和久屋おひさま整体院です。
4月に入りましたね。今年はあっという間に桜がさいて散り始めています。
相変わらず、大変な状況が続いています。僕のお仕事は人の身体に触れるお仕事なので
(まあ、触れないでもある程度は変化は出せるのですが)お客様とマンツーマンで約一
時間どの方でも濃厚接触者になってしいます。
でもうちの場合は、自宅に独立した施術室を設けています。そして完全予約制なので、
待ち時間がなく、ほかのお客様を接触することもないので、まだ一般の病院や治療院よ
りは、感染のリスクは少ないと思います。
先日から希望するお客様にはうがいと手洗いをしていただいて、僕自身はマスクをして
施術をさせていただいてます。とにかくまずは自分が元気でいることですね。
報道では、うがい、手洗いの励行。とくに手洗いの方法を詳しく説明していますが、僕
が日々習慣にしているその他の予防法は、あと二つあります。
まず一つ目は、顔洗いです。外出して手をよく洗った後に、朝顔を洗うのと同じように
洗面器などに水をくんでもいいので両手でおでこ、目、鼻、口周囲をしっかり水で洗い
流します。この季節は花粉などの影響もあるのですが、特に目の粘膜は盲点になりがち
です。清潔にした手で目を水でしっかり洗い流します。
顔を洗った後は、二つ目です。うがいではなく、鼻うがいです。水または塩を適量に溶
かした水(刺激が強い場合は温水に溶かしてください。)僕は自前で作った乳酸菌溶液
を使いますが、ただの水でも大丈夫です。鼻から水を入れて喉を通して口から出す。
それができればいいのですが、最初からは難しいので、少し顔を上向きにして、一度鼻
に水流しこみためてから、今度は下を向いて、鼻をフーンと息を出しながら水を出し切
ります。やり方はいろいろあるので、鼻うがいで検索してやりやすい方法を試してみて
ください。
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そして最後にうがいをして終了です。
現代人は、生まれてから短期間で離乳食を与えられるようになってきたので、鼻呼吸の
習慣を忘れてしまい口呼吸になりがちです。口呼吸になってしまうと鼻という関門をス
ルーして、雑菌やウィルスが喉の粘膜から大量にすぐに体内に取り込まれてしまいま
す。鼻呼吸ができない要因は他にも、アレルギー、花粉症などがあり。疾患の影響で鼻
呼吸がほとんどできない方も多いのですが、こうした鼻うがいを習慣化していくことに
よって次第に、鼻呼吸ができるようになってくる方もいらっしゃいます。
また、偏咀嚼やうつぶせ寝などによる頭蓋のゆがみで鼻腔の通りが悪くなっている方は
整体を受けていくことによって鼻呼吸が次第にできるようになり身体の様々な症状に変
化が出てくる方もいらっしゃいます。
犬や猫が哺乳瓶に入った乳を息継ぎをせず飲めるのは、鼻と口との気道が別であるから
です。人間は言葉をしゃべるという長所を得ることによって、鼻と口の気道が交差する
ようになってしまった生物的な短所を宿命的にもっています。そのためより、口呼吸を
本来の鼻呼吸に戻すことが健康でいるためには大切なことなのです。
ちょっと話は難しくなりましたが、手洗い、うがいに加えて。顔洗い、鼻うがいもして
みてくださいね。
| 18:09