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そろそろ気がつこう、見抜こう、根っこが同じなんだから


猫腰痛


こんばんは




埼玉県草加市稲荷の




和久屋おひさま整体院です。




ここ数日




穏やかに晴れている関東地方です。




冷え込んで、風が強い日もありますが、




日差しに春を感じられるように




なってきました。




週末は雨のようです。




裏日本は雪が大変みたいですが、




春まであと少しの辛抱です。




体調を崩さないように





身体を温めてください。




「先生、お父さんはね。




整骨院に行ってるんだけど、




そこの先生に




「週一回は来た方がいいよ」って




言われるんだって。」





『ふーん。




○○さんそれで、




お父さんは




「良くなってる」って




言ってるの?』





「うーん。




あんまりよくなってるとは




言ってないね。」






『じゃあ。週一回くれば、




どれだけ来れば。




来なくてもよくなるか




その先生は教えてくれてる?』





「いや、そんなことはないね。




よくならないみたいだから




ただ来る回数(頻度)を




多くしたらみたいな感じ。」





『○○さんそれさー。




言い方悪いけど。




なんか




「なおらないほうが




先生は得だから来たら」




みたいに感じない?』





『まあ、通ってみなきゃ




わからないのは確かだけど




騙されてるとまでは




言わないけど、




公的な健康保険ってさ、




自分が払う額は小さいけど




その裏で何倍もの報酬を




先生は受け取ってるんだよ。』







『今はいろいろ国の財政も




厳しいみたいだから




たくさんの身体の部位を




保険で申請できなかったり




湿布なんかは実費になってきてるみたいだけど




それでも通ってくれれば




くれるほど先生にとっては




いいのは変わりないからね。




だから次の予約とるところも




多いよね。




定期的に来てくれた方が




先生には都合がいいんじゃない?』






『まあ、生業だからさ。





商売でいいとは思うけど。





先生も神さまや聖人じゃないから。




でも、




なおらないのに




何回も通わせたり




そもそも




なおすつもりがない




なおらないほうが




先生にとって都合がいいから




患者さんを通わせてるって




悪口は言いたくないけど




やっぱりそれはどうかと思うけど。




ほんとになおらない、なおせないなら




「一時の慰安(気持ちよさ、気休め)




くらいになりませんよ」って




伝えてあげる方がいいと僕は思うよ』






「そうだね。




先生のところ保険じゃないしね。




次の予約もとらないよね。




それでも今日は私は4か月ぶりだから




だいたい1か月にすると




1000円ちょっとなんだよね。





主人が一週間に一度、月4回





保険の先生のとこへ行って、





自己負担がまあ500円としたら





2か月半もすれば




ここにこれちゃうんだね。」







『そうだね。




でも、それは本人が選んでるから




僕はそれでいいと思うよ。




一回に出る金額が少ないと




「安いから」と思うのも




仕方がないと思うし。




でも、何か湿布とか包帯とか買ったら




実際にかかった金額をみれば




僕のところに来るより




多くのお金払ってることになるんだよ。




しかも公的保険で残りの分は




自分や子や孫達の税金で




負担されてるわけだからね。』






「それになにより。




私、身体辛いところあんまりないしね。




ちょっと痛いなとか




動き辛いなとか感じてここに来ると




もと戻るしね。




でも、お父さんは




痛いところよくなってるというか




通っても全然状態が




変わってない気がするわ。




それの方が問題だよね。先生!」







『まあね。




でもさ、○○さんがお父さんに




うちがいいと言っても




言う事きかないでしょ。




僕も男だからなんとなく




女性の言う事を聞かないというのも




わかるし、




首に縄かけて連れてくるわけには




いかないし、




そうしてよくなった方は




経験上あんまりいないんですよ。




とにかく自分がよくて




その先生を選んでるからいいんだよ。』




こんなことをよく施術中に




話すこともあります。




まあ、公的な健康保険を使う




場合だけじゃなくても




一般の整体でも人によっては、




お年寄りが来られないのも見越して




期限付きの回数券を買わせたり




健康食品やサプリ、




枕やサポーターなどを




買わせたり、




覚えがありますか?




ついつい買ってしまいますね。




それもマーケティング




商売のやり方ですから




僕は別に批判するつもりはありません。





僕はやらないだけです。





ただ最後にそれ、その先生を選んだのは




患者さん(お客さん)だということです。




中には、残念なことですが




技量が未熟で




痛い思いをしたり、




「もとにもどるから通わないいけない」




とか




「歩けなくなるから通いなさい」




とか




善意の脅しに引っかかって




(もちろん通わなければならない時もあります。)




無駄な時間とお金を





使わされてしまう人も




少なくないかと思います。




これは保険だろうが




保険でなかろうがどちらでも




ありえる話です。




うちの場合、一回目だめだったら




もうお客様は来ないですし、




僕も長く引き留めたり




通わせるつもりはないです。




なぜかそれでも長く通ってくださる方も




いらっしゃいます。



あんまり通わせるつもりがないのは




もともと人間はそんなに弱いものではない




自己修復能力、自然治癒力を持っていると




僕が思っているからです。



子どもころに




痛かったり、動き辛かったりして




整体とかに行きましたか?




だいたい一晩か二晩寝たら




もとにもどってませんでしたか?




人間の身体の力って思っているより




というかすごいものです。




ただ大人になってくると復元力が





残念ですが段々落ちてきます。





そんな時に来ていただけると





まあある程度もとに戻ります。





そしたら半年、一年、





人によっては




五年くらい大丈夫な方もいらっしゃいます。




もちろん人によっては




通院が必要な場合もあります。




通院しても




うちでは対応ができない




変化が望めない方も





もちろんいらっしゃいます。




僕は、その場合は通わせることはしないで




ちゃんとそのことをお伝えします。




だから僕にとっては、





「(たくさん)通えばよくなる。」




「通わないと元に戻る、悪くなる」




って




お客様のためとか




一見寄り添ってくれるように




見せかけて




どちらも自分のところに




お客様を居つかせる




マーケティングの手法が多いと




僕は見て取ります。




今、世界をみても、




どこかの国が自国の民族を





隔離人権侵害してると





批判されています。





でもその一方





それを批判する国では、





ワクチンが強制されたり





ワクチンパスポートを導入されたり、





およそ人権を尊重している国とは





思えないことがまかり通ってます。





結局、




世の中で現れてくる問題には




それを解決しなければというような




崇高な理想が掲げられているんですけど




その裏には、




問題を大きくすればするほど




騒げば騒ぐほど




その問題で利することができることが




わかっていて問題を煽っているという




動きがあるということです。




要は、茶番、マッチポンプ、出来レース、




根は一緒だということです。




話が大きくそれましたけど




そうしたことに気がついて



見抜くには、



やっぱり




自分の心と身体の健康を




自分の手に取り戻すことです。




書いていてなんですが、




だから




僕の書くことなんて




簡単に信じちゃだめですよ。




操体の根本は自力自療




「身体は自らなおるように設計されている。」




のです。




いつもお読みいただいて




ありがとうございます。














無資格ですが、なにか?国家資格保有者ではありません。


猫腰痛


こんばんは



埼玉県草加市稲荷の和久屋おひさま整体院です。




昨日はキムチ鍋をいただきました。




おでんも先日いただきましたが、




今年は寒い冬なので




おいしさもたくさん感じます。




旧正月に入り、




季節は春が立ったようですが、




後ちょっと本格的な寒さを




味わえるようです。




僕は、夏より冬のピリッとするような




空気が好きです。




風邪などひかないように




身体の温まるものをいただきましょう。






昨年電話が入って




一度予約を止めたお客様が




お見えになりました。




お話の中では、帯状疱疹後神経痛による




お痛みと聞いていたので、




『こりゃ、ちょっとな・・・・』と




思っていたのですが、




体調が回復されたとのことで





月の初めに来院されました。





帯状疱疹は、身内で母と姉に




一度づつ見ています。




父のガンの手術後、一年くらいして




母の疲れがピークに達したのでしょう。




まぶたから頭頂部の皮膚に




最初チリチリする痛みがでました。




みるみる家に痛みがひどくなり




最初に見ていただいた皮膚科で




見立てが違い、次に行った眼科で




帯状疱疹と内科を紹介されて




処置されました。




今はよい薬があるので




早く対応すれば、回復も早いようです。




ただ、眠っていた水疱瘡(みずぼうそう)のウィルスが




悪さする位置によっては、




失明やほかの重篤な症状が出ることもあるので




注意が必要だったとのことでした。






母の場合は、




場所がよかったのもあって




一か月ほどで強い痛みが治まりました。




ただそれ以来、




頭や顔に汗をかくと




おでこから頭頂部の皮膚に




チリチリとした嫌な痛みのような感覚が




あらわれるようになりました。




ネットで調べると




帯状疱疹後神経痛と




言われるものらしいことがわかりました。




痛みを感じる固有受容器というものが




壊れてしまって痛みを感じるので




なかなか痛みがとれずやっかいなもの




らしいのですが、




母は病院嫌いなので




診断していただくことはなく




ここ10年経つ間に免疫力が回復したのか




最近は、「痛い煩わしい」ということも




ほとんどなくなりました。






個人的にそういう経験をしていたので、




『できればあんまり見たくないな』と




思っていたのですが、




来院したいということなので




ご予約を受けることにしました。





お見えになったお客様は、




僕に支えられて歩くのがやっと




一度椅子に腰かけたら




立ち上がるのに補助が必要でした。





『これが、帯状疱疹後神経痛?




違うでしょ?』




問診票を書いていただいて




お話をお伺いすることにしました。






『今日は、話を聴く日だな~』




そう覚悟をしていたので




次のご予約はお受けしていませんでした。




思う通り、一時間くらいお話を




お聴きしたでしょうか。




お客様のこの10年近くの




大変なお話をお聴きしました。




簡単にまとめてしまうと。




10年ほど前に、帯状疱疹のウィルスが




脊椎(背骨)に入ってしまい、




急に自転車にも乗れず、




歩けなくなって入院。




主治医に




一生寝たきり、




車いすで生活、




なんとか歩けるようになる、




それが同じくらいの確率に




あるのが今のあなたの状態ですと




(ちょっと残酷な表現ですね。)





それから、転院を繰り返し




リハビリをがんばって




外を杖で二街区くらいは歩ける




くらいになるまで




回復したとのことでした。








そこまでは良かったのですが、




その後にお世話になった整形外科医を




追いかけて、病院を変えて




四年前にストレートネックと言われて頸椎を手術、




この時は状態がよくなったと感じ




二年前に今度は、




腰が痛くないのに腰を手術すると言われ




家族にも確認して高齢なのだから




受けない方がいいんじゃないかと言われたが




結局手術を受けた。




それ以後、不調を訴えて通院しても




保険の制度がなんとかとか




終わってしまったからとかで




態度がとても冷たくなり




通うことを止めて




通所リハビリに今後は通っているが




そこ理学療法士の先生が




順番が一番最後だったり




時間を早く終わろうしたり




先生を変えてほしいと訴えても変えてもらえず、




肘を触られれば痛くなり、




脚を触れられると痛くて二日立ち上がれず、




「一体これはどうなんですか?」




と僕に聞いてきます。






ふー




書いても長いですね。




この後




お客様と一緒に身体を動かしました。




まあ、ひどい状態でしたが




少しづつ少しづつ




身体は動きたいような




兆しを見せてくれて




最後にはベッドの周りを補助なしで




三周回ることができました。




「先生、ここら辺がまだチリチリ痛むです。」




そう言って腰のあたりを触ります。




腰が痛いといっても




そこをなるべく触れないのが僕の療術ですが




『じゃあ見るよ』とお伝えすると




「ええ、見てください見てください」と




ご自身で服をめくられます。






『ああ、ちょっとひどいなー』




そんなことを感じました。




すると「先生どうでしょう?」




と何かを感じたかのように僕に問われます。




『○○さん、あのさ、




その手術をしてくれた先生のこと




正直どう思ってるの?』





「私は、痛くなかったんです。




でも首はよくなったから




でも歩けてたんです。




痛くはないと言ったんです。」





『だから やらなければよかった。




そう思ってるの、後悔してるの?




でもやるって決めたのは




自分だよね。




それをいつまでも言っていても




何も変わらないし、




もしかしたらその先生が




ひどいことをしたのかもしれないけど




○○さんがそこに執着すれば




するほど、良くはならないように




僕は感じるんだよね。』





「・・・・・・」





チリチリ腰が痛いのも本当だと思います。




身体が動けなくなって歩けなくなってきたのも




本当だと思います。




でも本当は心も痛んでいた。




「信じていたお医者さんが





私にひどいことをするはずがない」




「人を疑ってはいけない」




「先生は素晴らしい人ばかり」




そんなことを教えられてきたのかもしれません。




でも結果はそうじゃなかった。




裏切られた。けど認めたくない。




そんな揺れる心がみられました。




『ああー痛かったね。ひどいね』




そんなことを心で思いながら




お客様の腰を触れました。




自分でなんとかソファーに腰掛けて




こんどは



「先生、その



今週のリハビリは



どうしたほうがいいでしょう?」




と僕に聞いてきます。




ああ。もうあきれてきました。



『あのさ。○○さん



肘触れると痛くなって、



腰触れると起き上がれなくなって、



順番一番最後にされて



時間15分を10分にされて



人変えてって言って変えてくれなくて。



もうさ身体は行きたくないって



○○さんに言ってるんじゃない?




○○さんの心がそれでも行きたいなら




いけばいいと思うよ。




でもさ、行きたくないなら




「今日は、具合が悪いですって」




嘘も方便なんだから




行くのやめてもいいんじゃない?




でもさ、




それ決めるの僕じゃなくて




○○さんだよ。』




『もうさ、先生だからって




言う事きくの止めたら?




僕先生じゃないよ。




お医者さんでも




柔道整復師でも




理学療法士でも




作業療法士でも




鍼灸師でも




あん摩マッサージ指圧師でもない。




国家資格持ってない




ただの人だよ。




言い方変えたら




無資格だからね。




そんな人の言う事きかないで




自分できめなきゃだめだよ。』





そうお伝えすると




ご自分でソファーから立ち上がり




僕に少し補助されて靴を履き、




玄関の階段を下りて




迎えの車でお帰りになりました。



整体、治療院業界って





いろんな先生がいらっしゃいます。




僕は父のケアで時間がなかったので




民間療法の整体の学校で学びました。

整体までの道のり




その学校の卒業証書、資格はもらいました。




今のお師匠様は鍼灸師です。

セッション(施術)について




修了証書はいただきましたが、




それも民間資格です。




それに対して国のお墨付きをいただいてるのが




国家資格保有者ですね。





今は国家資格を標ぼう、看板にして





「国家資格保有者が施術します。」




と営業されているところもありますが、




勉強でいえば、一応大学も出てますから




知識でもある程度の方には負けませんし、




最初の整体の学校でも




お師匠様のもとでも




国家資格者といえども




全然触れる技術も




話を聴く能力もない方も




たくさんおられることを知りました。




父ががんのケアでも、そうした人々でも




がんのケアをしたいなんて方




見つからなかったし、




敬遠されるのは分かっていたので




自分でやることにしました。




国家資格を持っていたとしても




その人が相応の技術を持っているか




信頼に足る人かはわからないのです。




国のお墨付きだといって絶対ではありません。




だから




自分が実際に会ってみて




話してみて




なんか違うなと感じたら




断る権利はこちらにあります。




日本人は従順なのと




権威者は疑ってはいけないみたいな




教育、躾をされているので




騙されるじゃないですけど





結局不利益を被っても





泣き寝入りのような方も




少なくありません。




僕も父のガン治療を体験するまで




そういうものを言わない日本人で




今でもそうした資質は残ってます。




だからこそ、僕の言うことも




安易に「先生、先生」って




信じてしまうことに強い違和感を感じます。




このコロナの騒動の二年で




これからいわゆる先生(国家資格保有者、政治家など




国家のお墨付きを得てる方々)という方の本質が




これからどんどん暴かれていくと思います。




「近所の病院の先生が言っていたことを信じていたのに」




「あの政治家の先生が言っていたことを信じてたのに」




「あの弁護士の先生が言っていたことを信じていたのに」




そんな人達に




自分の考えなく自分の健康と命を他人に




安易に預けてしまったことを後悔して




逆に目覚める人達が増えてくることを




僕は期待しています。




僕は、国家資格をもってません。




言い方をかえると無資格です。




無資格ですが、なにか?




僕は先生じゃありません。




僕はただの整体師です。




ただの一人の人間です。




それでもよかったら




あなたのお身体を触れさせてください。




誰のものでもないあなたの身体




誰かに丸投げして任せるのではなく、




自分の手に取り戻しませんか。




いつもお読みいただいて




ありがとうございます。