『仕方ないよね。




仕事だから。




でも手から大事なものも




なくなってしまうから




消毒した後に




こうした生きている酵素なんかを




薄めて手にスプレーしてあげると




手荒れが防げるかもしれないよ




減らしたら足してあげてね。




何にもないところに




悪いものがつくと




悪いものだけになったら




バランスが悪いから




いいものも足してあげてね。』




そうお伝えしています。




使うものはなんでもいいと思います。




特定の商品を紹介するのは嫌なので




以前お伝えした




米のとぎ汁の乳酸菌でも




いいと思います。




自分が使って




効果があると感じたものが




一番です。





昔は日本のどの家庭にも




ぬか床がありました。




お漬物は家庭の味で




買うものではなかったのです。




ぬか床は




米ぬかです。




乳酸菌が棲みついて




食材を発酵させ




うまみを出し




消化吸収しやすくして




さらに必須なミネラル分を




補うことができるのです。




生きているから




必ずお母さん、おばあさんが




(ほんとはお父さん、おじいさんも




やっていただきたいですが、




うちも母がやっています。




こないだある有名男性アナウンサーが




奥様の残したぬか床を毎日手入れ




していると話してました。)



ぬか床をかき混ぜるんですね。




するとお母さん、おばあさんの手には




乳酸菌、有用菌がたくさんです。




その手で握った握り飯は、




時間を経過して、




今度はお米を




おいしくしてくれるんですね。




だから




「お母さん、おばあちゃんの




おにぎり(料理)はおいしい」




と言われるのだと




僕はこの方の本から




学びました。


いのちをむすぶ


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衛生管理は必要だと思います。




工場とかお店は




ビニールの手袋で作った料理も




仕方ないのかもしれません。




でもね。




やりすぎるとね




カルト、教条的、




「○○すべき」で




大切なこと見失いますね。




目の前でもし職人さんが




手袋して握ったお寿司を




僕は食べたくないですね。




だから




お家くらいは、




毎日とはいわないけれど




お母さん(お父さん)が(素手で)




作った料理を




お子さんの身体のためには




食べさせてあげられたらいいですね。




科学的、エビデンス




そんなコトバばかりに囚われないで




自分が自分の身体に




何をあてがっているのか




それに気がついて




何を止めて、何を足すのか、




自分で一度




調べて考えて決めてやってみる。




僕の整体でも




操体はお稽古と説明しています。




お稽古とは




「古きことから学ぶ」という意味です。




昔の日本人がやっていたこと




できていたこと




そして今




自分たちが忘れかけていること




忘れてしまったこと




それを学んで思い出す時が




きているのかなと感じています。




今日は東北の震災、原発事故から




11年、亡くなられた方




被災された方に想いを寄せて




今を生きる自分にこの世界に




何ができるのかを




見つめています。




いつもお読みいただいて




ありがとうございます。















もうちょっと早く来てくれないかなー?(膝痛、水がたまる)


猫腰痛


こんばんは



埼玉県草加市稲荷の




和久屋おひさま整体院です。




昨日は雨から曇り肌寒く




今日は風なく穏やかな晴れ




雨と晴れが繰り返す




三寒四温の季節ですね。




冬より、温度変化があって




体調管理が難しい季節です。




寝冷えなどに注意しましょう。






移ろいゆく春は




身体のお痛みも出やすくなります。




春の活動期に向けて




身体自身も痛みを出して




ご主人様に準備を促しているように




僕は感じたりもします。




急な予約の電話もそんな時が多いです。




「すみません。




チラシみたんですけど




スマホからアクセスできなくて、




電話しました。




期限が一月末なんですけど




ずっと行きたかったんですけど




大丈夫ですか?」




そう言われるとこちらも




受けてあげないわけには




いかないですね。




『ああ、期限は大丈夫ですよ。




場所わかりますか?




わからなければ




近くから電話くだいね。』




そうお伝えして当日お待ちします。






案の定




当日時間を過ぎてもお見えになりません。




店の電話が鳴ります。




「あのー、近くまで来てるんですけど




場所がちょっとわからないんですけど」




店に一発でたどり着ける方は




なかなかいらっしゃいません。




『ああ、ちょっと僕出ますからね。




そこいらで待っていてください。』




住宅街の中でも




目立つ位置に看板出してもいないので




お客様はたいてい




通りを一本外れてお見えになり




迷ってしまいます。






車を誘導して




お客様が車から降りてくる様子。




玄関の階段を上がる様子。




靴を脱ぐ様子




をしっかり見させていただきます。




『ありゃ。これ結構大変だ』




そんな印象を僕は受け取りました。






問診票に記入していただき、




一通りお話をお聴きします。




数年前お仕事中に




脚立から落ちて顔面骨折




それ以来左肩が痛んで




腕が上がりづらい、




二年前に、




ちょっとした段差につまづいて




転んで、膝が腫れて




激痛で




週一度8か月




水を抜いてもらい




今も週に一度




湿布をもらっているが




全然よくなっている感じがなく




歩いているときに




膝が抜けるようで




心配になってきて




チラシをみてから




僕のところにずっと




来たかったとのことでした。






ベッドに座っていただいて




足指から始まって




下半身の動きをつけていただきます。




腕の上げ下げ、




背中の張りなどは




すぐに変化が出てきました。




もともと




ご両親からいただいた身体の素質が




すばらしかったのだと思います。




「あーとても身体が楽になってきた。」




そうおっしゃいます。







『じゃあ、○○さん




こんどはベッドに




仰向けで寝てくれる。』




そうして天井を見て




ベッドに寝ていただくと、




右足のつま先が




ちょっと外側に開いて




膝を伸ばしてベッドに




付けることができませんでした。




4~5センチくらいでしょうか




膝裏とベッドの間に隙間が




できています。






こうなってしまうと




なかなか一回で




どうこうできるわけでは




ありません。




人によっては




膝だけを




最初から何とかしようと




するかもしれませんが




膝は結果ですから




他の部分から弛めてあげるほうが




速いと僕は見立てます。




足、骨盤、股関節周りを




最初に弛めてあげると




膝にも動きが出やすくなります。




膝を上から片手で押さえて




もう片手は足首を持って




動きをつけてあげると




膝がゴキゴキ音を立てました。




幸いなことに




膝には腫れや熱感はなく




動かすことでの痛みは




ほとんどないようです。




『○○さん、




最初膝痛かったでしょ。




腫れて水がたまったのは




つまづいて




たぶん膝の関節が




少しずれちゃったんだよね。




だから痛みもあって




それ以上関節が傷つかないように




身体が膝に水をためて




衝撃を吸収してくれてたんだよね。




だからその時はやっぱり




お休みをして手当しなきゃだめ、




氷水当てて、熱をとって




お風呂で温めて循環をよくして




栄養と酸素を膝に送って




傷ついた組織の老廃物と




痛みの物質を流して




回収してもらうんだよ。




まあ、関節の歪み、並びも




整えてもらえればもっといいね。




そうすれば、自然と膝の水は




引いてくはずなんだ。




それを膝の状態をみないで




水だけ抜いていてもね




膝関節の位置が




正しく整ってなければね。




身体は膝に水を貯めて




膝関節を守ろうとするんだよ。




だからね。




抜いても抜いても




よくならないし、




曲がらなくなってきて




伸びなくなってきて




ひどいと変形性膝関節症って




よくお年寄りに見られる




がに股の膝みたいに




変形してきちゃうからね。』




そうお伝えすると




「えー、先生、




私全然そんなこと知らなかった。




膝の水抜くのが




当たり前と思っていた。」




この方まだ60歳前の女性でした。




僕が当たり前と思っていることは




病院では説明されず




ただ、




「水がたまったら抜きなさい」




「痛かったら湿布をしなさい」




「ヒアルロン酸を



 注射するといいですよ」




「変形したら手術です。」




そんなことを説明されて




それをそのまま信じ込んでしまって




二年も通院していたそうです。





まあ、病院の先生には




病院の先生の正解があるでしょう。




診断して、治療して




治せるのは病院の先生だけ。




僕もそれは分かっていますが、




まあ、病院の通院はしても




結果がでなくて、




よくならないのであれば




ためしに一度僕のところへ、




『もうちょっと



 早く来てくれないかなー?』




その方が




『時間とお金を




 無駄にしなくてすむのに』




説明をするたびに




なんかちょっと悲しくなる僕なのです。




もう少しで桜が咲きます。




気持ちを上げていきましょう。




いつもお読みいただいて




ありがとうございます。
















花粉症の季節ですね。


猫腰痛


こんばんは




埼玉県草加市稲荷の




和久屋おひさま整体院です。




先週末くらいから




急に、暖かくなり春の陽気を




感じられるようになりました。




木々、草花の芽も




大きくふくらんできて




あともう少しで




彩の世界を




また見せてくれます。




世界はあんまり明るいニュースは




流れていませんが、




そんなことを心待ちにしている




自分がいることに




少しほっとしています。




以前は春になると別に




気になることがありました。




僕は小学生の高学年頃から




アレルギー性鼻炎でした。




整体までの道のり




始終鼻がつまりっぱなしで、




鼻声で、




暖かい、冷たいところに




急に移動すると




鼻水がつーっと流れてきます。




だからいつも




ティッシュが手放せなかったです。




27、8歳で仕事中に





風邪の症状で倒れて




手当をしてくれた病院で




「喘息じゃないですか?」




そう言われて




身体をしっかりなおすと決めて




漢方医の先生




(影響を受けた先生方・著作)




に診てもらい始めました。




35、6歳で喘息の症状はでなくなり、




この仕事を開業して、




自分で自分の身体を




整えるようになり




左側の鼻つまりも今は




ほとんど感じられなくなりました。




(やっぱり体調が崩れると




左側がつまりやすいのは




頭蓋骨の歪みのせい




もあるかもしれません。)






アレルギー性鼻炎は、




正確には花粉症とは違いますが、




僕の場合は、目のかゆみなどは




あんまりないのですが、




やっぱり秋口、春先には




花粉や黄砂が飛ぶので、




今はほとんど症状がでませんが、




皮膚がかゆくなったり、




鼻をかむ回数が増えたり、




風邪をひくと




症状が重くなったりして




出ることがあったので





(今は風邪もほとんど





症状がでないことが多いので





気がつかないですが)





花粉症とも関係があるのかなと




思ったこともありました。






花粉症は、他のアレルギー疾患、




アトピーなどと同じく




なおりにくい国民病に




なっていますね。




この季節になると




マスク、




目薬、




飲み薬、




ゴーグルなど




いろいろな対策グッズが




ドラックストアの店頭に




並んでます。




でもどうなんでしょう。




どれも対症療法で、




それほど




効果があるとは思えません。




僕のお客様も花粉症に




悩んでおられる方が




多くいらっしゃいます。





「先生、花粉症には何が効くの?」


いつものように、




お客様は




僕がなんでも知っている




という前提です。(笑)




『もう、いいかげんにしてよー』




と言いながらも、





何かお答えするのが





僕のお仕事です。





もちろん、




整体を受けていただくと





中枢神経(脳、脊髄)と




末梢神経の疎通




(要は情報連絡ですね。)




がよくなるので




「花粉症が軽くてすんだ」





という方が増えてきます。




(なおるんじゃないです。)




だから




『整体受けてください。』




と言いたいところですが、




たぶん治るではなく、




(よくなってくる人はいます)




減感作用(花粉に反応しにくくなる)




に近いかもしれません。




なので




今お使いのお薬や治療と




整体を併用していただくと




僕はいいと思ってます。






あ、話がそれました。




それでです。




僕がこれまでお客様に




お伝えしてきた




花粉症の予防法を




ちょっと書いてみよう




と思います。






1. 悪い油を摂らない。




これは、アレルギー反応




粘膜の炎症を少なくするために




心がけていただくといいので、




花粉に対してだけではありません。




身体に摂取する油の質で




免疫反応で出てくる炎症が




抑えられます。




なので




良質の油を摂ることも大切ですが、




変な油を身体に入れないで




炎症しにくい身体にすることが




もっと大切です。





(オメガ○○、リノール酸


 

 

 オレイン酸、αリノレン酸・・・・



 

 自分で調べてみてください。)





まず、




変な油を身体に




入れないことです。




例をあげると




安い揚げ物




(おいしい



 コロッケ



 とんかつ


 

 あぶらあげ



 さつまあげ・・・)



スナック菓子、




クリーム、




チョコレート、




マーガリン、




それらを使った




パンやケーキ。




辛いかもしれませんが、




花粉症の出やすい季節に




ダイエットもかねて




少なくともひと月くらい




やめてみてください。




なにかが




変わるかもしれません。




(変わらないかもしれません。)




やるやらないは、自由です。




お菓子、ケーキは食べなくても




死ぬことはありません。






2. 砂糖(精白糖)を摂らない


これは1.に近いかもしれません。




ケーキやお菓子類に入っている




お砂糖、多いですね。




他に、清涼飲料水、




サワー、




リキュール類のお酒などにも




合成甘味料や




ぶどう糖果糖液糖など




糖類がたくさんはいってます。




特に精白した砂糖は




身体を冷やします。




そして冷たい飲み物は




内臓を冷やしてしまいます。




1.の油と




この砂糖が分子が大きいまま




炎症した腸壁から漏れて




血液に取り込まれることを




リーキーガット症候群





(腸管壁浸漏症候群)




といいます。




詳しいことは




ご自身で調べてください。





こちらの先生の本なんかはお勧めです。


「酵素」の謎??なぜ病気を防ぎ、寿命を延ばすのか(祥伝社新書314)

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簡単に書いてしまうと、




身体が冷えて荒れた腸壁から




本当は取り込まれては




いけないものが




取り込まれてしまい




血液が汚れた結果




炎症を起こしやすい身体に




なって症状が現れているのが




花粉症やアレルギーなどの




自己免疫疾患であるということです。




まあ、摂取してもいいのは、




黒砂糖、はちみつ、




メープルシロップ



くらいでしょうか。



(質にもよります。)




お医者さんなどは



「絶対砂糖類全部ダメ!」



という方もいらっしゃいますが、



僕は教条的(カルト的)に




信奉することは




良い結果をもたらさないと




感じてるので、




スナック菓子も清涼飲料水も




摂取しないわけではありません。




数か月、半年に一度くらいは




食べることもあります。




ただ病気となって




症状が現れている方は




変化が見えるまで




そうした食品飲料を




いったん止めることが




必要だとは思います。





3. 身体を温める(冷やさない)


摂取する食べ物で




身体を冷やさない。




炎症を起こさない身体を作る。




ということも大切ですが、




物理的に身体を温めることも




大切です。




シャワーではなく湯船にちゃんと




浸かって身体を温めること




をおすすめしています。




(入浴法もいろいろです。




 年配の方、高血圧の方などは



 急に熱いお風呂に入るのは危険です。




 ご自身で調べてみてください。)




今はエアコンで夏場に身体が冷えて




秋口に花粉症がひどくなる方も




いらっしゃいます。




たいていお聞きすると




お風呂でなくシャワーですませて




薄着とエアコンで冬より身体が




冷えている方が多い(特に女性)です。




あとは、




マフラーで首を冷やさない。




腹巻で腸を冷やさない。





そんな工夫もよいと思います。





でも靴下の重ね履きは




僕はお勧めしていません。




頭寒足熱といいますが、




足からエネルギーが抜けるので




合成繊維の靴下を履いたり




重ね履きをすると




エネルギーの循環が悪くなると




僕は感じています。




整体で元気になると寒くても




ある程度は靴下は履かないで




いられる方が多いです。




4. 鼻うがいをする

現状でのうがい手洗い以外の対策(コロナ対策 鼻呼吸の重要性)


僕は、鼻がつまっていたので




最初は鼻うがいをしようにも




できませんでした。(笑)




片方から入れて、もう片方から出すなんて




できませんでした。




塩水も厳しかったので、




「最初は通っている片側だけ入れて出す。」




から始めました。




それでも




むせたり、涙が出たりなかなか




辛くてやりたくなかったです。




だんだん、鼻が通るようになって、




鼻腔の中の菌叢の環境が悪いから




鼻づまりがするのかなと気がつきました。




それで、




風邪のひき始めを逃さずに




(これを逃すと効きにくいです。)




自分の作った




発酵乳酸菌液


米のとぎ汁乳酸菌発酵液を作ってみましょう。




を水で薄めて




鼻うがいをしてみました。




(個人的な経験談、感想です。




すべての人に




効果があるわけではありません。




僕は、民間療法として自分で




自分を実験台にしています。




結果がどう出るかはわかりませんので、




すべて自己責任でやってください。




するとその日の夜は




鼻から頭にかけて





とても強い痛みがして




鼻水が出続けたのですが、




いつもは鼻から喉、





そして咳へと風邪が降りて




ひどくなる症状がほとんどなく




軽い症状ですみました。




それと、




いつもは




それだけ鼻をかみ続けると




鼻の周りが




赤くただれてしまうのに、




全然ただれていないことに




気がつきました。




それ以後は、定期的に




体調が崩れそうな前に




発酵乳酸菌液を薄めて




鼻うがいをするようになりました。





最初は、





ちょっとした膿のようなものが





鼻や口から





痰のように出ていましたが





半年、一年経つうちに




それもなくなり




整体で




自分の顔面骨も整えるように





なったのもありますが、




左の鼻の通りも





ほぼ右と同じになってきました。






なので、




もともと花粉症の症状では




なかったのですが、




今鼻炎の症状はなく




服用している薬はありません。




おそらく、副鼻腔、鼻腔、上咽頭




咽頭、口腔内の菌叢のバランスが




とれていると花粉症や風邪




その他の自己免疫疾患には




かかりにくいのではないかと




僕は、感じています。




僕はお医者さまではありませんので、




効果がある、なおるとは言えません。




あくまで個人的な感想です。




あと、時間がかかり、




民間療法と馬鹿にされる方も




いらっしゃいますが、




それは、その方が別な方法を




選択すればいいだけのことなので




反論もいたしません。




ただ医師、専門家の方でも




花粉症の減感療法、




Bスポット治療など



つらい不調が続いたら慢性上咽頭炎を治しなさい

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鼻腔、口腔、上咽頭などの




環境を整えることの大切さを




伝えている方もいらっしゃいます。




これもどれが正解かは




その人で違うと思いますので




自分でお調べになるとよいと




思います。




長くなりましたが、




今日はこれでおしまいです。




花粉症がなくなって




花の季節が楽しめるといいですね。




いつもお読みいただいて




ありがとうございます。














痛みを取って喜んでるようじゃまだまだ?


なおさないし、なおせない。


猫腰痛


こんばんは



埼玉県草加市稲荷の和久屋おひさま整体院です。





冬が立ったのに暑い日だったり、





一転雨が降ったり、





11月にしては暖かいですかね。





関東地方も木々が紅葉しています。





秋が深まりそろそろ本格的な寒さも





近く冷えに注意が必要です。




身体を温める食べ物を食べましょう。






寒くなったからか




なぜか重症の方が続きます。




最近はあんまりないのですが、




久しぶりに




『あーこりゃ、無理かな。』




そんなことを療術中に思っている




自分に気がついて




まあそう思ったら結果はでないですね。




かと言って




『もう一回来ていただいたら』




みたいな




身体が変わる保証もないのに




リピートをお願いしたり




『そのままにしてはいけません。』と




お客様の側に来院を強いることに




違和感を覚えるので、




正直に




『あんまりお役に立てなくてすみません。』





『また気が向いたらご利用ください。』





敗戦宣言みたいなものですね。




まあ、お客様の側も




ある程度予想していたことなのでしょうか。




「いやいやありがとうね。」と




お帰りになられました。






『痛みをとってはいけない。』




『直してはいけない。』




『自分を役立たせない。』




まあ恰好つけていても




痛みが取りようにも取れないのですから。




言い訳もない。




でもね。




本当に必要な痛みは




すぐには取れないんですね。




なぜかって言うと




その人の身体がどうしても必要だから




身体自身を守るために出している




なおるときの痛みはとれないんです。




すみません。




やっぱり言い訳です。(笑)







でもこういうときは




僕は悪者役です。




「なんだ、何にも変わらないじゃないか!」




「やぶだな、へぼだな」




「施術代返せ!」




お客様は一言も言ってないんですが、




知らぬ間に




自分で自分のことを責めていたりします。




『それでいいんだ役立たずでいこう!』




もう一度気持ちを新たにします。






それでもね。




お客様も自分で答えを出してるんですね。




「去年坐骨神経痛と言われたんだけど




 変わらないから行くのやめて



 なんとなく痛みがなくなったら、




 今度は反対が痛くなって、




 昨日飲みに行って



 

 帰り途中で歩けなくなって、




 家でベッドから立とうとして




 急に立てなくなっちゃったんだ」





「人から頼まれると仕事断れなくてね」





「中学生の頃、膝ひどく痛めたんだよ」





「30代はぎっくり腰でひと月ほど大変だった」




「バイクで足ひかれたことある」





「車に事故で追突されたなー」





「階段から落ちて、手首突いて腕逆になった」





「でも病院通わないでなんとかなってた」





「前は、腕も後ろに組めたんだけど」





「今日もひと眠りしたらこれから夜勤なんだ」





「僕、人の二、三倍働いていると思うよ」





「バイトやパートじゃできない仕事なんだ」






『いや、そりゃね。痛いよね』




『なおってないから、休まないと』




心の中でそう思う気持ちはあるんですが、




ご本人は休めないと言ってます。




痛みが取れればまた、仕事をするでしょう。




いや、痛みが取れなくても




今日も仕事に行くと




言われてます。




『それで人に信頼されて生かされているのですね。』




僕はそう言うのがやっとでしたが、




お客様は、




なんか褒められたと思ったのか




うれしそうです。




「もう、孫が三人いるんですよ」





「今は、母と暮らしています。




 事業を起こしたばかりなので




 ちょっとこの二年立ち遅れましたが




 ようやく軌道にのってきて




 もう一つの仕事も




 来年から少しづつ減らしていこうと




 話していたところなんです。」







まあ、痛いくらい我慢すれば




湿布はれば、薬のめば、




試に整体一回受けてみようか。




いままで大丈夫だったから




そのうちなんとかなるはず。




そんな感覚でいて、




腕が動かなくなったり




手が握れなくなったり、




しびれが取れなくなったり




そんな方もたくさんみてきました。





言い方は悪いけど




すっと死ねたらいいんです。




しまいに




病気になって




歩けなくなったり




寝たきりになってしまったり




そうなると大変です。




年老いた親はどうでしょう。




お孫さんを育ててるお子さんは?




自分が人の二、三倍働いたお金なんて




すぐに底をついてしまいます。




お金だけじゃなくて家族中の




肉体的、精神的な負担は相当です。




もちろん仕事も大切です。




無理するタイミングもあるでしょう。




でも身体は一つしかありません。




自分の身体で誰に迷惑もかけて




生きているわけでもないです。




でも、その当たり前を失ったとき




だれかの面倒、世話になるときに




はじめてその当たり前のありがたさに




多くの方が気がつくことになります。






だからと言って前にも書きましたが




『一生歩けなくなりますよ。』




『もとに戻らなくなりますよ。』




僕は脅すことはしたくないんですね。




なかなか取れない痛みや病は




本人が何か気づきや学びを得ないと




なくならないようです。




逆にその境地に至ると




痛みや病に感謝の気持ちが湧いてきたり




する方もいらっしゃいます。




まあなかなかそう思えないですね。




痛いし、辛いのみんな嫌ですから。




僕はちょっと変態ですから




そうなのかもしれないですが、




『人は変えられないな』




『自分で気がつくまでは無理かな』




そんな気持ちで




車に手で脚をかかえて乗り込むお客さまを




お送りしました。






先日女優の草笛光子さんが




TV番組に出ているのを見ました。




身体を大切に扱っていらっしゃることを




お話になってましたが、




朝布団の中で目覚めてから起きるまで




いろいろやってらっしゃるルーティンがあるようで




「全部お伝えしましょうか?」と




お話になって指先から手足と触れたり、




動かしたりしてからすべては




伝えきれてませんでしたが、




『あーやっぱりやってる方はやってるなー』




『上には上がいらっしゃるなー』





『結局、誰かじゃなくて、自分なんだなー』





自分の身体のお手入れを





改めて見直そうと思いました。




『自分って素晴らしいもんだ』





そう思えないでいる人が多い中で




僕はこの仕事で




どうそれに気がついていただくか





どうしたら思い出していただけるかを





自分の療術を通して伝えたいということ





そして自分が




『身体をなおしてあげたい』





『痛みを取ってさしあげたい』





そんな気持ちを本当に忘れられた時が





仕事ができたということなのかなと





自己矛盾しているようですが、





今そう感じています。





いつもお読みいただいて





ありがとうございます。
















簡単なことからやってみよう。


猫腰痛


こんばんは



埼玉県草加市稲荷の




和久屋おひさま整体院です。




9月もあっという間に過ぎてしまいました。




穏やかな晴れの日が続いたと思っていたら




今夜明日と台風が関東地方を直撃しそうです。




台風がまた湿度と気温を高めそうですが




土曜日曜は天気が回復しそうです。




新型コロナ問題はまるで予定通りのように




終息するような感じもありますが、




これから寒くなっていく頃にはまたどうなるのかとも思います。




ひとまず、今夜明日は風雨に気をつけて過ごしましょう。






整体をしているといろいろ身体のこと、健康のことについて




聞かれることが多いものです。




操体法にも基本操法といって




誰でもできる身体の動かし方があります。




「膝倒し」「踵突き出し」




「つま先上げ」「カエル脚操法」なんかは




療術の中でも使われますし、




本や動画などでもよく伝えられている操法ですね。




本当はこれらの方法は、




一人でもある程度工夫してできるのですが、




はじめに僕がお客様にして差し上げてしまうと




それを家で自分でやってもどうも効果が感じづらいらしいのです。




変化は出ても物足りない気がするようです。







僕がやってることは自分では簡単に思うのですが、




お客様は僕がしていることを「先生がしていることは難しい」と




勝手に解釈してしまう傾向があるみたいです。




自分でもそうなのですが、




とにかく毎日自分の身体に触れて動かしていただくためには




身体の動かし方を単純化して誰にでもできる方法にして




「めんどうくさいなー」というような




心理的な抵抗が起きないように




できるだけ動きのハードルを低くすることがとても大切です。




前回のブログ

でもお伝えしましたが、




僕的にはお相撲さんのトレーニングの「腰割り」はとても簡単で




効果的だと感じるのですが、それでもまだハードルが高いと感じて




もう一段ハードルを下げた方法をお伝えしました。




これは、身体の動かし方だけではなくて、




ほかの健康にまつわることも同じだと思って




できるだけ毎日続けられることを




僕の療術の中ではお伝えしているようにしています。







それでは、簡単なことを「毎日すこしずつやってみる」




お客様によく聞かれてお答えしていることを紹介してみましょう。




※病気治療中や通院中の方は、摂取してはいけない食べ物や飲み物




負担がかかる運動などが身体に悪影響を及ぼすことがあります。




行ってみる前に前もって医師に相談して、




必ず指示に従ってください。




僕が紹介していることは、




僕自身が実際にやってよかったことを紹介しています。




ただし一般的な健康法は、必ずしも科学的に効果があることが




証明されているわけではありません。




各々自己責任で行っていただき、




勝手に病院で処方された服薬を中止したり、




身体に合わないと感じている食べ物を摂取し続けたり、




無理に身体を動かすことはしないでください。






1.頭痛がある




どんな頭痛なのかを聞き始めるといろいろありすぎて




僕もわからない症状があったりします。




基本頭の中が酸素不足だから頭の下の血管神経が密集して狭い首に




滞りがあるといけないのです。なので




「整体で首のめぐりがよくなれば」




脳内の血液の流れも改善して結構結果がでます。




整体受けてみてください。(笑)




あとは、




脳内の発痛物質やその他の物質のアンバランスなのだろうと考えて




そう食事です。




もしその方が精白糖、砂糖を摂取されているようでしたら




三日ぐらい「砂糖の摂取を止めていただく」、




または、ほかの甘味料(黒砂糖、メープルシロップ、はちみつな




ど)に変えていただきます。




もちろん、コーラ、ジュース、コーヒーに入れる砂糖ガムシロップ




なども三日ぐらい止めてもらいます。




三日というのは腸の内皮細胞の生まれ変わりがそのくらいだといわ




れているので、腸内細菌叢が変わり始めると合わせて脳内の物質も




変換すると考えてるからです。




腸内細菌叢のバランス(善玉、悪玉、日和見菌の割合)を改善する




ための食べ物もいろいろ工夫はできるのですが、




僕のこれまでの経験で一番結果がでるのは、





「砂糖の摂取を止める」です。




これまでも、「砂糖をはちみつに変える」




「覚醒系のカフェイン飲料を止める」




「ジュースなど清涼飲料水、コーヒーを止める」




だけで結構結果がすぐに出る方もいらっしゃいます。




頭痛持ちの方は、




合わせて市販の頭痛薬なども飲んでいらっしゃいますので




それを飲まなくなることでより腸内細菌叢が整ってきますので




よい循環にすぐに戻れる方も少なくありません。




まずは、三日砂糖を止めてみるところから始めてみてくださいね。






2.「鼻炎、アトピー(アレルギー)、



肌荒れ、ニキビなどができやすい」




僕自身は中学から大学生くらいまで顔中にニキビができて




大変苦しみました。




今思うと、甘いもの、清涼飲料水(スポーツドリンク、炭酸飲料)




大好きでした。浪人中は、授業が終わる度に、冷たくて甘い飲み物




飲んでばかりいました。




1.の頭痛はなかったのですが、





今思えばお腹は砂糖と冷たさで冷えていたんでしょうね。




大学に入ってからは、




部活の練習後にコンビニで菓子パンや総菜パン、お菓子など




好きに食べてました。おいしい揚げ物もありますしね。




でもそういったものの油って




どういうものを使っているかわかりません。




これも知識なので難しいことは




専門の本などを読んでみてください。




油にはいろんな種類(オリーブ、菜種、亜麻仁、えごまなどなど)




があります。と化学的にも分類がされています。




その中のある油を摂りすぎると人間の身体の中で炎症を引き起こし




やすいといわれています。(オメガなんちゃら調べてください。)




市販されている加工品やお菓子、ファストフードなどを作る際に使




われている食用油のほとんどその他、ほかにも運搬加工に便利なよ




うに加工されて作られた人工油脂、水素添加油脂、わかりやすい例




だとマーガリンですね。そうした炎症を起こしやすい油を使ってい




ると思われます。







なのでこうした症状にお悩みの方については、





「ちゃんとした油を摂取する。」




「スナック菓子、チョコレートなどの油脂をたくさん使ったもの、




 冷凍食品や市販の揚げ物を止める。」





を試してみてください。





僕自身は、亜麻仁油をサラダにかけて毎食食べます。





(この油は加熱しないでとります)





お客様でもえごま油をティースプーン一杯摂取することで、





健康診断のコルステロール値が改善した方もいらっしゃいました。





油を摂るということに「太る」と




心理的に抵抗される方もいらっしゃいますが、




よい油を摂ることが1.で書いた腸内細菌叢のバランスをよくするこ




とにつながります。




市販の調味料などに「ノンコルステロール」とか「ダイエット」な




どの表示があるものは、ちゃんとした油を使っているのかのチェッ




クも大切です。




また余談ですが、




「ノンカロリー」とか「低糖質」とかいう表示がついているも




のも糖質を合成甘味料に変えていることがありますので、できれば




無糖のもの、最悪摂るとしても砂糖が入っている(ほとんどないで




すが、果糖ブドウ糖液が多いですね。)ものを選びましょう。







3.「軟膏や湿布を貼ると肌が荒れてしまう。」


身体に痛みがあるとどうしても、手軽に使えるため




つい頼ってしまいがちですね。




ドラックストアにもたくさん品揃えされていますし、




僕も野球をしているとき、肉体労働の時には




よくお世話になりました。(ここ約5年は使ってないです。)




よく「先生、温湿布と冷湿布どちらがいいの?」と聞かれます。




でも昔ながらの生薬の湿布等でなければ、




基本的にどちらの湿布でも同じです。




市販の湿布や軟膏は、(まあ処方されるものもそうですが)




基本的に痛みが起きている箇所の神経と脳とのつながりを遮断して




痛みを感じさせなくさせているだけです。




そして痛みを感じさせないということは、血流が阻害されるので使




い続けると冷えて患部の治りが遅くなり、組織が固くなります。




使っても使ってもなおりにくいのはそうした理由です。




血流が滞ると酸素と栄養の供給がされないので当然肌荒れなどにも




つながりやすくなります。




また、痛みを感じさせなくすることで逆に動けてしまうのでかえっ




て患部の治癒を遅らせてしまうことがあるので




習慣的に使い続けることを僕はお勧めしていません。




どうしても強い痛みで眠れないなどの場合は、ずっと貼り続けるの




ではなく、二、三時間限定で使えばとお伝えしています。




ではこうした時に僕ははどうしてるかというと。




「一度水にさらした氷をポリ袋に入れて患部を適宜冷やします。」




冷たいのが嫌と言われる方については、




「温かいおしぼりをポリ袋に入れて患部を適宜温めます。」




とお伝えしています。




「じゃあどちらがいいの?」聞かれるのですが




それについては、




ご本人の感覚で嫌じゃない方をやってみてください。




です。(笑)




僕は、自分の手技で肩の治りが滞っていたときに




お師匠さまからこの氷の手当を教わって続けていますが




だいぶ調子がよくなりました。




スポーツ選手もアイシングをされますが、




そんなに大がかりなことではなくポリ袋に製氷機で作った氷数個で




大丈夫です。安いですね。





簡単な作用の仕組みは




身体に氷水を当てることで、皮膚が刺激されて脳に




「冷えてる箇所があるから、温めろ!」と指令が届きます。




人間の身体で温めるという機能は、血液で熱を届けることです。




この人間の恒常性(フィードバック機能)を利用して




患部に強制的に血液が多く送られて、酸素と栄養分が届き




二酸化炭素と老廃物、発痛物質が回収されて患部の治癒再生が




促進されるという仕組みです。




ポイントは、一度水に浸した氷を使うことです。




氷だけだと冷えすぎてしまいます。




保冷剤とかも同じで冷えすぎちゃいます。(やらないでください)




なので一度水に浸すことで冷えすぎを防ぎます。




基本的に患部に当てますが、身体に当てて気持ちのいいところ




嫌なところには当てません。これも自分の感覚に従ってください。




当て続けると次第に感覚が痛みを感じたり、なくなってきたら




別の場所に移動させます。




温める時もそうですが、




冷やす時もやけどには十分注意してください。




まだまだご紹介できることがありますが、




今日はこのへんで。




どれも簡単ですので一度お試しください。




いつもお読みいただいて




ありがとうございます。


















○○するだけというなら、僕はこれをおすすめします。


猫腰痛


こんばんは




埼玉県草加市稲荷の




和久屋おひさま整体院です。




昨日の関東地方は最高気温が30度を超えました。




一転今日は25度前後で薄曇りで過ごしやすい天気です。




でも朝晩は冷え始めましたので、




どこかで急に冷え込む時があるかもしれません。




こういう時期は腰痛持ち、ぎっくり腰の癖がある方、




普段から首痛肩こりの方も急に痛みが出て




動けなくなることがあります。




前回は、



ぎっくり腰



の予防について書きましたので




是非そちらを読んで気をつけてください。







「先生、身体に効いて、毎日簡単にできること教えてください。」




内心




『そんな都合のよい方法なんてあるわけないでしょ。』なんて




思ってしまわなくもないのですが、




世の中は




「簡単○○!」





「わかりやすい○○!」





「手間いらず○○!」





「安くて便利〇〇!」




「即効〇〇!」




なんて見出しがあふれてますもんね。




時代遅れの僕も




なんとかそれについていかなければならないようです。






これまでもお客様にお伝えしていくために




今まで体操や歩行法なども勉強したこともありました。




まずそれを自分の身体で試してみて




身体になじむか、問題がないかを確認して




お伝えするようにしていたのですが、




どうも勉強することは自分の身体にはなじまないんですね。(笑)




型や回数に落とし込まれる動きなどは僕の場合は特にだめでした。




自分の肩をよくするつもりもあって、




ストレッチや体操をしてみても




後ろ手に腕を回して左右とも手をつなげるなんてありますね。




あれもやってみて、




僕は左手を上から右手を下から回す方がやりにくいんですね。




それも苦行のように、痛いのを我慢して




ギューギューとやってました。




ある程度は柔らかくなって




手と手が付くぐらいまではいったんですね。




でも、肩の痛みや違和感は強くなるばかりでした。






ある時お師匠さまのところへうかがって意見を聞きました。




すると




「いやあ、ペットの犬や猫でも体操とかしないよねー。





 気持ちよさそうに伸びたりひっくり返ったりするけどさ。





 体操するのは動物でも人間だけだー」





と教えてくれました。




操体法でも、実は型みたいな動きがあります。




般若心経(はんにゃしんぎょう)をもじって




般若身経などと紹介されることもあります。




僕のお師匠様は、操体の結構本流(結構じゃなく本流)に




いらっしゃるのですが、




いとも簡単に




「あー僕、あれやるとね。なんかやった後具合悪くなるんだー」




なんて言っちゃったりするんですね。




そうして僕も、お釈迦様の本なんかを読んでいて身体も次第に




「苦行難行悟りにあらず」みたいな感覚になってきて




実今は、




毎日続けている身体の動きなんていうのはあんまりないんですね。



でも体調もすこぶるいいのです。



体重は10年近く気にしていないので測ってないのですが、




身体の体型も元に戻り、20代の時のデニムも今は履けています。




だからお客様にもご紹介できることがなかなかなくて




困ってきました。





でも、お客様は、




僕とは違ってまだ自分の身体への探求の入り口なので




ちょっと心に留めて探してみました。




すると見つかりました。






体操、運動、ストレッチ、否定するわけではないんですが、





そこをやってるとどうしてもやり方とか型とか回数とかに





収斂していくようでどうも自分にはあわなくて





次第に勉強の方向は、





古典芸能や武道武術の方に向かっていくようでした。





能のすり足、歌舞伎の六方なんかも動きのヒントになりました。





そうして最後にたどり着いたのは。





今夕方毎日ちょうどTVで放送してますね。





そう、相撲(すもう)です。






とは言っても相撲を実際にとるわけではありません。




相撲の動き、稽古でよく目にしますね。




そう「四股(しこ)を踏む」です。




左右交互に、股広げて片足あげて、地面について深く腰を落とす。




そんな動きです。




他にも相撲部屋で稽古中の




「股(また)割り」「てっぽう」なんかもありました。




僕もやってみました。




効くなーって体感がありました。




でもちょっとこれはふつうの運動してない方や年配の方には




ハードルが高く感じました。




それでさらに調べていくと





お相撲さんがそれを紹介している本がありました。



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そこに、「腰(こし)割り」が紹介されていました。




これも自分やってみました。





簡単でとてもいいと思ったのですが、





動きが小さくて効果が感じにくいのと





どうもこれも腰の落とし方やすねの角度など





気をつけなければならない点があり難しいので、





自分でもう一段ハードルを下げようと思いました。






すみませんここまで長かったですね。





引っ張りましたが、あんまりすごいことではないので恐縮です。





それで、僕が最近お客様にお伝えしてることです。





お風呂あがりが一番いいので





お風呂上り身体をタオルで拭くときにやってみてください。





1.左右の脚を広げて立ちます。




まあ肩幅より広くできたらいいですよね。




痛みがある方は無理に広げなくてもいいです。




そのうち広げられるようになったら広くしてください。




2.手にしたタオルで、




 少し上半身を前かがみにして

(痛みがある人は加減してください。)




足首から、(足裏からでもいいです。)ふくらはぎ、膝、太もも、




股の付け根からお尻むけて手を回し、




特に脚の内側を入念に触れてください。




終わったら今度は脚の外側へ




お尻から太もも、膝、ふくらはぎ、足首、




いけたら足裏まで触れます。




身体の水滴を取るついでにタオルで意識して拭くだけです。




これだけです。




やってることを単純に説明すると





1.できるだけ大股で立つ




2.脚の内側をタオルで意識的に触れる




だけです。ポイントは意識的に触れるということです。




足首、ふくらはぎ、膝・・・と声をかけてもいいです。





もし風呂上りが嫌なら、別に寝る前でも起きた時でもいいです。





その時はタオルじゃなくて





素手で服の上から身体をなぞるだけでいいですね。






これをお伝えするとよく




「先生これ何に効くんですか?」




と聞かれるんですが、




僕の答えは、





『やってみて、何に効くのかは自分で感じてみて』





とだけお伝えしています。





この動きというか行為についてもいろいろ説明はできるんですけど





説明すると本当は感じられることを見失うかなと





僕は感じているのであえて説明することはしません。




やってみて自分で感じたことを自分の身に落としていく




そんな経験も現代人には大切なことじゃないかな




と思ってるからです。




もし、裸の身体、




特に鼠径部や自分の性器に触れることに何か違和感が




感じられるのであれば、無理にすることはないですが、




続けていくことで、



何か自分の身体や心に変化が現れてくるかもしれません。




でも強い嫌悪感などが出てくる場合は、控えてください。




ゆっくり、少しづつ



自分のペースでやりたいときにやってみるでもいいと思います。







役に立つからやる。




効果があるからやる。




健康にいいからやる。




死にたくないからやる。





なんかそんな考え方を少しでも見直す機会にもなればいいかなと




僕は思ってます。





『役に立たなくても自分が気持ちいいならやればいいんじゃない』




ほんとは、誰かに教えられるんじゃなくて




そういう経験を自分で探していくのが




この自分という生命をいただいた意味なんじゃないのかな




涼しくなって寝る前にそんなことを考えるお彼岸です。




いつもお読みいただいて




ありがとうございます。


















この時期、ぎっくり腰に気をつけましょう。


猫腰痛


こんばんは



埼玉県草加市稲荷の




和久屋おひさま整体院です。



台風が通過中ということで




関東地方もすっきりしない天気です。



「暑さ寒さも彼岸まで」といいますが、



日中は蒸し暑く、



朝夜はすこし涼しく感じるような陽気です。



最近ちらほら急な痛みを訴えて



問い合わせが出てきました。



お彼岸を過ぎると一度は



急に冷え込みが強くなると思います。



その後には、必ずぎっくり腰、



ぎっくり首、ぎっくり背中のような



急性の筋膜性の疼痛で来院される方があります。



とっても痛くて辛いので、



できるだけそうした状態にならないように



簡単にできる対策をお伝えします。






1.お風呂に入る(身体を温める)



夏の時期は、エアコンに長時間さらされる、



冷たい食べ物飲み物のとりすぎ、



シャワーだけで済ませてお風呂に入らないなど



身体がとても冷えています。



触れると人によっては



冬場より身体が冷えていると感じる方もいらっしゃいます。



身体が冷えた状態では、筋肉が固く緊張状態にあります。



その状態で急に気温が下がると



ちょっとした無理な動作やくしゃみや咳などでも



ぎっくり腰が起こりやすくなります。



一番簡単な対処法は、身体を温めることです。



羽織るものを一枚増やしたり、下着(はらまき、ズボン下)、



Tシャツ短パンなどをちゃんとパジャマや寝巻にしたり、



寝る時足元にタオルケットをかけるなどの工夫も大切ですが、



一番てっとり早いのは、お風呂に入ることです。



入浴法はいろいろあるのでそれぞれお好きにお任せしますが、



とにかく夏場のようにシャワーだけですませないで、



湯船のお湯に身体をちゃんとつけることが大切です。






2.冷たい飲み物、冷たい食べ物を控える(お酒、たばこもね。)



夏は冷たいビールに枝豆、僕も大好きです。



どうしても暑いので食欲が落ちるので、



冷ややっこ、そうめん、



そば、冷やし中華なんかもおいしいのが夏です。



お茶やコーヒーも温かいものではなく、



ついつい冷茶、麦茶にアイスコーヒー



常温でならまだいいのですが、水も冷やして飲んでたりしますね。



お酒も、キンキンに冷やしたグラスや氷を入れたりして




毎日飲んでいると身体の感覚は冷えてすっきりするのですが、




それ以上に冷えてしまっているのが



内臓です。



内臓って実は筋肉なんですね。



身体を動かす骨格筋は



自分でコントロールできる横紋筋という筋肉です。



これに対して内臓は



意識で動かすことができない平滑筋という筋肉でできています。



心臓は自分で動かしたり止めたりできないから



わかりやすくその代表的な例です。







筋肉が冷えすぎるとどうなるでしょう?




プールや海など急に冷たい水に入ったりすれば、




心臓は麻痺を起こして正常な動きができなくなることがあります。




夜寝ていて起きるこむら返りとかはとても痛いですね。




寒さや疲労などで骨格筋が過緊張して




痙攣(けいれん)するのが攣る(つる)という状態ですが、




これと同じような状態が内臓が冷えて内臓付近の筋肉で起こると




急性の筋膜性腰痛(ぎっくり腰)と言われたりするわけです。



ぎっくり腰を繰り返し起こしたり、



慢性の腰痛持ちの方のおなかを触れると



カチカチでとても強く痛がることが多いです。



夏の終わりから秋の入り口にかけては、



毎日冷たい飲み物を飲むのを控えて、



温かいお茶などを飲むようにしましょう。



お酒も、ビールもいいですが、



焼酎のお湯割りや日本酒をお燗につけて



飲んでみてはいかがですか。



食べ物もしょうがや唐辛子を使ったりして



身体を温める食べ物を積極的にとるようにしましょう。







3.食べ過ぎない(夕食を一日でも腹6分目くらいにしてみる)



2.で温かい食べ物を摂ると書きましたが、



食べ過ぎは禁物です。



人間は活動期には、運動して活動するために



身体の全体に血液を循環して



筋肉の活動をスムーズに行えるようにします。



そして休息期には、身体のコア、そうです内臓に血液を集中して



循環させることで、食物の消化、身体のメンテナンスをスムーズに



行えるようにします。



これは、自律神経(交感神経・副交感神経)に



よって自動的に切り替えられるようになっているのですが、



自律神経のバランスが崩れた人では切り替えがうまくいかず



食物の消化や身体の修復へのスイッチが



うまく入らなくなってしまいます。



特に夏のエアコンや冷たい食べ物の摂りすぎなどで



自律神経のバランスが崩れた方は、



食べ過ぎると身体の修復のスイッチや筋肉の緊張が解けないため



急に気温が下がってくる時などに



慢性の腰痛やぎっくり腰をおこしやすくなります。



また、食べ過ぎることで腹圧が上がることでも



腰痛が起こる方もいらっしゃいます。



なんとなく腰が痛いなと思ったら腹八分目、



できるなら腹六分目を心がけて消化の負担を減らして、



身体が身体の修復をスムーズに行えるように



サポートする意識でいるとぎっくり腰の予防につながります。






今日は簡単な腰痛(ぎっくり腰)予防を紹介しました。



1.お風呂に入る



2.冷たい飲み物食べ物を控える



3.食べ過ぎない



これプラス、



たばこ、アルコールを控えることができればなおいいです。



一度ぎっくり腰が起きると



一二週間安静にしなければならなかったり



人によっては入院しなければならなくなります。



かかる費用や自分の被る痛みを考えるて比べると



楽で、簡単で、お金がかかりません。



季節の変わり目のこの時期にちょっと心がけるだけで



身体に変化が出てきて防げることかもしれません。



是非試してみてください。



いつもお読みいただいて



ありがとうございます。


















動くけどそう動かすと壊れるんだよね。


猫腰痛


こんばんは



埼玉県草加市稲荷の和久屋おひさま整体院です。



オリンピック日本メダルラッシュですね。。



始まると一斉にいろんな競技が同時に行われるので



どの競技をみればいいのか、何をやっているのか、



気がつかないで見逃してしまうこともあります。



いろいろな意見もあるようですが、



もう始まってしまってますからね。



とにかくどの選手の方々も成績というより大会、



競技ができる喜びを開放してよいお顔をされてるなという印象も



受けました。



ピークを合わせていく選手にとっては一年の延期は、悲喜こもごも



今回メダルを獲得される選手が次々出てきているのは、



制限された状態によって精神と肉体が目覚めてきたからなのかなと



感じています。







限界まで追い込むスポーツ選手、オリンピック選手の肉体、



動作、演技美しいですね。



でもそれは、必ずしも人間にとっての心地よさ、健康、快適とは



一致しないということを理解しておきたいものです。



体操の内村航平選手は、



長年の演技の疲労や無理が蓄積して痛み止めの注射を



打ちながらこのオリンピックへの練習に耐え大会出場を



決めたということを



知っている方も少なくないと思います。



道を究める、努力、切磋琢磨、艱難辛苦を乗り越える、



こうしたコトバがすぐに思い浮かぶのは、



いろいろな苦労を克服して結果をつかむことをほめたたえることが



日本人は好きなのかもしれません。



こうした辛い治療に耐えながらも練習を続けて結果を



得られるのは、小さい頃から厳しい練習を積み重ねてきた肉体だか



らともいえます。



もしオリンピックに影響を受けて



これから何かスポーツを始める方は



いきなり目標を高く設定するのではなく、



まず、楽しむところから始めてみてはと僕は感じてます。







というのも僕の所に



「先生、私ラジオ体操十何年、テレビ体操もやって、



 週二回はクラブで水泳していてね・・・・」



そんなちょっとアスリートみたいな自慢をされる方も



けっこうお見えになったりします。



『ちょっと 身体を倒して前屈してみてくれますか』



そんな僕の問いかけを待ってましたとばかり。



「どうです。手の平がぴったり床につきます!」



とさらにアピールしてくださいます。



僕は前にも書きましたが、



床に手が付くとかつかないとか



身体が柔らかいとか硬いとかを



あんまり実は重視していないんですね。



それよりその前屈の動きの中で、



どこが動いていてどこが動いていないか



どこが伸びてて、どこが伸びないか



そんなところをよく見ています。







それでも、ほめてあげないのも失礼ですね。



『○○さん。すごいですね。



 でもどこか辛い所はないですか? こことか?』



すると



「そうそう。先生、



 肩の下から腰のあたりがどうも突っ張って痛いんだよね。」



ヨガや太極拳、日舞いろんな運動体操をやられている方でも



そうとうの方でない限り、



自分の身体の動きの癖を取り切れていなかったり



またその体操やスポーツなりの独特の動きが逆に身体の偏り、



動きの癖を逆に作り出してしまっていることがあるものです。



それに気がつけずに年月を経て動きを重ねるほど



身体の歪みも蓄積してきます。



一般の方は、プロ選手と違って、



体操すること、スポーツをすること=身体にいい、健康にいい



と思われていますので、お手入れされていない方がほとんどです。



せいぜい、ストレッチや整理体操をしていれば



いいほうでしょうか。






お客様によく説明することですが、



『優秀なプロスポーツの選手はね。プレーする時間と同じくらい



 身体のケアをする時間をとってるんですよ。



 でも僕らは、彼らがプレーをしている時間しか



 見ていないでしょ。



 だから、一般の人は、



 ゴルフやっても、野球やっても、サッカーやっても



 ランニングしても、ウォーキングしても、泳いでも、



 たとえ体操をしても



 自分の身体をその後で整える、お手入れしている方なんてほとん



 どいないんですよ。



 体操だって身体を整えていると


 

 思っておられるかもしれないけれど



 人によっては、身体に合わない動きってあるんです。



 それをし続けていれば



 長年体操したたって、



 身体は整わないで歪んでいってしまうんですよ。』






そんなこと説明されたことがないから



ほとんどの方が目が点ですね。



そしてちょっと僕の療術を受けながら



身体の動きをつけていってもらいます。



ほとんどの方が初回から、人によっては三回くらいまでに、



長年悩まされていた痛みや動きづらさなど変化がでてくるので、



自分が身体によいと思っていたことが



実は身体の歪みをつくっていたことを



ちゃんと実感されます。



すると、これまで運動の強度や継続することを



誇りにしていた自分の意識に



変化が見えてこられるかたが出てきます。



運動やスポーツを楽しみながらも、



頻度を下げたり、強度を低くしたりして



自分の身体に歪みを蓄積されないように



気をつけられるようになります。



それは、その方が身体が楽で心地よいことの気持ちよさに



ちゃんと気がつけたからだと僕は思います。






『腕(手)上げてもらえますか?』



『しゃがんでもらえますか?』



『振り向いてもらえますか?』



『おへそのぞくように背中丸めてもらえますか?』



『天井見て背中そらしてもらえますか?』



『膝を抱えるようにしてお腹にちかづけてもらえますか?』



僕の療術の中では



様々な声掛けで身体に動きをつけていただきます。



でも、実はその一つ一つの動きに僕は正解って持ってないですね。



それは理想的な何か解を一つ持ってないということです。




手を上げるっていう例でいえば、



まあ上げられないから僕のところに来られるんですが



体操選手みたいに「シュッピーン」ってあげられる方もいますね。



耳にぴったり腕がついて着地したみたいに。(笑)



かと思えば、



ひじが曲がってあんまりやる気なさげにあげる方もいたり。



なんか仮面ライダーの「変ー身!」みたいに



ぐるっと横に無駄な動きをつけてあげられる方もいます。



どれがどれってさっき言ったように



僕はどれが正解ってないんですけど



どちらかというと一番最初の体操選手みたいな動きをつける方に



『そう動くんだけど、



 そう動かすと壊れる(痛みが出てくる)んだよねー』



なんて思っちゃったりもします。



解剖学の本などみているとその関節の可動域ってでてるんですね。




それを見てるとどの方もその範囲はだいたい動くようにできている


(奇形などがない場合)



それを頭に思い描いてしまうと、その動き方ができることと



生物的にそれが理想的な動きかということ考えずに



無自覚に取り入れてしまうんですね。



「そういう動きの方が、きれいに見えるから」



「そういう動きを学校や体操教室でみんな教えられたから」



「そうしないと(親に)怒られたからそうしていた」



感覚って必ずしも自分の身体の楽さ、



心地よさと結びついてないことが多いですね。



そうしてそれを続けてきた結果、



痛みや動きづらさに結びついていたなんてこと少なくないです。



「身体はそう動く、動けるけど、



 その動きが必ずしもその生体にとって正解、快とは限らない」



そんなことをオリンピック選手の素晴らしい演技、動きを見ていて



気がつかされたのでした。



でも、毎日鍛錬された肉体と研ぎ澄まされた精神が融合して



生み出される身体の動きの美しさに自分も感動させられています。



オリンピック選手方々をみられるのは幸せだなと感じています。



いつもお読みいただいてありがとうございます。









手を柔らかくつくる。


猫腰痛


こんばんは、



埼玉県草加市稲荷の和久屋おひさま整体院です。



天気予報では暑くなると言われても



ちょっと肌寒かったり、かと思うと夏のような日差しが差したり



天候が安定しないと体調崩して、




身体に痛みが出る方も多いですね。



緊急事態宣言も延長されたようで、



なんか気分的にもすっきりしないので



どうせなら梅雨を通り越して夏が来てほしいと思ったりもします。




僕の療術は、まずベッドに座るところから始まります。



急性の腰痛(ぎっくり腰)などで座っているのが厳しい方の場合は



立った状態で療術をさせていただくこともあります。



(ちゃんと座れるようになります。)



お客様がお見えになった時点で一番楽な姿勢を



とってもらうといいのですが、



そうするとだいたいの方が



「寝てやって~」になってしまいますので(笑)、



まずは、座ってその方の身体を一通り様子を見させていただくこと



にしています。





いろんな姿勢をとっていただいて、痛みや動きずらさがとれてきて



療術の終盤にさしかかるとたいていの方が仰向け



(顔を天井向けて)で脚を伸ばして寝た状態になります。



(膝を立ててる人もいます。)



多くの方が寝てるときの状態ですね。



僕は正常であれば仰向けに寝ることが普通だとお伝えしています。



横向き、うつ伏せでずーっと寝ている習慣があるのであれば、



身体のどこかにどこかに強く偏り(歪み)があるとみます。





とりあえず、僕の整体を受けていただいてるとふだんうつぶせ、



横向けで寝ている方も



だいたい仰向けで寝ることには違和感がなくなってきます。



それで療術の終わりには、仰向けになっていただいて



かみ合わせと首を見て僕の療術は終了するのです。



前は首で終わってたんですね。



だけど一度口が開けずらいという方がいらっしゃって



口、かみ合わせをみたんですね。そしてそちらを調整すると



今度は首がおかしくなってしまった。(笑)



だから今は、首、口、首って最後もう一度首を見て終わります。



ほんとはね。口を見たら足首も変わるんですね。



身体は双方向だから。



でもキリがなくなっちゃうから。



最後は首、口、首で終わりです。




そんな僕の療術の順番なんですが、



最近はたまにちょっとその後があります。



それは、仰向けの状態で、僕の両手で、



お客様の頬を挟んで包むようにします。



時間にしたら、30秒あるかないかくらいですかね。



そして、僕が触れた後にお客様自身の手で同じようにご自分の頬を



挟んで触れていただきます。



終わったらもう一度僕の手でお客様の頬にふれさせていただいて



比べていただきます。




『僕の手で触れるのと、



 お客様の手で触れるの違いがありますか?』



とお聞きします。



まあ、ほとんどの方が



「全然違う」とか



「あったかい」とか



「ぴったりしてる」とか



おっしゃっていただけます。



そうしたらこんどは



お客様の手を取って指で僕の手の平を触れていただきます。



そしてその後にご自身の手の平を自分で触れていただきます。



『どうですか?自分の手と僕の手違いがありますか?』



すると今度も



「全然違う」とか



「先生の方がすごく柔らかい」とか



おっしゃっていただけます。



女性なんかは、男性の僕の方の手が固いという先入観があるからか



とても驚かれることもありますが、



たいていの女性よりも僕の手は柔らかいです。



さすがに若い女性や小さい子に比べれば



僕の方が固いかもしれませんが



(今は、スマホーゲームの操作で若い女性の手も



 ずっと固くなってます。)



それでも僕の手はみなさんが想像するよりずっと柔らかいのです。



ただ、僕のお師匠様の手は、赤ちゃんの手のように



僕よりずっとずっと柔らかいのです。




『ね。思ってるよりずっと僕の手は柔らかいでしょ。



 僕もこれまで力仕事で仕事で手を使って酷使してきたけど



 この仕事についてからは、手も使うけどそれ以上に自分の手を



 柔らかくするようにお手入れしているんですよ。



 だからこれだけ柔らかいの。



 もともと(女性は)柔らかいのだから、みなさんもお手入れして



 お顔を触れた時の感覚が僕の手と同じくらいに感じられると


 

 ご自身で身体を触れても身体が自動的に整っていくようになる


 

 からぜひご自身で自分の手をお手入れしてくださいね。』


 

 お伝えしています。





柔らかい手になってくると、



僕の手はお客様の身体に素早く一体化できます。



一体化するとお客様の身体のどの部分に歪があって



筋肉、腱、靭帯、骨などの組織の固い、柔らかいの緊張状態が



わかるようになってきます。



すると不思議なのですが、だんだん触れなくても



なんとなくそれがわかるようになってくるようです。



それは、人間が目で見る情報や空間からも情報を



感じ取ってるからだと僕は感じています。

 



今は状況が状況なので



仰向けになってお顔を触れさせていただくときも



マスクの上から情報を読み取らなくてはなりません。



なので触れるだけではなくて



眼もこらしてできるだけその情報を感じ取ろうとする意識を持って



やっています。



柔らかい手の次は



『やわらかい眼を作ろうかな。』



そんな意識でやってる変わった整体師なのでした。



いつもお読みいただいてありがとうございます。






簡単なことをやってみる。そして続けてみる。(その2)



猫腰痛


こんにちは。



埼玉県草加市稲荷の和久屋おひさま整体院です。



今日も穏やかな晴れの日でした。



満開の桜も散り始めています。



今年の桜は早くに咲いて足早に去ろうとしてるようです。



今日で三月も終わりですね。




前回は、



簡単なことをやってみる。そして続けてみる。(リウマチのお客様)



で二つのことをお伝えしました。



今回は残りの二つをお伝えします。



あんまり簡単なんで恐縮なんですが、



なかなかその簡単なこと



みなさん結構できなかったりもするので



あえてお伝えしておきます。




一つ目は、「呼吸、息する(鼻呼吸)」



二つ目は、「ゆっくり動く」



でしたね。



そして三つ目です。



「冷やす、温める」です。



まあ、温めて、冷やしてもいいのですが



これもよく聞かれることが多いのですが、



「温湿布と冷湿布とどちらがいいですか?」



ってことではありません。



現在市販の湿布は温湿布であっても冷湿布であっても



成分にほとんど違いがありません。



昔ながらの生薬の湿布などはほとんどないので



湿布で冷やし温めるのではありません。



じゃあどうやって?




これも簡単です。



温めるのは「お風呂に入る」です。



シャワーではありません。



身体を湯船に浸けて温めることです。



入浴方法についても聞かれることがあるのですが



これもいろんな方法があるのでそれはご自身で調べて



合う方法探してください。



高温で短時間で、ヒートショックプロテインを活性化させたり



適温で長時間で副交感神経を賦活化させるなどいろんなやり方が



あるようですが、まずどんな方法でもいいのでお風呂に入って



身体を温めます。



昨今は夏にお風呂入らない人が多いのですね。



シャワーですましてしまう、でも夏場、エアコンで身体が冬場より



冷え切ってしまってる方が多いんです。



そういう方は内臓が冷え切って、



風邪をひきやすかったり、肩こりや腰痛に悩まされていたりするこ



とが多いです。



身体を温めることで、自律神経の働きがよくなって



内臓の働き、血液、体液の循環がよくなってきて



身体が元気になってくることもよくあります。



身体を温めるためにもお風呂に入る習慣をつけることが大切です。




そしたら今度は冷やすですね。



冷やす方は「氷で冷やす。」です。



ポリ袋に家庭用の製氷機で作った氷をまあ4,5個かな。



そのままだと冷えすぎちゃうので、



一度水に氷をさらします。



ポリ袋の口をしばって漏れないようにして



痛い所や気になるところに当てていきます。



感覚がなくなったり、痛くなってきたらずらします。



嫌なところは避けて、気持ちよいところを探して



当ててみてください。




皮膚に傷があったり、内臓疾患(細菌・ウィルス性の疾患など)が




ある場合は止めてください。



僕のお師匠様は、氷操体なんて言って



一番簡単にできる応急の手当として教えてくれますが、



簡単で意外と効くのでお勧めです。



身体を冷やすのが嫌とおっしゃる方もいますが、



プロスポーツ選手でも根強く利用されてますし



氷水で冷やすことで、身体の恒常性機能が働いて脳に




「身体が冷えてるから温めて」と




指令が届くと身体はその部分に血液を集めることで温度(体温)を



上げようとします。



血液を循環させることで、栄養と酸素が供給されて、




老廃物や発痛物質、二酸化炭素が回収されて身体は再生される



ようにできています。



僕自身が、手技だけで肩の痛みと手のしびれをよくしようとして



なかなか結果が出ない時に、



風呂上りに氷を当てるようになりました。



氷を当てて3年くらいになりますが、



今ではほとんどその違和感がなくなりました。




そして最後です。



これも簡単です。



「水を飲む。」です。



これも「どこの水がいいの?」とか



とく聞かれるのですが



僕自身は、水道水をフィルタータイプではない



エネルギー活性装置に通したものを飲んでますが、




ミネラルウォーターも浄水器も




日本は数数えきれないほどありますからお好みのもので、




どこの蛇口をひねっても水が飲めるのは世界広しといえど




日本くらいですから最悪水道水でもいいと思います。




ただね。たまにいらっしゃるんですが、



「先生白湯じゃだめですか?」



「先生、コーヒーやお茶でもいい?」



「先生、アルコールも水分っちゃ水分でしょ!」




なんて言われます。



これはダメです。



「水にしてください。」とお願いしてます。



白湯もいいのですが、火のエネルギーが入っているので



人によっては、リセットしないんですね。バランスが偏る。



なので白湯ばかり飲んでる方でなぜかむくみが取れない方がいらっ



しゃいます。



コーヒーやお茶、アルコールは、身体に取り入れると内臓が成分を



分解するために仕事をしなくてはならないんですね。



だからそういう意味では身体に負担になってしまうので。



特に、寝る前と朝起きたときは



お水をぜひ飲んでいただきたいんですね。



二回にわたってお伝えしてきた



「簡単なことをやってみる。そして続けてみる」でした。



どうですか?



簡単でしょ。



でもね。



なかなかこんな簡単なことでも



意識しないと続けられないんですね。



みんな、「簡単で、即効」みたいなことを求められてますから。



ちょっと結果がでるまでに時間がかかるみたいなことは



敬遠されます。



だからこそ試してもらいたいんですが、




皮膚の生まれ変わりがだいたい一か月(月の満ち欠け)くらいと



言われてますからそのくらい続けてみれたらなにか違いが



わかってくるかもしれません。



簡単であんまりお金がかからないことですから



「変わったら儲けもん」そんな心持で試してみてください。



それでは今日はここまで



お読みいただきありがとうございました。







簡単なことをやってみる。そして続けてみる。

(リウマチのお客様)


猫腰痛


こんばんは。



埼玉県草加市稲荷の和久屋おひさま整体院です。



今日はだいぶ暖かくなりました。



気温が20度近くになったみたいなので、



桜も早く咲くのかもしれません。



コロナの影響で今年も集まってお花見は難しいかもしれませんが、



毎年変わらず咲いてくれる桜



今年もきれいに咲いてくれるといいですね。




毎年変わらず咲いてくれる桜と同じように



僕は、できるだけ簡単な身体のケアの仕方を



毎回、毎回、お客様にお伝えします。



簡単すぎることばかりなので、



だいたいお客様は忘れてしまうようです。



でも忘れてしまっていても



「先生、またそれー。そんなことわかってるよ」



と言われても伝え続けます。




なぜかというと



当たり前のことって



なかなか皆さんやってるようで、実はできてないものなんです。



たいてい皆さん



「先生、そんな簡単なことでよくなるんだったら

 


 今までこんな苦しんでないし、病院も通ってないよ!」 



なんて真に受けてくださらないことも多いんですね。



それと、それができていたとしても



その当たり前で簡単なことを続けることは



もっと難しいことなんです。



だからバカの一つ覚えみたいに、



お客様がお見えになる度に毎回毎回お伝えするんです。



この当たり前で簡単なこと、



そう「僕のコトバで伝える」ってことも



僕が毎回、毎回続けてお客様に実践して見せているんですね。




そして伝えることを続けていると



たまに、



僕と似てちょっと変わった方がいらっしゃって



家に帰ってちゃんと伝えたことをやってくださったりします。



そうして次にお見えになったときに



「あの、先生にこないだ言われたことちょっと続けてみたんです。



 そうしたら、



 なんか痛みが少なくなって、



 薬を飲まないでもいられたんです。



 身体をよくするって、


 

 もしかしたらそんなに難しいことじゃないんですね。」




ほんとにうれしいことですね。



そんな時は、僕はお客様を



『○○さん、たいしたもんだねー。



 みんなそんな簡単なことだけど



 やってみるって、



 そして続けるって



 なかなかできないんですよー』



とほめるのです。



するとお客様は、次来るとき、また次来るときと



僕がお伝えしていることをまた実践して報告してくださるようにな



ります。



論より証拠と申しますけど。




まずは、



簡単なことで成功体験を積むことの大切さをここで感じます。




僕がお伝えしていることは、4つあります。



一つ目は、



呼吸です。



操体法の基本である「息食動想・環境」の



一番最初にある「息(そく)」



呼吸、息をすることですね。



生まれてから今の今まで、息が数分止まったら



人間は即、死んでしまいます。



でも誰に教えられることなく死ぬまでみんな呼吸はしてるんです。



そんなに大切なことですから



呼吸が良くできる人は長生き「ながいき(息)」しますね。



昔の人は良く分かっていてコトバにちゃんと残しているのです。



そして、僕が呼吸をするときに注意していることが一つあります。



別に何回吸ってとか、何秒かけて吐いてとか難しいことは



言いません。



「鼻(はな)で吸って、口からゆっくり吐いてくださいねー」



だけです。



ここでよくお客様に言われるのは



「センセ、私花粉症(アレルギー)で鼻づまりだからできないんで



 すよー」



まあ、仕方ないですね。



僕も12歳くらいから30歳半ばまで万年鼻づまりでしたからその気持



ちはわかります。



それでも、『難しいかもしれないけど、意識することが大切だ



よ。』とお伝えします。


人間はコトバを話せるようになったことで鼻呼吸を忘れて



逆説的な宿命で口呼吸をできるようになってしまったのです。



鼻呼吸の大切さは、昨年




現状でのうがい手洗い以外の対策(コロナ対策 鼻呼吸の重要性)



に書きました。



上咽頭の大切さについては



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鼻呼吸の大切さについては



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なんかを読んでみてくださいね。



人間は他の哺乳動物とは違いコトバを話すことができるようになっ



たので、鼻呼吸を忘れて、口呼吸をするようになってしまうと



外界から入ってくる有害なウィルスや菌を



上咽頭という部分でやっつけるということができなくなるため



鼻という自前のウィルス除去フィルターを通さずに



口呼吸で喉に素通りさせてしまうのです。



ヨガをしている方も多いですが、



ヨガは身体を無理な形にするようにも思いがちですが、



本来ヨガとは呼吸を習得することが第一義だと思ってもいいくらい



とのことです。




簡単に誰でもできること



としてお伝えしている二つ目は、



「ゆっくり動く」です。



忙しい現代社会ですから、みなさん時間に追われてます。



「先生、そんなゆっくりしてられないんだよ。」なんて



よく怒られちゃいますが、



身体をゆっくり、丁寧に動かしてあげることを意識していると



身体を一部分じゃなくて、まんべんなく均等に使えるようになって



きます。



一部分を偏って使っているとやっぱり壊れるんですね。



そして、使わないところは、使えなくなって固く萎縮していきま



す。



リハビリテーションなどでよく廃用委縮(はいよういしゅく)と説



明されることです。



太極拳、気功などでも身体をゆっくり、ゆっくり動かしますよね。



これも古来から人間はわかっていることなのだと思います。




こないだお見えになったリウマチの女性です。



膝が病気で腫れてるのと、歪みがあるので痛みが強かったです。



まずは歪みを取るためにゆっくりゆっくり動かします。



曲げても、伸ばしてもお客様は



「いでー!いでー!」と絶叫されます。



でも怖がらずに丁寧に丁寧に続けていると



痛みが少し和らいだようです。



「あんまりいでぐね。センセ?」



と言ってくださるところまできました。



病気の痛みは仕方ないとしても、



身体の歪みが取れてその痛みが減ると実感できることで



身体も心も安心してコトバが届くようになってきます。



そして続けます。



『○○さん、ちゃっちゃと動けるとうれしいけどさ。



 今は痛くてあんまり前みたいに動けないでしょ。



 身体もお休みして自分でなおろうとしているのだから、



 ちょっとゆっくり、ゆっくり動いて大事にしてあげてね。』



そうお伝えしてお帰りいただきました。





一週間経ってお見えになってお客様が



「センセ、私、前みたいに「いでー!」って家で言わなくなった



よ。



 言われた通り、「スズカニ、スズカニ、動くようにしたんだ。



 そしたら、身体痛くなくなってきたよ。



 こんな当たり前なこと今まで誰も教えてくれなかったんだ。」



と言われます。



『スズカニ、スズカニ? ああ! 静かに静かにね。』




『○○さん、たいしたもんだねー。



 みんなそんなに簡単なことがなかなかできないんだよ。



 だけどさ、



 ○○さんは、やってみて



 そして続けてみたんだね。



 ほんとたいしたもんだー。』



そう僕は褒めたのでした。




みなさん、急いで、慌てて生きることで、



実は自分で自分のことを痛めつけて壊していることがよくあるもの



です。



靴をはく時につま先を強く土間に「トントントン!」とやってみた



り、自転車からタン!と飛び降りてみたり、



手をグーにして、何か物をドンドンたたいてみたり、



前お見えになった男性で、



自分で抜けた肩を電柱で入れたなんて猛者もいたくらいです。



こんなに忙しくて時間に慌てさせられている世界だから



『たまには、身体をゆっくり動かしてみることを意識してみてくだ



さい。』



と僕はお伝えしているのです。



ちょっと長くなってきました。



お伝えすることも長くなってきましたので



残りの二つはまた今度



今日もお付き合いいただきありがとうございました。





よく動かす(働いている)ところをみていく


猫腰痛


こんにちは、



埼玉県草加市稲荷の和久屋おひさま整体院です。



もう春が立ってしまったのですね。



関東地方は穏やかに晴れて気温も上がってます。



そろそろ花粉症も気になるところですが



整体で身体を整えると花粉症も楽になる方もいらっしゃいます。




あ、いやいや



今日は花粉症のことを書こうと思ったのではありません。



僕のやってる操体法では、



お客様に気持ちよく身体を動かしてもらうことを



思い出していっていただくことで変化を出していきます。



なので、動くというのは、筋肉も大事なんですが、



筋肉をもみほぐしたりしてどうにかするというよりは、



身体の骨格、骨、ほねに目を向けているといえます。



もっとわかりやすくいうと、骨と骨のつなぎ目です。



そう関節というところが人間の動くという機能にはとても



大切な役割を果たしているところなんですね。




僕のセッション(療術)の時間では、お客様の動きを通して、



関節の動きから骨の並び(アライメント)を整える(正しい位置に



もどす)ことを



常に意識しています。



関節といっても、大きく動いて自由度の高い、肩関節や股関節から



小さな動きで多くの骨のつながりからできている足関節や手関節、



ほとんど動かない不動関節といわれる仙腸(せんちょう)関節(骨



盤の骨にある腸骨と仙骨の間にある関節です。)、




関節ではないような頭蓋骨つながり(縫合:ほうごう)も



元は分化していたのでこの縫合関節も不動関節になります。



このほか肘や膝などもよく痛みが出たりして問題になることが多い



ので肘関節、膝関節、腰も首も24個の椎骨集まりの背骨は



椎間関節からできている大切な部分ですね。




ちょっと専門的な用語ばかりでてきましたが、



要は骨と骨のつながりが関節であって



そのつながりを動かして正しい位置にいれてあげると



どうやら身体は正常な機能を果たしてくれる。



くらいにイメージしていただけるといいです。




僕のセッションの中では



お客様が最初に「腰が痛い」とか「首が痛い」とか訴えられても



最初はその部分に触れないことが良くあります。



それは、人の身体は骨格を通してつながっているので、



骨と骨のつなぎ目である関節をちゃんと見ていくと




じつはお客様が訴えている身体の痛みの辺りには実は問題がなくて



まったく他の関節が正しい位置に入っていなくて離れた箇所に痛み



を出しているケースがたくさんあったりするのです。




それでは、僕がお客様の訴える症状から身体のどの関節に



最も注意を払っているのかお伝えしますが、



みなさんはどこの関節だと思いますか?



・肩関節



・股関節



・肘関節



・膝関節



・足関節



・手関節




さて答えです。



他の先生はどうかはわかりませんが、



僕の場合はですね。



手関節と足関節なんです。



それがなぜかって言われるとちょっと説明しずらいのですが、



手と足って骨が多いんですね。



からだ全体の骨がだいたい200個ちょっとなんですが、



手関節、足関節は、手指足指の骨も含めると



片手、片足27~28個の骨から成り立っていて



全体の骨の数からみると手足だけで骨の半分くらいを占めてしまい



ます。



人間の細かくて精緻な動きを生み出すために



手足にそれだけ小さくて精密な関節(骨と骨のつながり)があると



いうことなんです。



だから単純に考えると毎日よく動く(かす)部分をちゃんと整えて



あげると身体はよくなるということなのかもしれません。



操体法では「まず足から診よ」という教えもあ



るくらいです。



なので僕は、お客様に



「どういうやり方でもいいので、



 できるだけ自分の手足にたくさん触れてあげるといいですよ。」



とセッションの中ではお伝えしています。




最後にもう一つ



僕がセッションの最後にお客様の身体でみるところ(関節)があり



ます。



そこはどこだと思いますか?



ヒントは、手関節と足関節と同じように



毎日よく動かすところです。



今度は手、足関節とは違って骨の数は多くありません。



わかりましたか?





それじゃもう一つヒントを。



「ほとんどの人が日に三回は、必ず行う時に使う関節です。」




もうわかりましたね。



そうです。




顎関節(がくかんせつ)です。




ほとんどの人が食べ物を咀嚼するときに噛みます。



噛むときに使うのがこの顎関節です。



この顎関節は、関節円盤というクッションが入った



ちょっと面白い関節ですが、難しいことはちょっと置いておいて



やっぱり使う頻度が高い関節の一つです。



人間は食べることで命をつないでいるのですから



ほとんど生きている限りは、使わないことがない日がない関節なん



です。



人によって、虫歯があったり歯並びも違うので



噛み方にも癖(片噛み、偏咀嚼)がお一人お一


人あります。



口を開けて閉じていただく動きをしていただくと口が開けにくかっ



たり(開口障害)、下あごの動きが蛇行するなどの癖もあるもので



す。放っておくとこれらは、顎関節症という病名がついてしまいま



す。



虫歯や歯並び、口腔内の病気は歯医者さんでないとなおせませんが



僕は、顎関節を正しい位置にもどしてあげることを



意識してお客様の身体に触れます。



すると、もともとのお客様が訴えていた腰や首や肩などの痛みが和



らぐことも少なくありません。



痛みが和らぐとお客様自身が、虫歯や歯並び、噛み癖が身体の他の



部分への歪をつくって痛み生み出していると気が付かれて歯もよく



しようとされることが多いので、



とてもよいことだと僕は感じています。




ということで



僕のセッションでは、



手、足



そして



顎(あご)をよく見ていくというお話でした。



今日もお読みいただきありがとうございました。



それではよい週末をお過ごしください。





美脚になるために(その3) 


体重計


こんにちは。



埼玉県草加市稲荷の和久屋おひさま整体院です。



先日書いた「美脚になるために(その2)」の続きです。



前回書いたことは、



美脚になるために



してはいけないことを



三つ紹介しました。




・つま先を内側に向けて(ハの字)立たない。



・女座り、あひる座りをしない。




・無理によい姿勢を作らない。




詳しくは前のブログ



美脚になるために(その2)



を読んでくださいね。



今日は、美脚になるために



やって欲しいことを書いてみます。



いつもの通り、



トレーニングとか体操とか難しいことは後回しで



(ほんとに僕は整体師なのかと疑われそうですが。)



誰でもできる簡単なことを紹介していきます。





1.「裸足(はだし)で立つ」(スリッパ、靴下を脱ごう)



下半身が冷える、手足先が冷える(末端冷え性)特に女の方に多い



ですが、夏の室内でもモコモコの靴下をはいている方もいらっしゃ



います。



本来、骨格が整っていれば、



手足も血流が保たれているので冷えを感じないものです。



手首、足首は特に細いので歪むと血管が圧迫されて




血流がさえぎられます。



冬でないのに、クリームを塗って保湿しているのに



手先指先の爪が割れる、皮膚が荒れてカサカサな方、



踵(かかと)の皮膚が割れる方は



手首足首の骨の並びが歪んでいることも考えられます。



普段から長時間足に合わない靴を履いて、




靴下やストッキングで圧迫されていると



次第に足指の感覚が失われて、筋肉が固くなり、



骨に付着して一体化して動かなくなってきます。



そして血流障害によって、



さらに栄養と酸素が末端まで運ばれなくなって、



冷えて、皮膚や爪が荒れるなど悪循環に陥ります。



足のどこに体重がかかっているかによって姿勢が変わりますが、



つま先側にかかりすぎていると、



足の骨格の土踏まずのアーチが崩れて



外反母趾(内反小趾)や足底腱膜炎などの足病変に



つながっていきます。



一日中裸足でいるのは難しいかもしれません。



お客様にも就寝中も靴下を履く方もいらっしゃいますが、



とりあえず、お風呂を入った後は、寝るまでの間



裸足で過ごして足指、足裏の筋肉を開放してあげてくださいと



お伝えしています。



足指は本来、まっすぐに伸びているのが



正常です。


モノをつかむように関節の位置で凸に折れ曲がっていたり


(こごみ指)、



足の小指が外側に曲がっていたり(ね指)、



足指が床と逆方向に折れて、指先が浮いている(浮き指)



のも足病変の始まりです。



根本的には姿勢のバランスを変えて足にかかる体重の受け方を



変えていく必要がありますが、



足指を一本一本ほぐしてあげるなどのセルフケアも大切です。




2.「フラットソールのヒモ靴をはく」


 (ハイヒール、サンダル、紳士靴で長時間歩かない。)



どんな靴を履いたらいいのかをよく聞かれるのですが、



足病変(外反母趾、ハンマートゥー、浮指など)がすでに起きてい



る方は、専門の医療機関、専門の靴屋さんにご相談されることを



お勧めします。



その他の方でも、


踵(かかと)の高い靴


(ハイヒール、ブーツなど)



締付けのきつい革靴(紳士靴、ブーツなど)



足との締付けがゆるく遊んでしまう靴

 


(サンダル、つっかけ、ローファーなど)



などを常時履かなければならない方は



できるだけ長時間はそうした靴は履かないようにと



お願いしています。



(すると、履く靴がなくなってしまうと言われてしまいますが)



特に女性の方などは、



ファッションの面からこうした靴をお履きになると思うのですが



そうした靴は特に長時間歩くための靴ではありません。



踵が高い靴は、履き方を間違えると踵でバランスをとれずに、



すぐにつま先側に体重が乗ってきて姿勢を崩してしまいがちです。



さらに、足が靴の中で遊んでつま先が浮いてきて浮指といった



足病変になって、足だけでなく身体のほかに異常が現れてきたり



する方もいらっしゃいます。



(頭痛、首痛、腰痛など)



男性の方でもお仕事で長時間足先の尖った締付けの強い革靴を



履かれていた方に商談の時だけそうした靴を履いて、



通勤やオフィスの中ではスニーカーを履いてもらう



ようにお勧めしたところ、



首や腰の痛みがなくなった方もたくさんいらっしゃいます。



歩き方ももちろん大切なのですが、



要は



「一時の見た目を気にして、自分の身体の辛さを取るか、



身体の心地よさを選ぶか」




だと僕は思っています。



おすすめしている靴は、



靴底に傾斜がないフラットソールで、



足の甲をしっかりホールドできるひも結びのスニーカ



です。




3.「足の爪は切らないで削る」

 


 丸く(ラウンド)でなく四角く(スクエア)に削る。



手の爪とは違い、足の爪は立った時の姿勢(バランス)にとても影



響しています。



足の爪を深爪しすぎたり、切りすぎたり、



手の指のように丸く切ることで、



爪に変形(陥入爪、巻き爪、肥厚爪)が出てきて、



足指がうまく使えなくなり



また、靴や姿勢を作りすぎる影響などで、



身体が前に倒れる前傾姿勢になると



足のつま先側でバランスをとるようになり、



指の付け根の部分で体重を支えるため、



外反母趾や指が床面から離れた浮き指になり、



さらに爪が変形したり爪白癬(爪のみずむし)などの



足病変が現れている人も少なくありません。



こうした場合は専門の医療機関での治療が必要です。



足の爪は、手の爪とは異なり、頻繁に切るものではなく、



さらに切るのではなく爪用のやすりで削るのがいいということを



僕はこちらの本で知りました。



「長生きしたいなら、足の爪は切らずに削りなさい」


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4.「足首を回す」(足関節をゆるめて整える)



足には、片足で骨が28個あります。



全体の骨が約200個ちょっとありますから、




両足で56個、全体の約1/4。25パーセント以上の数があることから




も足が重要で身体に大きな影響を及ぼしていることがわかります。



踵(かかと)の骨は、靴を履くときなどに気が付きますが、



実はこの骨の上にあり、身体を支えている距骨(きょこつ)



骨が重要だということはあまり知られていません。



距骨は、体重を足の前側(足指)、後ろ側(踵)へ重みを分散して



支えるとともに運動時に床面から伝わる力を身体(下半身)へ適切



に返して、身体のバランスを維持しています。



そのためこの距骨は、いろんな方向へずれやすいとも言えます。



操体法では「まず足から診よ」とも教えられますが、



僕もこの距骨の調整をするだけで、いろんな症状が変化することを



これまで見てきました。



それでも一般の方に、この距骨を触れてと言ってもなかなか難しい



ので、一番簡単に、距骨を整えることができるのが



「足首回し」です。



お風呂に入った時などに、片側の膝にもう片側の足をのせて、



片手は、足首をしっかりと握って固定して、



もう片方の手でつま先を持ち足をぐるぐる回します。



よく、「何回?」とか「どちら方向に?」と聞かれますが、



僕は、「気持ちよい方向に好きな回数だけ」



お願いしています。



本当は一日三回くらいできたらいいですが、お風呂に入って一日一



回でもいいですね。



もちろん、足にケガや痛みがある時は、ちゃんとお医者様にみてい



ただいて、決して痛みを我慢して無理してやらないでくださいね。



5.「理想?の歩き方」



(一部を使う歩き方ではなく、全て使って歩く)



正しい歩き方ってどういう歩き方ですかと聞かれると



「本当はただしい歩き方ってないんだよ」とお答えするのが正解か



もしれません。



それほど、この問いに対する答えは難解です。




「フォアフットウォーキング(前足歩き)」




「ヒールフットウォーキング(かかと歩き)」




「すり足歩き」など様々な歩き方が提唱されています。




僕は、どこか一部の足を意識して使うのではなく



バランスよく足のすべてを使って歩くのがいいと



お伝えしています。



まずは、普通に立っていただいて、



その状態で足指が自由に動き、上にあげられるかを確認します。



足指が動かなかったり、あがらない方は、すでに、



前足側(つま先側)に



体重がかかりすぎています。



立った状態でもうすでに、



指が上側に折れ曲がるように浮き上がっていたり、




はがきなどの厚紙が床と指の間に入ってしまうようでしたら



「浮き指」という



足病変の始まりの可能性もあります。



これもつま先側に体重がかかってしまっている証です。




どこか頭の中に「良い姿勢、正しい姿勢」というような



固定した姿勢をイメージしてしまうと、



人間は安定した姿勢(一見してよい姿勢)を作ろうとして



つま先側に体重がかかった姿勢、前傾姿勢(身体が前に傾いた姿



勢)を作り出します。




本当に理想的な状態であれば、



どんな方向へも瞬時にバランスをかえて直ぐに動きだせるように



身体はほんの少しだけゆらいだ状態で準備されています。



猫とか犬とかをイメージしてもらうといいでしょうか。



人間以外の動物は、正しい姿勢を作ろうとはしていないはずです。



人間がこのゆらいだ状態で立っているときには、



つま先が床先にちゃんと触れていて、



バランスは踵(かかと)の前くらいにあります。



これは、ちょうど太ももの骨(大腿骨)の



膝下の骨の脛骨が体重の重さを受ける辺りだからです。



ちょっとわかりにくい話になりました。



僕がお伝えする歩き方は、



・踵(かかと)から踏んで



・踝(くるぶし)と股関節を結ぶ意識して身体を運び



・つま先(足親指)に抜ける(つま先で蹴らない)



と説明しています。



特に現代人は前のめりで生きている方が多いので、



つま先側ばかりに意識が向いていて、



古来から培ってきた「踵を踏む」という感覚を



忘れてしまっています。



踵を踏む意識を取り戻すための履物として



「足半(あしなか)」履物があります。



草鞋(わらじ)の後ろ半分が無いものです。



よくつま先だけのスリッパなどがありますが、



それは、踵を床につかないでつま先立ちで使うと説明されていると



思いますが、



この足半は、踵(かかと)は床について踵側に体重がかかる感覚を



養うものです。



鼻緒を足指で挟むことで足指先の感覚を取り戻すことができるので



お勧めです。


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さて最終的にどういった歩き方が正しいということになると



職業、性別、趣味嗜好などからも諸説どれも



理屈はあるでしょうから



あんまりそうした論争には、僕は興味はありません。



歩き方もいろいろ本などを読んできましたが



主に参考にしたのは、こちらの本などです。




「間違いだらけのウォーキング」


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歩き方、立ち方などはいろいろな考えがあり、本などがあります。



そして、その歩き方を習得することはなかなか難しいのです。



なので、どの歩き方が正しいということを求めるのではなく、



自分で試してみて、心地がいい、楽なものを取り入れて



自分なりの正解を探すのが正解なのかなと僕は



感じています。



誰一人として同じ形の身体ってないですからね。



実は、自分が赤ちゃんの時に立ってから、歩きだして、



歩き方を教わるってことほとんどないと思いま



す。



習うとしたら運動会の行進くらいでしょうか。



自分が普段どんな歩き方をしているのかに意識を向けるだけでも



身体は何か変化を見せて答えてくれるかもしれません。



そうした意識が自分の身体を大切にケアすることにもつながりま


す。



自分なりの理想の歩き方を見つけていきましょう。



僕も日々、研究中です。



以上美脚になるために(その3)として



5つのことをお伝えしてきました。



今日もお読みいただきありがとうございました。





美脚になるために(その2) 



体重計


こんばんは、

埼玉県草加市稲荷の和久屋おひさま整体院です。

先日、

「美脚になるために」
という記事を書きました。

ちょっとお客様からも聞かれることが多かったので、

続きを書いてみようかと思います。



僕が見ていたTV番組で紹介されていた60代の美脚の持ち主は、

もともとまあまあ美脚だという気づきがあって、日々のお手入れから始まり

次第に美脚を作り、維持するトレーニングをされていました。

僕の考えでは、

「美脚になるには」、というか

もともと悪い生活習慣で骨格が歪んでしまっている方は(O脚、X脚、XO脚、外反母趾)

自己流でなく、専門家にみてもらってで歪みを改善する必要があると思います。






また、先天的に股関節に異常があったり、生理的な湾曲が強くい場合などは、

どうがんばってもそれ以上は無理だということもありますし、

(TVの方も下腿がねじれているので立ち方などで見え方を工夫されてました。)

僕のお客様でも(お客様の声)

先天的に半月板の奇形があり、小さい時に手術をした方は、長年その状態で生活してま

すので、完全に膝と膝がぴたっとくっつけられるところまで僕の療術ではしてあげられ

なかった方もおられます。

(お客様は、長年のお悩みが数回で改善したので喜んでおられましたが)

なので、美脚を目指すというよりは、

まずは、「自分の脚をゆがませるような悪い習慣を止める」

ことが大切だと僕は思います。

それでは、美脚から遠ざかる、その悪い習慣を紹介していきましょう。






・つま先を内側に向けて(ハの字)立ってはいけない

今でも「ぶりっ子」というコトバは通じるのかわからないですが、

立っているときに、両足の膝が付けられないからか、

無理に付けようとすると両足つま先を内側に合わせるようにして立つ癖の方が

若い子に多く見られます。

この状態は、専門的に言うと「大腿骨が内旋」=「太ももの骨が内側にねじれた状態」に

なっていて、股関節から骨盤、また下腿骨(膝からしたの骨)へもねじれの悪影響が及

んで、骨格が歪みさらに膝と膝が離れて美脚から遠のいてしまいます。

ファッションモデルさんの歩き方がいいかどうかは別として、

美しいといわれるモデルさんは決してつま先を内側にそろえて向けて立っていません。

よく見てみると、しっかりつま先を外側に向けて(逆ハの字)

外旋(がいせん)立ちをしているはずです。






・あひる座り、女座りをしない

よく僕のお客様でも女性で、

床座にあひる座り(正座から膝下下腿を左右に広げてお尻を床につける座り方)や

女座り(片側の膝下下腿を左右どちらかに広げて、もう片足をお尻の下に敷く座り方)

をしている方がいます。

特に保育士の方で多いですが、床座で、お子さんを寝付かせるときなどに習慣的にこの

座り方(女座り)をしているので骨格に歪みが増して、痛みを起こしている場合があり

ます。

こういった方は、必ずといっていいほどほとんど骨盤に歪みが生じているので、


片側だけ女座りが楽。


ブラジャーの肩紐が片側だけ落ちやすい。


スカートが歩いていると片側にずれていく。


どうしても片側だけ足を組む。



等の現象に気がついていたりします。

あひる座りも見た目が女の子っぽいとかで習慣にしている方がいるようですが、

次に紹介する習慣的な行為からその方が座り方が楽になってしまっている可能性もあり

骨盤が歪み、最終的には他の部位に痛みや動きづらさが現れたり、

美脚を崩す要因にもなっていると思われます。


・よい姿勢を無理に作っている。

「よい姿勢をしなさい!」

そう小さい頃に、親や学校で躾られすぎた方などに脚に問題が見られるのは、よくある

ことです。

「よい姿勢をしているんだからいいじゃない」と思われる方もあるかもしれませんが、

「顔を上に、胸を張り、肩を引き、腰を立てて、お尻を上げて、脚もピーンと張って」

そんなモデルさんみたいなことをやってみてください。

きっと2、3分、いや1分もしたら必ずどこか身体が痛くて止めたくなるでしょう。

モデルさんは、写真でその「美しい姿勢」を瞬間キープして切り取られているのです。

それを何時間も維持することなんて誰もできません。

人間は、行動するときには交感神経が働き、「胸をはって緊張して活動」します。

そして、休むときには副交感神経が働き「背中を丸めて、弛緩して急速」します。

ずーっと正しい姿勢を無理に作って緊張していれば、

身心とも休めず壊れてしまいます。

そういう意味では、

人間の姿勢は一つ理想的な姿勢で固定されているわけではないのです。

なので僕は、お客様には

「究極よい姿勢も悪い姿勢もないんだよ」と説明しています。


ただ女性は生物として赤ちゃんを産むためにもともと男性より、靭帯が緩く、筋肉量が

少ないので、(今は男性にもO脚、外反母趾は増えてきているようですが)

崩した姿勢を取り続ける悪習慣は避けなければならないし、

ある程度の躾は必要と僕は説明しています。

でもよい姿勢や、上に上がったおしり、引っ込んだお腹を無理に作り出そうとしている

方は、特に反り腰(骨盤が前側に回転して倒れる)になって、つま先側にバランスが偏

って立つので、先ほど紹介したように大腿骨は内側にねじれて(股関節痛)、下腿骨も

ねじれて(O脚など)、外反母趾、浮指などの足病変まで進行している方も少なくありま

せん。

「正しい(よい)姿勢を無理に作ることは止めましょう。」




今日は、「美脚になるために」の続きで三つのことを紹介してきました。


・「つま先を内側に向けて(ハの字)立ってはいけない。」


・「あひる座り、女座りをしない。」


・「正しい(よい)姿勢を無理に作ることは止めましょう。」



すべて、誰でも、いつでもどこでも簡単に意識できることですね。

ただ、今までの習慣で崩れてしまった骨格はなかなか自分では戻せないものです。

そういった時は、お近くの専門家に相談してみてください。

その時に注意するのは、


「猫背だから矯正しましょう。」


「骨盤がずれてるから矯正するために通院しましょう。」

みたいに形を無理に矯正したり、通院を促すようなところです。

僕のお客様の事例でも紹介していますが、状態にもよりますが、

人によっては一回で、まあ、平均2、3回でもある程度の変化は出るはずです。

(60点くらいの満足)もちろん先天的な奇形などによる変形は結果がでなければ、通わ

せることなくお断りしなければなりません。また、100点(完璧完全)を求められる方も

お断りさせていただきます。(外科的な処置はできませんので。)

それが、療術者の良心だと僕は思ってます。






実は僕は、療術を行う時に「よい姿勢、美脚に戻す。」とかは考えてません。

「その方が、楽な姿勢、もともとある形に戻ればいい。」そう思っています。

そして、立ち方、座り方、歩き方がその人そのものなりに自然にできるように

なってくると周りの人からも「姿勢がきれい(美しい)ね。」なんて言われる方が多い

です。

骨格が整うと、今日書きましたが、

「脚を組む」

「あひる座り、女座り」

「つま先を内側に合わせて(内また)立つ」ことは自然になくなります。

身体自身がそうした姿勢が不自然で気持ちがよくないとわかってくるからだと

僕は感じています。

なので、僕のところでは、痛みや動きずらさがなくなって自然と姿勢や体型のお悩みが

消えていくというのがいいと思ってます。形だけよくなっても、立ち方、座り方、歩き

方などが変わらず、悪習慣を続けていればまた元の状態に戻ってしまいますから。

そういった意味でも、美脚も「少しづつ、毎日」。

「美脚は一日にしてならず」ですね。

今日は、「美脚になるために」について書いてきました。

いつもお読みいただいてありがとうございます。

それではよい週末をお過ごしください。






美脚になるために(日々のお手入れの継続が一番大切です。)



画像



こんにちは。

埼玉県草加市稲荷の和久屋おひさま整体院です。

外に出たら、金木犀のいい香りが風にのって感じられました。

だんだん秋も深まりつつあるようです。

先日、TVを見ていると60歳過ぎた日本人女性が美脚で

世界的のファッションブランド他から注目されていると特集をしていました。

僕のお客様でも、最初は身体のお痛みなどでお見えになっても通われるうちに

ご自身の脚にいろいろお悩みをお持ちの方の相談を受けることも少なくありません。

男性からみると「女性は、できるだけ自分の身体を美しく見せ、保つことへの関心が

いくつになっても衰えないのだな」とその情熱に頭が下がる思いがします。

かつては、男性にはO脚や外反母趾などは少ないと言われてきましたが、今では若い男性

でも脚にお悩みをお持ちの方も増えてきているようです。




話が少しそれました。

僕が、その60歳代の美脚の女性のお話にちょっと耳をひかれたのは、

ただその脚が美しく、世界から注目されているということだけではなく、

体調を崩されて回復した40歳からその美脚を意識し始めたので、身体の状態に合わせて

ゆっくり10年、5年と段階的にトレーニングの負荷の強度を上げてこられたことと

お手入れを毎日継続されてきたということに一番感心させたからでした。

僕もお客様のお悩みにアドバイスすることが多いのですが、

実はお悩みに対して、いろいろな解決方法をお伝えすることは簡単で、

またお客様もそれを一番求められているのですが、

僕がそうした方法論より一番重点を置いてお伝えしているのは

「少しづつ毎日」です。

要は「ハードル(目標)を低くして、毎日継続すること」なんです。

実は、何かをお伝えしてやってもらうことより、

それを一時的ではなく継続させることがとても難しいことなんですね。






この方の場合は、病気をされたから、逆に自分の身体をゆっくりと

焦らず見つめなおすことができたのかもしれません。

毎日続けられるケアとしてとても印象的だったのは、

一番最初にしたケア(お手入れ)が「歯磨きの時に膝にタオルをはさむ」ことで

歯磨き=毎日のケア(身体のお手入れ)

膝タオルはさみ=辛くなくて強度が低いトレーニング

『身体のケア(お手入れ)を毎日少しづつ』継続して習慣化

することに成功されていました。

そして、脚のラインがかえって強調されてしまう黒いストッキングをほか

のカラーに変えたり


生理的に曲がっている脚のシェイプは立ち方できれいに見えるよう

に工夫するなどトレーニングや毎日のケアだけでなく

自分の脚を美脚に見せられるように多面的に日々研究され続けて、

60歳を過ぎてから注目されるようになってきたということでした。






美脚を目指すのであれば、整体も有効です。

僕でも、ある程度のO脚やX脚、外反母趾などは改善することができます。

(症状によって効果の出方は違います。)

形だけであれば、足首、膝、股関節、骨盤とみていくと

結構その場で結果が出ることも少なくないです。

でも大切なのは、実はその後なんですね。

その場で変化が出ても、その方が生活の中で、立ち方、座り方など

日々の姿勢の習慣を意識して修正することができないとまた元の状態に戻

ってしまう
ことがまた少なくないのです。

人は成果がすぐに得られても、身体のケア(お手入れ)が続けられないと、

効果がでても一時的で、そこでやめてしまってまた元の状態に戻ってしまいます。

どうしてこの方が20年以上も日々のケアを継続できたのかについても

また別な考察が必要だと思いますが、

もしかしたら結果がすぐにでないことが人を動機づけ、

最後には望みに近い結果を得られたのかもしれません。

美脚も「ローマは一日してならず」ってことですかね。






思い返すと僕が身体のケアを意識するようになったのも40歳ちょっと手前でした。

食事療法も取り入れて一時は80キロ寸前までいった体重も

いまも60キロ半ばで特別なダイエットも運動もせずに保てているのも

「少しづつ毎日」を続けているからだとは思うのですが

それが継続できている理由については、

ちょっと僕もちゃんとこれと説明できるところまでは来てません。

単純に意志の力が強い、弱いで結論づけたくないし

人の心の内をもう少し読み解いていく必要があると思っています。

でも、若さだけが絶対の美しさだとみる風潮を強く感じるこの時代ですが

お手入れを日々続けることで年を経てからも自分の求める美を追及できる

って自分自身もとても前向きになれるTV番組でした。

今日もお読みいただいてありがとうございました。






急な冷え込み ぎっくり腰 にご注意 



猫腰痛



こんにちは。

埼玉県草加市稲荷の和久屋おひさま整体院です。

関東地方もだいぶ朝晩涼しくなってきました。

先日の急な冷え込みで、ぎっくり腰一歩手前の方がお見えになりました。

8月の暑さが厳しかったので、

エアコンや冷たいものの摂りすぎで身体が冷えをため込んでいること、

この半年の新型コロナウィルスよる様々な環境変化に対応するためストレスや

外出自粛やテレワークなどによる運動不足などで

身体が過度に緊張していることに気がつかずにいることなどが原因で

例年より早く、ぎっくり腰の患者さんが出てきたのかもしれません。





では、「ぎっくり腰ってどういう症状なの?」というと

正式名称は、急性腰痛症(きゅうせいようつうしょう)

といいます。

慢性腰痛(すべり症、分離症、椎間板ヘルニア)の方でも

何度もぎっくり腰になられる方もいらっしゃいますが、

それまで腰痛がない方が、ある日突然、くしゃみや咳をしたら腰に激痛が出て

歩けなくなってしまうような、筋筋膜性の急性の腰痛が主にそう呼ばれています。

また同じように強い痛みが腰や背中にあっても、

内臓の疾患や動脈瘤破裂の前兆だったりする場合もあるので

痛みがひどい場合は自己判断せずに医療機関で診てもらうことも大切です。

一度ぎっくり腰になると特に季節の変わり目の気温の変化が大きい時に

嘘みたいなちょっとした動き(ちょっと荷物を持つ、顔を洗うためにかがむ)

人によってはくしゃみ、咳などでも起こることがあります。

また、その症状になると程度にもよりますが、

強い痛みがおさまるまで動くことができず、一定期間(数日から一週間程度)

安静にしていなければならなくなってしまいます。

これは、身体が骨格の歪みを防ぐために、腰周辺の筋肉全体が

(背中、おなか、お尻、下肢も含めて)

強く緊張して固く収縮するため(防御収縮)、傷ついて強い痛みと

熱を出す(炎症)ため、それが治癒していくために時間がかかるからです。

なんとなく予兆がある時(「腰が重いなー」とか「なんかピリッとした痛みがある」)

初期の段階であれば整体でもある程度対応ができるのですが、

動けないくらいに炎症が起きてしまうと

安静(REST)

冷却(ICING)

圧迫(COMPRESSION)

挙上(ELEVETION)

RICE(ライス)処置が有効と言われていますが、

治癒まで、ある程度の期間(数日~数週間)かかってしまうことになります。


自分もぎっくり腰を何度も経験しているのでわかるのですが、

一番大切なのは、ぎっくり腰になってしまう前に気がついて

(気がつけないからやっかいで「びっくり腰」ともいうのですが)

とにかくぎっくり腰にならないようにすることが一番大切です。

今日は、ぎっくり腰にならない簡単な対策法を以下にご紹介していきます。





1.身体を温める

緊張で固くなった身体、エアコンや冷たい食べ物飲み物の摂りすぎで冷えた身体は

血液、体液の循環が悪くなってます。物理的に温めてあげることが一番大切です。

まずはお風呂に入って身体を温めましょう。

夏の時期はお風呂でなくてシャワーで済ませている方も多いです。

しっかり湯船に使って身体を温めます。

交代浴(冷たい、温かいお風呂に交互に入る)ことも自律神経のバランスを整えるので

有効です。ご家庭で難しいのであれば、末端部(手足)をシャワーなどで冷やす、湯船

に入るのを繰り返すだけでもいいです。

お近くの銭湯や温泉施設に行って大きい湯船に入るのもリラックスできてよいですね。


また、腰痛の方は、意外と痛みのある腰ではなく、

お腹側の筋肉が固くなってしまっている場合が多いです。

レンジでぬれたタオルをしぼって温めたホットタオルや湯たんぽなどでおなかを温めて

あげることもとても有効です。(低温やけどに注意してください。)

そして、お腹から下半身が冷えているのには意外と気がつかないも

のです。夏の間は、Tシャツに短パンで寝ていた方も、パジャマに変えたり、日中もズボ

ン下、猿股(タイツ、レギンス、ステテコなど)を履くのもとてもいいと思います。

朝晩は急に冷え込むことがあるので、足元に一枚布団をかけておくのもよいでしょう。





2.内臓を休める(食事の量を減らす、冷たいものではなく温かいものを摂る)

慢性腰痛などの方にも、お伝えすることもありますが、

腹圧が高まると腰痛の痛みが増すことが知られています。

夏場で冷えた内臓を回復させるために食事の量を減らして(腹八分目)

満腹をさけることで痛みを和らげたり防ぐことができます。

また内臓を休ませることで消化吸収への負担が減り、

身体全身の再生が促されるので、身体のこわばり緊張が緩和されてきます。


夏場の食べ物や特に冷えた飲み物(ビール、サワー、ジュース)は

身体を冷やしています。

冷たい食べ物、飲み物を控えることも大切です。

温かい飲み物(お茶、白湯、お酒も熱燗やお湯割りで)を飲む

身体を温める食材を摂る(しょうが、根菜類、唐辛子など)工夫をしてみてください。




3.呼吸を意識する(深呼吸)

身体の緊張、弛緩、オンオフをつかさどる自律神経(交感・副交感神経)のバランスが

崩れることで、内臓の働きや睡眠の質が落ちて身体に疲労がたまって腰痛が起こりやす

い状態が作られます。

自分で自律神経のバランスを整えられる一番簡単な方法が

呼吸です。

朝、昼、晩の3回くらい 二、三分間、自分の呼吸に意識を向けて

どんな方法でもよいので深呼吸をする習慣を身につけることをお勧めします。

特別な運動をしなくても身体が温まり、緊張がほどけてくるようになります。



以上、ぎっくり腰にならない簡単な予防法を3つ紹介しました。

是非試してみてください。

ちょっと腰に違和感や痛みを感じたら重いぎっくり腰になる前に整体を受けるのも

とても効果的な予防法です。

もし違和感を現在感じられるようでしたら一度早めに試してみてください。

それでは今日はここまで。

お読みいただきありがとうございました。







テレワーク太りの解決法 その4


体重計


こんばんは。

埼玉県草加市稲荷の和久屋おひさま整体院です。

前回は、


テレワーク太りの解決法 (その3)


「急激なダイエット(食事制限)や運動では、かえって痩せにくくなる」

ということを説明しました。


今回は、食べ方について書いてみようと思います。

何を食べるかについては、各々好き嫌いやライフスタイルの違いがありますから

「食べたいものを食べられない」

「食べたくないものを食べる」

ストレスの方がよくないもの僕は思っていますので、

まず、食べる時に心がけてみるとよいことについて書いてみようと思います。

こんな点を心がけるだけで、痩せるとはいかないまでも、

太らないようにはなっていけるかもしれません。







1.食べる場所を決めて食べる。


おかしなことを書いていると思われるかもしれませんが、

忙しい方、一人暮らしの方、若い方などは、スーパーコンビニのパック総菜などを

そのまま食べたり、フライパンやなべで作った即席めんなどもそのままキッチンで

すすってしまう方もいらっしゃるかもしれません。

面倒を省いていくとどんどんどんどん食事の時間が短くなっていきます。

自宅でテレワークなどの方は、

つい仕事の部屋のデスクで食べてしてしまったりしれませんか?

やっぱり食事の場をつくることが大切です。

食事の場について、落ち着くことで、

身体も自然にリラックスして消化吸収モードへと切り替わりやすくなるのです。





2.食器に移して食べる。


これも1.の続きにもなりますが、食事の前の準備ですね。

きれいな食器、お気に入りの食器。

たまにはランチョンマットや箸置きも変えて普段の食事でも準備をすることによって

より気分を高めて、おいしく感じながらいただくことを演出することが大切です。

食事は、そのものだけではなく、周りのふいんきを大切にすることで

食べ物がより身になる食事へと変化すると僕は感じています。

忙しいのは分かっていますがちょっと一工夫してみましょう。


3.できるだけ同じ時間に食べる。(20時以降は食べない。)


僕は、家で仕事をするようになって10時と3時のおやつをいただくようになりました。

それでも体重、体型にここ7年大きな変動はありません。

(体重はほとんど計ってませんが)

朝は7時、昼は13時。夜も19時。お客様が入ると朝昼食を抜くことはありますが、

内臓を休ませ、身体の再生を促進させるため、

基本20時以降は水以外摂りません。

(アルコール、お茶も抜きます。)





これもお仕事などから難しい方がいらっしゃるかもしれませんが、

一食でもいいので定時を決められるといいと思います。

定時に食事をとると内臓の働きにもリズムがつくられて、その時に消化吸収が最もでき

るような状態になってきます。それに対して、ながら食べ、カウチポテトなど、だらだ

ら食べ続けることは(たまにはいいのかもしれませんが)

カラダ、内臓自体を休めて再生する時間がなくなりますのでお勧めできません。


4.できるだけ生のもの、活きているもの、旬のものを食べる。


実は加熱食を摂っているのは人間と

愛玩動物(家畜)などだけなんですね。

「生きた食べ物って何なの?」

「生の食べ物って、生肉?刺身?野菜?フルーツ?」

よく質問されます。

僕自身は今は、焼肉も焼き魚も他の加熱食も適当に食べます。中華料理などは加熱食ば

かりですが、それだから単純に病気になるのではないという考えに変わってきたので

そこら辺のお話は、

酵素、発酵のお話につながり長くなるので、

こちらの本などを参考にしてください。

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また、余談ですが加熱食だけではなく、レトルト食品、冷凍食品などの加工品、

調味料もミネラル分などの除去された砂糖、食塩などにも気をつけることが大切です。

本醸造のお酒、醤油や味噌、漬物、家庭のぬか床などのお漬物などは、

完成した後も生きている食品、発酵食品です。


5.一口を小さいサイズに分けて食べる。

自分が食べる時に食べるものを小分けに取って食べることもそのうちに入りますが、

食物を小さくすることによって、噛みやすくなって、食べ物と唾液が良く混ざり消化が

しやすくなります。

また、精神的効用として、自分のものを取り分けて人のお皿に分けてあげたり、

スプーンで口移しにしてあげる

(「あーんして」ってやつですね。ちょっと恥ずかしいですが)と

人は脳のある部分が活性化されて、幸福感を感じるらしいです。

これも余談ですが、アンパンマンが幼児に絶大なる人気がある理由は自分の身(パン)

を分けて助けるところが何かの快を子供たちに感じさせているのかもしれません。


食事は自分がおいしいものを食べるという幸せ感を味わうことなのですが、

古くから、狩猟の獲物を分かち合ったり、秋の収穫をお祭りなどで

皆で分かち合って喜び合うなど単に栄養を得るというだけでなく、

精神的な側面から幸福を味わえる祭司的な要素を含んだ重要な儀式だともいえます。


6.「おいしい」などコトバに表現をして食べる。

男の方は、おいしいとつい黙ってもぐもぐ

あっという間に食べてしまったりもしますが、

(もちろんおいしいから食べちゃんうんですが)

できれば、

「彩(いろどり)がいいね。」

「器、盛り付けがきれいだね。」

「食材の色がきれいで新鮮そうだね。」

「豪華だね。」

まあ、家で食レポでもないんで「やってられるかい!」って方も多いと思いますが

最低でも

「おいしそうだね。」「おいしいね。」

と言う習慣はつけた方が、同じものを食べても身体に滞留しないでエネルギーに

ちゃんと変換できるように、僕は感じています。

あと無理に「おいしいね。」という必要もないですが、

「まずいね。」も控えた方がよいですね。





7.よく噛んで食べる。

王道でよく言われることですね。

「最低でも30回噛んで食べなさい。」みたいに言われますが、

僕はあんまり食事をそういう行にしたくはないので

「ゆっくり噛んで食べるのを意識してください。」とお伝えしています。

噛むことで食物が小さく消化吸収しやすくなるだけでなく、よく噛むことで

唾液(消化酵素)が唾液腺からよく出てきて、

食物と混ざって胃に入る前に初期消化が進みます。

消化は、胃から始まるのではなく口から始まっているということを

是非知ってください。






8.たまに目をつぶって、味わって食べてみる。

食事の終わりでちょっと飽きたかなと思ったりする時にやってみたりするのですが、

口に食べ物を入れて、噛んで、飲み込むまで目をつぶってみます。

すると不思議なことにちょっといままでと味わいが変わったりも感じたりします。

勘違いかもしれませんが、視覚がさえぎられることによって

より味覚が鋭敏になるようです。

苦手なモノでも細かくしたり、形を変えることによって食べられるようになることも

同じようなことなのかもしれません。

結構視覚(みかけ)によってバイアス(偏り)

をかけられていて好き嫌いがあるものもあるかもしれません。


以上1から8までざーっと書いてきました。

ごく当たり前のことなので拍子抜けしたかもしれません。

僕は難しいことだと長続きしないので簡単で手軽にできる方法をお伝えしています。

今日お伝えしたことの何か一つからでも始めてみて

カラダに変化がでてくるといいですね。

「ちょっとづつ毎日」がキーワードです。

テレワーク太りからダイエットをテーマに書いてきました。

ひとまずここで終わりたいと思います。

読んでいただきありがとうございました。







テレワーク太りの解決法 その3


体重計


こんばんは。

埼玉県草加市稲荷の和久屋おひさま整体院です。

前回は、


テレワーク太りの解決法 (その2)


ダイエットしたいということから

「本当に望んでるのは、体重を減らすことではなくて体型を変えることかもしれない」

ということを書いてみました。


今回は、なぜダイエット(食事制限や運動など)、特に急激なダイエットが

身体をかえって痩せない身体にしてしまうのか書いてみようと思います。






若い時は、結構過激なダイエット方法を取ってしまうこともありますよね。

何かだけを食べたり、日に何食か抜いてみたり。

それだけでも様々なダイエット法が頭に浮かんでくるかもしれません。

その時はけっこう結果が出てしまったりするんですよね。

食事制限じゃなくて、運動もそうですね。



特に20代くらいまでは、

カラダの代謝(再生)が盛んですし、体内で作られる酵素の絶対量が多い

ですから、なんとなく選んだ方法で結果がでてしまう事が多いので、

それで痩せたのだと勘違いしてしまう方がおられるのだと思います。

そういう僕も若い時はそうだったのですが、

何を食べても、運動をしなくても全然太らないのは(個人差はあります。)

それは、体内で作られる酵素量が多いので、

消化にいくら酵素を消化酵素として利用しても、余った分を代謝酵素として

十分にカラダの修復再生分へ使えて補えているからです。

ここらへんのお話はこちらの本を読むといいと思います。

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そして30代、40代になった時に、

またその方法でやってみようかと思ってしまうわけです。

そして今度はあんまり結果がでないのです。

先ほど書きました通り、残念ながら20代の身体とは異なり

自分の身体で酵素を生み出せる量が少なくなってますし、

体重の増加など身体の条件の変化に加えて

仕事など社会的責任からのプレッシャー、ストレスの増加などメンタル面にも

単純に結果がでない別の要因も増えているわけです。



そこで、急に食事制限などのダイエットをしてしまうと

カラダの方では、

「食べ物の量が減ったよー。飢餓状態になったよー。」

アタマ(脳)の方に誤った情報を送ってしまう場合があるのです。

この飢餓モードとアタマが判断してしまうと

カラダの中には、使えるエネルギー源が残っているのに

できるだけエネルギーを無駄遣いしないように、

熱を生み出さない(産生)モードにしてしまい

食べたものをできるだけ身体に残して後でエネルギーとして使えるように

ため込むようになってしまうので、

いくらダイエットしても痩せない身体になってしまうわけです。






お手軽なダイエット法とは異なりますが、

健康なからだ作り、病気の治癒を目的として断食があります。

断食が専門の施設で専門家による指導の元に行われることが多いのは、

一つは、急な断食で身体に負担がかかりかえって健康を損なわないようにと

もう一つにはカラダとアタマに飢餓モードのスイッチを入れないように注意しながら、

身体に残されたエネルギー源を使えるモードに穏やかに切り替えるようにするため

だと思います。


*断食などのサイトには、エネルギー生み出す仕組みを解糖系から脂肪酸を使うケトン

体回路にするなど詳しく説明されていますのでここでは省略します。

厳しい断食が難しい方などは、僕が以前書いた



こちらの3/4日断食
がお勧めです。








そしてもう一つ、ダイエット法として急に運動をしても痩せないのは、


自律神経のバランスがうまくとれてないからです。


*自律神経は、体性神経と共に末梢神経の一つです、交感神経と副交感神経からなり、

 筋肉などの運動とは異なり自分の意志ではコントロールできない

(呼吸、運動、整体などで整えることはできる)
 
 生命を維持するための重要な活動を担う神経系です。


30代、40代で(それより若い方でも)社会的責任が高くなり、

仕事のプレッシャーなどで日々ストレスが増していくと、

自律神経の交感神経(戦うモード)ばかりが賦活(活発に活動)し

て、仕事を終えても、それに拮抗(バランス)して働く副交感神経(お休

みリラックスモード)
にスイッチがうまく入らないで交感神経が高まった状態に

なっているのです。


また今は、お仕事が終わっても、家でもPC作業やゲーム、スマホ、テレビなど長時間し

ている方が多いです。すると自動的に交感神経のスイッチが入ってしまいます。

さらにこの状況下でテレワーク、リモート授業、PC、タブレット操作が増えているの

で、中高年の方から若い方まで自律神経のバランスを崩されている方も多いのもうなず

けます。


そしてこの高まった交感神経を休ませて、

副交感神経のスイッチを入れる一番簡単な方法は

そう「食べる=内臓を働かせる」ことなのです。

それでストレスにさらされている方は、

つい「ドカ食い、飲み(暴飲暴食)」に走りがちです。

それでさらに太ってしまって、

今度はダイエットしようとして急に運動したりしちゃいます。



急なダイエット(食事制限)と同じで、

穏やかで強度(激しさ)が高くない運動からだといいんですが

(軽いストレッチ、ヨガ、気功、太極拳などゆっくりな動きなど)

最初から強めの運動などをしてしまうと、



その強めの運動がさらに交感神経モードに入れてしまうので

副交感神経が賦活して身体を修復再生モードにするどころか

運動後もカラダの運動筋の修復にばかり身体のエネルギーが使われて、

内臓筋(身体のコアにある器官)の再生や消化もおろそかになってしまいかえって

内臓の動きが鈍くなりさらに代謝が落ちてしまうのです。



また、増えた体重で関節を痛めてしまえば、

動くことが制限されてさらに太るなど悪循環に陥ります。

僕自身が10代で野球をしていた時の「走れば痩せる」という思い込みで

30代半ばで体重60キロ→80キロに増えた状態で急にランニングを始めて

直ぐに膝を痛めてしまいました。

*歩くときで膝には静止時の2~3倍、

 走る時で4~5倍の負荷がかかっているともいわれます。

過去に運動をしていたなど身体に自信がある方は特に注意が必要です。






多くの方は、痩せたいと思った時

特に今回急にテレワークを導入された方などは、

ストレスが溜まってしまってストレス解消で飲んだり食べたり

ただでさえ日々の運動が減っているのに、

自室に引きこもって動かないでいる時間が増えていますから

それを太った原因にしたい気持ちもわかります。

(それが、原因の一部であるとも言えなくもないのですが)



心の中にこのようなコトバがあると思います。


「食べ過ぎちゃったから太ってしまった。」

「ずっと動かなかったから太ってしまった。」




そしてそのコトバに対して自分が出す答えはたぶんこうです。


「食べるのを減らせば、→ 痩せる。」

「動けば(何か運動をすれば)→ 痩せる。」


と思ってしまうのも仕方ないんですね。



ただ今日書いてきた通り

特に30代、40代に入って身体で作られる酵素量が減ってきた状態で

急な食事制限や運動をしても結果がでにくいという理由が

分かってきたと思います。







これまでいろんなダイエットを試して健康なカラダを維持されてきた方は

それ(ダイエット)を続けていただければいいと思います。

別にいろんなダイエット法を否定したいわけではありません。

ただ僕は、

「普通に食べても太らない(痩せる)身体」


「特別な運動をしなくても太らない(痩せる)身体」



最終的には



「特別なダイエットをしなくても健康なカラダとココロを手に入れられる」


ところを目指したいと思ってます。



次回は、ダイエットということではなく、具体的にどのような食べ方をしていけばいい

のか。また運動以外に自律神経を整える方法をお伝えしてみたいと思います。

長くなりましたが今日はここまでです。

まだまだ暑い日が続きます。熱中症にならないように、適宜マスクを外して水分補給を

して、塩など汗で失われるミネラル分もちゃんととってくださいね。

*持病があったり、その治療を受けられている方、高齢の方などが急にダイエットや運

動をすることは危険な場合があります。専門家の指導の元適切に行ってください。











テレワーク太りの解決法 (その2)


体重計


こんばんは。

埼玉県草加市稲荷の和久屋おひさま整体院です。

前回テレワーク太り

の解決法 (その1)
は、「太る→ダイエットする→ダイエットしないと痩

せない身体」という、「ダイエット(食事制限)をしていると痩せなくなる身体」を心

の側面から書いてみました。






「いろんなダイエット(食事制限他)することがだめなんだー」

と気がつき始めたお客様と僕の問答はこんな感じになります。


『○○さんは、本当に体重を減らしたいの?』


「えーだってみんな体重は減らしたいものじゃないですかー」


『じゃあ、体重は落ちたけど、ふとももはパンパンで、

 胸やおしりが垂れていてもいいわけ?


「そんなの、嫌に決まってるじゃないですか!」


『それじゃあ本当はさ、体型(シェイプ)をきれいに(整えたい)したい

んであって、「ついでに体重も減ったらいいなー」くらいなんじゃないの?』


「そうね。もちろん体重も減ったらいいけど、

 お気に入り洋服がまた着れるようになったり、

 夏には素足でサンダルを履いてもいいように

 きれいな体型になれた方がいいかもね。



こうしてちゃんとお話をうかがっていくと(特に多くの女性が)、

体重を減らしたいというよりは、体型(シェイプ)を変えたいこと

がわかってきます。

ただ、当の本人たちの頭がいつも「体重増えた=ダイエットしなきゃ」

というコトバにとらわれてしまって

自分の本当の願望に気がついていないことが多いものなのです。





なので僕としては、

ダイエット(食事制限や運動その他の手法など)を繰り返しすることで

痩せられなくなっているのかもしれないことと

本当にダイエット(体重を減らす意味)を求めてるかに気が付いていただいて

僕としては、最終的には食べても、太らない身体

しかも健康的で美しいシェイプの身体を手に入れていただけるように

整体の施術をしながらお伝えしていきます。

お客様の声には、

整体を受けながら簡単なアドバイスを実行されて体重を減らされた方の事例なども紹介

しております。一度是非ご覧ください。






なかなか先に進みませんが

次回は、ダイエット(食事制限)がなぜ痩せられない身体

になってしまうのかについて書いていきたいと思います。

いつもお読みいただいてありがとうございます。








テレワーク太りの解決法 (その1 痩せたい想いの癖)

体重計

こんにちは。

埼玉県草加市稲荷の和久屋おひさま整体院です。

テレワーク、リモート○○、タブレット△△。

時代は目まぐるしく変化していますが、

僕は新しいコトバを覚えるだけでやっとで、そして相変わらず密接業務です。

一応遠隔でお身体みてアドバイス等はできるんですが、

やっぱりお見えになる方は直接触れることの力を実感されてますから。

こんな状況で来ていただけるなんてありがたいことです。

ああ、話がそれました。

そうです。

お客様はその大きな変化に対応するためストレスで身体への影響も出てきます。

在宅勤務、時短業務などで通勤などのストレスが減るので良い面もあるのですが、

その反面、イアホンやヘッドセットをすれば、頭や耳に緊張が増えます。

小さいPCの画面、タブレットの画面を見続けると目も疲れます。

一番の影響は、一日の運動量が大きく減ってしまうんですね。

通勤すると歩いたり、階段の上り下りしたり、それだけの運動がなくなって、

お家の中では椅子に座っているだけの時間が増えるのですから仕方ないのですが、

そして身体にわかりやすい変化が出てきます。

「コロナ太り、テレワーク太り、リモート太り・・・」

コトバを作る方もうまいですが

「先生、私最近ちょっと体重が増えちゃったみたいなんだけど・・・・」

お見えになるお客様にも実際にそのようなお悩みをお聞きすることが出てきました。





そんなお客様は決まってこう聞かれます。

「先生なんかいいダイエット法(簡単に痩せられる方法)はない?」


ダイエットってコトバを調べてみると

もちろん「体重を減らす、または減らすための行為」という意味もあるのですが、

元々は「食事制限」が本来の意味で、様々な病気により食事を管理

する必要があり、食べてはいけないものや食べる量を減らすなどして体重を減らすこと

がダイエットの意味していたんですね。

それが、本来ならダイエットの対象にならない健康な人も食事制限や運動などによって

体重を減らすことを「ダイエットする」って深く浸透しちゃったようです。


僕からするとこの「ダイエット」に成功した方ほど、

(食事制限に限らずどんなダイエット方法でもいいのですが)

実は、思ったほど量(形)的にも質的にも美しくて健康的な身体を手に入れていないよ

うな印象をこれまでお客様とのお話から感じてきました。

おそらく、それはその方のお身体が「ダイエットしないと理想的な体型や

体重を維持できない」
ようになるからだと僕は思ってます。





一度何かのダイエットに成功したその成功体験がかえってその方の心の中に

「太ったら、またダイエット(何かを)すればいいし大丈夫だよね。」みたいな気持ち

を生みます。そして、それはきっとダイエットしたら必ずリバウンドして

自分の望まない状態に戻ってしまう経験をしている
ということですし、また元の

状態に戻ってしまうことをいつも恐れている自分がいるということでもあります。

本来なら本当に健康な人は、ダイエット(食事制限)なんて気にする必要がない状態で

す。まずダイエットというコトバが頭(意識)にのぼることがありません。

何を食べても、特別な運動など(ダイエット方法)をしなくても身体が心地よいのでそ

んなことを気にしないのです。1キロ2キロの体重の増減は、生理的に許容される体重変

化ですし、「ちょっと太ったなー」と思えば、痩せるし、「ちょっと痩せたかなー」と

思えば、その方の理想的な状態に自動的に身体はバランスをとれる状態になっていると

思います。






もし普段から毎日体重計に乗って

「今日は1キロ減った! 今日は1キロ増えた(>_<)」なんてやっ

ている方は、もしかしたらダイエット依存のような状態なのかもし

れません。そういった方はいったん体重計をクロゼットにしまって乗ることを止めて

「ダイエットしない自分(を好き)でいられること」を先ずは受け入れられるように心

がけてみるのもよいかもしれません。

(*こんな本が参考になるかもしれません。整体の主たる目的は自律神経を整えること

でもあります。)

やせられないのは自律神経が原因だった!

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今日は、「テレワーク太り」からダイエットを心の側面からちょっと見てきましたが、

次は、痩せたいというお客様との対話から「本当にダイエットしたいのか?」について

そして整体がお役に立てることに書いていこうと思います。


ようやく梅雨が明けて夏になりそうです。

熱中症予防のためにこまめにマスクを外して水分補給を忘れずに。

いつもお読みいただいてありがとうございます。





こんばんは。

埼玉県草加市稲荷の

和久屋おひさま整体院です。

あっという間に連休が終わり

5月に入っていたんですね。

昼の陽気は初夏を感じさせます。


世間はコロナ、コロナでちょっと食傷気味です。

僕は

「感染しても発症しない(劇症化させない)自己免疫力をつける」

ことが一番大切だと思っています。

これまでも自分の身体の自己免疫力を上げるための記事を書いて

きましたが、今日もその続きです。


父がガンになったとき食事療法をしました。

いろいろな本を読みました。

そして

ガンほか難病になりやすい原因が

共通して伝えられていることがあることに気がつきました。

それは何かというと




「食べ過ぎ」



です。


もちろんそんなに食べてない方もいるかもしれません。

でも過去何万年という人間の生活から比較すると

江戸時代初期くらいまでは一日1~2食が普通。

一日三食とりはじめたというのは江戸中期以降らしいです。

やっぱり現代人は食べ過ぎなのかもしれません。

というより、加工品など必要な栄養が十分とれていない

ということもあって食を考え直す必要もあると思いますが

それはまた別の機会に。



ガンって、ここではカタカナで書きましたが


漢字で書くと癌です。


そうなんです。


癌 ≒「やまいだれ + 口 + (たくさん)山」≒「食べ過ぎ」


なんですね。






以前に「酵素(こうそ)」が大切ということも書きましたが。

人間の身体の中で作られる酵素は、

「消化」と「代謝」に使われます。

簡単に言えば

消化とは食べ物の消化です。

代謝とは身体の修復再生です。

そして、この酵素は人間の身体で作られる量は一定なので

食べ過ぎで消化に使う酵素を多く使いすぎれば、

代謝に使える酵素が足りなくなり、身体の修復再生が鈍るわけです。

残念ながら人間の身体で生産される酵素量は年齢とともに減ります。

なので、食事からも加工品などの酵素を含まないものではなく

酵素をたくさん含む活きた素材を取ることが大切です。

そういったお話はこちらの本をお読みになるといいです。

「酵素」の謎??なぜ病気を防ぎ、寿命を延ばすのか(祥伝社新書314)

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で、じゃあ消化酵素を無駄遣いせずに

身体の修復再生をできる方法があります。


それはですね。


断食(だんじき)


です。

消化吸収につかれた内臓を休ませて、消化酵素を無駄遣いせずに、身体の修復や再生に

集中して使うには、断食が最も簡単で誰にでも使える方法です。

癌治療でも甲田療法などの断食があるのはよく知られているところです。

「そんな断食なんて無理だよ」って方が多いと思います。

実際僕自身もそんな本格的な断食はしてません。

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(断食は、急に始めると体調を崩したりする恐れがありますので

 必ず専門家の指導に基づいて行ってください。

 基礎疾患、病気の治療中の方はご注意ください。)




ここで僕がしているのは

二つの方法です。


一つ目

夜八時以降は、水以外の食物や飲み物は取らない。


二つ目

週末(日曜日)の朝は、朝食を取らない。


これだけです。

僕の場合はだいたい朝七時くらいに朝食を食べます。

なので、前日の夜八時までに夕食を済ますとだいたい11~12時間は

食べ物が内臓に入ってこない状態を作れます。

これは、たまに付き合いでアルコールや食事をとらなければならない以外

は夜8時以降は水だけです。(お茶やアルコールも分解に内臓が動くので取りません。)






もし、どうしても夜食事をする方は、朝ご飯と昼を一緒にしてもいいと思います。

僕はこれを10年くらい続けています。

そして日曜日の朝は朝食を取りません。

するといつもは半日程度、内臓になにもいれない状態を作っているのが

さらに6時間程度延長されて18時間程度なにも入れない状態がつくれます。

これでだいたい

3/4日断食

ですね。

水はこの間に飲みたいときにこまめに補給します。



この習慣をだいたい5年くらい続けています。

おかげさまでこの8年は、病院にお世話にならないで生きています。

どの方法が僕は正解だとも思っていません。

食べたいとき、飲みたいときは仕方ないとおもいます。

それを止めてストレスになるぐらいだったら

食べたり、飲んだりしたほうがいいでしょう。

断食についても、本格的な方法からプチ断食まで

いろいろな方法が紹介されています。

自分の身体の心地よさに合わせて

自分のやり方をつくり上げていくとよいと思います。

とにかく、持病がある人は急に無理な断食は禁物です。

必ず専門家の指導に基づいて行ってくださいね。






こんにちは。

埼玉県草加市稲荷の

和久屋おひさま整体院です。

朝、晩と空をみます。

都心から約20キロの僕の住む町でもなんとなく空気が澄んで

吸う息の空気が幾分おいしい感じがするのは僕の勘違いでしょうか?

地球、地球に住む人間以外の生命にとっては

「人間が一番邪魔なのかもしれないな。」なんて思ったりもしてしまいます。






さて、今日は以前のブログで書けなかった 「睡眠」について書いてみましょう。

僕のところにお見えになるお客様も眠れなくてお困りの方が多いですね。

正直なところ、すごく疲れてしまって、身体の辛さをどうにかしようと

整体を求めて来るお客様でも施術中横にしていただくと

時間にして1~2分「くーくー」と寝息をたてて、ちょっと眠られることが多いです。

「あーもしかしたら、私寝ていた?」

「ほんと気持ちよくなったし、身体の痛みも減った気がする!」

などと決まっておっしゃられます。




整体を受けるより、

おうちに帰って横になって身体を休ませる(寝られないとしても)方が

身体がよっぽど回復するのかもしれないなと感じるお客様もいらっしゃいます。

そのぐらい睡眠って大事なんですね。

もちろん整体によって骨格の歪みがなくなり自律神経(交感・副交感神

経)のバランスが
取れるので、瞬間的にリラックスして眠りに導かれるわけ

ですが、多くの方が日常生活や仕事のストレスなどでちゃんと眠れてないのだと思いま

す。そして実は、大切なのは寝てる時間の多さではなくて睡眠の質なんだと改めて感じ

させられます。






睡眠のメカニズムなどは専門家の先生などが書いておられるので、

あんまり難しいことは横においておいて

僕はあくまで「よく眠れるためのポイント」を書いてみたいと思います。


1.身体を温める。

 起きているときは活動期なので、身体の外側(筋肉)まで

 血液がまんべんなく行きわたる必要があります。それに対して寝るときは身体を再生
 
 するために血液を身体の中心部(内臓)に還流させるように身体はできています。

 そのため身体の中心の温度(深部体温)が上がります。

 そうして人間は眠りに入りやすい状態をつくるのです。

 一度体温をちょっと上げてあげると人間の恒常性のシステム(身体の状態を一定に保

 つ仕組み)が働いて、深部体温が上がる状態を作り出せるといわれています。

 なので、寝る前にお風呂に入ったり、ストレッチなど軽い運動をしてからだを温めて

 あげるといいです。筋トレ激しい運動などは、自律神経の交感神経を高めて神経が活

 動モードになるのでお勧めしません。






2.リラックスする。


 1.でも書きましたが、神経が活動モード(交感神経優位)になっていると人間は眠

 りに入りにくいです。自律神経、交感神経優位から副交感神経優位に変えてあげると
 
 リラックスしてスムーズに入眠しやすくなります。

 簡単なのは、内臓を動かす。何か食べるが手っ取り早いですが、寝る前に何かを食べ

 るのは内臓への負担がかかり良い習慣とはいえません。ではなにが良いか。

 1.でお風呂に入った後、軽い運動をする時に身体の動きに合わせて、

 息を吸う、吐くに意識を向けてみてください。

 ゆーっくり息を吸って、ゆーっくり吐く。

 呼吸はいろいろなやり方がありますので、調べていただいてご自身で合う方法を選ん

 でください。

 僕がポイントにしているのは、


 「呼吸しているという意識を持つ」いうことです。


 それは、普段忙しくしていると呼吸をすることを忘れがちになっている方が多いから

 です。「呼吸している意識を持つ」という習慣ができると、睡眠前だけではなくその

 他の時にも過度に緊張するストレスから身体を守り、自律神経を整えてリラックスで

 きるので睡眠に入りやすい身体が次第に養われていきます。

 操体法の基本の教え「息食動想・環境」でも、息(そく)=呼吸は一番目に置かれてい

 ます。

長生き=長い息とも言い換えられるくらい大切な呼吸です。






3.寝る環境を整える

 現代社会は、誘惑がたくさんあります。特に目から入る情報はすぐに交感神経を高め

 てしまいます。寝る前にお風呂に入るのであれば、お風呂に入る前に、TV、PC、スマ

 ホの電源を落とす。そしてお風呂から上がって、軽い運動をして呼吸を整えている時

 にそういったデバイスの電源を入れないことです。

 せっかくリラックスモードに入って来ている身体を活動モードにしてしまいます。

 また、耳や鼻から入る情報、音楽やアロマなどの匂いは、一見リラックスモードにし

 て睡眠の助けになってくれる場合もありますが、

 使われる条件や種類によっては逆の効果をもたらす場合があります。

 あまり頼りすぎるとその選択に頭を悩ますことになるので注意しましょう。



 あと一つ環境のところで付け加えるとしたら、

 部屋の照明を少し暗くすることです。

 暗くなることで自然に「ああ、これから寝るんだ」という自律神経のスイッチが入り

 やすくなります。小さなお子様がいらっしゃる場合は、自分でこうした調整はできま

 せん。寝る一時間前くらいから、TVのボリュームを下げたり、照明を暗くしていく習

 慣をつけると自然に眠くなってお布団に入って行ってもらえるようになります。

 調光機能付きの照明、スタンドフロアライト、間接照明などがいいですね。


 僕のお客様の中には、枕元で寝る前に読書をすることが趣味(昔の僕もそうでし  

 た。)の方がいらっしゃいます。その方の場合は至福の時だとおっしゃるので、

 あえて止めるようにはアドバイスしませんが、できるのであれば、寝室、特にベッド

 周りに本、ゲーム、スマホのようなツールを置くことはお勧めしません。

 また、スマホを時計代わりにされている方もいらっしゃるようですが、

 電磁波とスクリーンの光を暗い寝室の中で見ることで神経はすぐに覚醒

 してしまいます。


 今は、電源を切ってもアラームが鳴るスマホもあるようですが、

 なければ目覚まし時計を使うことをお勧めします。

 そういう僕も、以前は本やスマホを枕元に置きっぱなしでした。

 今は、スマホも電源を落としてしまいますし、デスクにあるPC他機器の電源を切り

 コンセントからコードを抜いてしまいます。

 その生活を一週間くらい続けるとあきらかに身体の疲れが少なくなってくるのが

 自分ではわかりました。(各個人で体感は違うと思います。)



 もしどうしても読書やスマホをみたいのであればリビングに一度出てすることです。

 寝室は寝る場所専用にしておくことが大切なのです。

 寝室が作業場になって寝られない場所にならないための工夫です。

 厳しすぎると思われるかもしれませんが、あくまで睡眠の質を高めるポイントです。






4.お水を飲む。

 これは、僕が勝手に言ってることです。

 寝る前と朝起きてまず水を飲む。夜半に起きた時にもコップ一杯の水を飲む。


 「お茶じゃだめですか?」と言われることもあります。


 お茶は、分解しなければならない物質が入っているので内臓に負荷がかかります。

 やはりお勧めは水です。

 湯冷ましと言われる方もいますが、

 しつこいようですが僕は水です。


 寝ている間は、身体は代謝活動(身体の修復と再生)をしています。

 わかりやすい例でいうとみなさんお酒をたくさん飲みますね。

 アルコールは肝臓で分解されるといわれますがその時アルコールの分解に必要なの

 は、大量の水です。また、寝ている間も人間は発汗しています。そういったことも含

 めてどうしても寝ている間に水分が足りなくなってしまいがちです。

 寝る前には水を飲みましょう。






今までいろいろ書きましたが、これをすべてしなきゃいけないわけでもありません。

また、すべてやったからといって眠れるわけでもありません。

何を先に、後にするかなども僕なりの順序もありますが、

正直正解ってないと思います。

ブログを書いていてなんですけど、

今日お伝えしたことをいったんすべて忘れていいです。

そしてご自身でいいなと思うことをいろいろやって試してみて

何が自分に合っているのかに気がつくことが大切です。

その経験がこれからの自分の睡眠の質を高めていくことになるはずです。





「自分でやって、試してみる。」

これも操体法の創始者の橋本敬三先生が度々教えられていたことらしいです。

僕のお師匠さまもよく言われます。

だから操体法の根本の考えは

「自力自療(じりきじりょう:じぶんで治す)」なんですね。



それでは今日はここまです。

お読みいただいてありがとうございました。









こんばんは。

和久屋おひさま整体院です。

外出する時はマスク。

買い物しにスーパーやドラックストアに入るときは手をアルコール除菌。

そんな行動が習慣になりつつありますね。





当院でも、ご希望の方には洗面でのうがい手洗い、

そしてアルコールのスプレーをシュッシュさせていただいてます。

でも医療用のアルコールも今はなかなか手に入らないですしね。



僕の場合は手をアルコール除菌しすぎてしまうと、

手荒れがひどくなってしまうので。

自分で作った米のとぎ汁の発酵乳酸菌を何度も手にスプレーします。


「そんなんで大丈夫なの?」と聞かれますが

じゃあ逆に、「手を身体を完全除菌することなんてできるの?」と

問いかけたくもなります。

そういったことは、こちらの先生の著書を読むとよくわかります。

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半導体とか精密機器や医療用のクリーンルーム(そういった施設でも完全は不可能)
以外でいくらアルコール除菌をしてもそれが恒久的に持つことは期待できない。

というよりふき取る傍からいろんな菌(ウィルス)にまみれていくのだと思っているほ

うが正しいと僕は思ってます。

だから、人間に害になる菌、ウィルスばかりにならないように、

いろんな菌が付着している状態。つまり自分もまわりの生命体と共生する。

身体の常在菌をなくさないように、自分に菌をふりかけて足して守ってもらっている

ような意識でいることを心がけています。

除菌しすぎてしまって、皮膚の常在菌のバリアーが取れてしまった状態では、菌より小

さなウィルスはますます付着しやすくなってしまうとも考えられるのです。






除菌したら、自分の身体を守るための菌を増やしてあげることが大切です。

昔はどこの家庭にもぬか床があって、お母さんは毎日素手でぬか床の

お世話をして漬物を作っていました。

ぬかは玄米を精米して白米にするときにできます。

ぬかはほとんどがお米のはい芽の部分で要は

次の命をつくるためのビタミンや食物繊維が豊富に含まれていて

そして乳酸菌もたくさんです。

そうしたぬか床に手をいれてかきまぜていると手肌もきれいになります。

だから昔のお母さんの素手には乳酸菌がたくさんついていて

その手で握ったおむすびはおいしいと言われてたのは、

食べるころに乳酸菌がお米を発酵させてうまみ成分に変化して

いたからです。

そうしたことは佐藤初女さんのこちらの本をお読みください。

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世の中除菌、滅菌が叫ばれていますが、

それができない状態になったらどうしますか?

物質(もの)がなければあきらめますか?

最先端の科学に頼ることもいいですが、

先人たちが残してくれた知恵から学びなおす。

温故知新ともいいますが、

今そうした時なのかもしれないと

ふと感じています。







和久屋おひさま整体院です。

4月に入りましたね。今年はあっという間に桜がさいて散り始めています。


相変わらず、大変な状況が続いています。僕のお仕事は人の身体に触れるお仕事なので

(まあ、触れないでもある程度は変化は出せるのですが)お客様とマンツーマンで約一

時間どの方でも濃厚接触者になってしいます。

でもうちの場合は、自宅に独立した施術室を設けています。そして完全予約制なので、

待ち時間がなく、ほかのお客様を接触することもないので、まだ一般の病院や治療院よ

りは、感染のリスクは少ないと思います。



先日から希望するお客様にはうがいと手洗いをしていただいて、僕自身はマスクをして

施術をさせていただいてます。とにかくまずは自分が元気でいることですね。






報道では、うがい、手洗いの励行。とくに手洗いの方法を詳しく説明していますが、僕

が日々習慣にしているその他の予防法は、あと二つあります。



まず一つ目は、顔洗いです。外出して手をよく洗った後に、朝顔を洗うのと同じように

洗面器などに水をくんでもいいので両手でおでこ、目、鼻、口周囲をしっかり水で洗い

流します。この季節は花粉などの影響もあるのですが、特に目の粘膜は盲点になりがち

です。清潔にした手で目を水でしっかり洗い流します。



顔を洗った後は、二つ目です。うがいではなく、鼻うがいです。水または塩を適量に溶

かした水(刺激が強い場合は温水に溶かしてください。)僕は自前で作った乳酸菌溶液

を使いますが、ただの水でも大丈夫です。鼻から水を入れて喉を通して口から出す。

それができればいいのですが、最初からは難しいので、少し顔を上向きにして、一度鼻

に水流しこみためてから、今度は下を向いて、鼻をフーンと息を出しながら水を出し切

ります。やり方はいろいろあるので、鼻うがいで検索してやりやすい方法を試してみて

ください。


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感想(15件)




そして最後にうがいをして終了です。






現代人は、生まれてから短期間で離乳食を与えられるようになってきたので、鼻呼吸の

習慣を忘れてしまい口呼吸になりがちです。口呼吸になってしまうと鼻という関門をス

ルーして、雑菌やウィルスが喉の粘膜から大量にすぐに体内に取り込まれてしまいま

す。鼻呼吸ができない要因は他にも、アレルギー、花粉症などがあり。疾患の影響で鼻

呼吸がほとんどできない方も多いのですが、こうした鼻うがいを習慣化していくことに

よって次第に、鼻呼吸ができるようになってくる方もいらっしゃいます。


また、偏咀嚼やうつぶせ寝などによる頭蓋のゆがみで鼻腔の通りが悪くなっている方は

整体を受けていくことによって鼻呼吸が次第にできるようになり身体の様々な症状に変

化が出てくる方もいらっしゃいます。

犬や猫が哺乳瓶に入った乳を息継ぎをせず飲めるのは、鼻と口との気道が別であるから

です。人間は言葉をしゃべるという長所を得ることによって、鼻と口の気道が交差する

ようになってしまった生物的な短所を宿命的にもっています。そのためより、口呼吸を

本来の鼻呼吸に戻すことが健康でいるためには大切なことなのです。


ちょっと話は難しくなりましたが、手洗い、うがいに加えて。顔洗い、鼻うがいもして

みてくださいね。