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緊張と弛緩のバランス


猫腰痛


こんばんは




埼玉県草加市稲荷の




和久屋おひさま整体院です。




台風が来て




一雨降るごとに




空が高くなり、




気温が下がってきているように




感じます。




急に痛みが出る方も出てきています。




お風呂に入るなどして




身体を温めてくださいね。





緊張と弛緩です。




緊張とリラックスでもいいのでしょうか。




リラックスというと




精神的なものも入ってくる




でしょうか。




僕が扱うのはどちらかというと




筋肉のほうの




緊張と弛緩です。



緊張は




力が入ること




弛緩(しかん)は




力が抜けて




ゆるむことです。




基本筋肉は




力が入ると収縮して




長さが短くなり、




力が抜けると弛緩(ゆるんで)して




元の長さに戻ります。





筋肉が伸びるという




表現をすることがありますが、




筋肉は意図的にストレッチで




伸ばしたり、



骨格が歪んで




伸ばされたりしなければ




自ら長さが伸びることは




ありません。





ちょっと




わかりにくいことは飛ばして




それでは




筋肉が




緊張して縮む(ちぢむ)と




弛緩して緩む(ゆるむ)




どちらが身体に




よくなさそうに感じますか?






そう、多くの人が




筋肉が緊張して




縮んでいる状態が




何か身体に悪さをするように




感じるような気がしていると




思いますよね。




筋肉が縮んで




硬くなって




お互いにくっついて(癒着)




循環が悪くなって




骨格が歪んで




もうダメでしょう。




そんな感じ僕も持ってました。






だから開業してまもなくは




筋肉の凝り(こり)を見つけると




鬼の敵をとるように




ほぐしてあげてました。(笑)




最初勉強した学校で




長年経験のある柔整師や




鍼灸師、セラピストに褒められたのが




よくなかったですね。




でも重症のぎっくり腰の方が




「楽になった。」と帰られては




一か月経たずに




「またやっちゃった」と




戻ってくるので




考えるようになりました。





『あれ? 全部のコリ(緊張)を




取り除いてはいけないのかな?』




そんな疑問が出てきた頃に




自分の身体を壊して出会ったお師匠様に





「人間はバランスが大切だよ~




凝り(コリ)緊張ばかりでも




弛み(弛緩)ばかりでも




だめなのさー」




そんなことを教えていただき




愕然としたのを今でも




思い出します。






ただね。




現代社会は筋肉にとっては




緊張にスイッチが入る刺激が




圧倒的に多いんですね。




パソコン、ゲーム、スマホの操作。




ディスプレイ、LED、目に入る光の刺激。




エンジン音、走行音、室外機のファンなど音の刺激。




喧嘩、諍い、争い、仕事、家庭、人間関係のストレス。




朝起きてから、寝るまでの間




筋肉にとって緊張する刺激ばかりで




弛緩させることはほとんど




おろそかになっています。




だから食べたり、飲んだりが




つい手っ取り早いのかもしれません。




こないだお見えになった男性に




施術中、ふと腕時計と指輪をされて




いるのに気がついて




(いつもは施術前に





外してもらうことが多いです。)




ちょっと外してくれるように




お願いしました。




するとまあ若干ですが




身体の動きと痛みに変化が




出るのを感じていただけました。




たぶん愛妻家の方だったので




ずっとつけ続けているんでしょうね。




幸せな時に購入したものであれば




ほとんど大丈夫なのですが、




人によって、身体に合わない




身体を緊張させる金属や衣服が




あります。それを身につけるだけで




筋肉が緊張してしまうんです。




するとつけている間中は身体の筋肉が




緊張していることになります。




この男性には、




できるだけ毎日指輪を外して




手指の指の付け根の又から




指先までよく洗ってくれるように




お願いしました。




特に手足の指、指先は




流水で洗うことでエネルギー・気の




通りがよくなります。




(エネルギー・気って何ということは




計測できないものなので




あるという前提で




ちょっと横に置いておきます。




ここら辺のことは、キネシオロジーや




Oリングテストなどの書籍を読まれると




いいと思います。)





元気で身体にエネルギーに滞りが無い時は




たいてい身体に害のないものを




選択できるのですが、そうでない時は




身体を緊張させてしまうものを選択




してしまうことも少なくありません。




身体の筋肉の緊張と弛緩のバランスを




整えるとそうしたエラーを起こすことも




少なくなり身体はよい方向へ




運ばれると僕は感じています。




整体は単純に痛みや




身体の動き辛さを解消するためだけではなく、




身体の滞りをとり整流化させて




中庸バランスを取り戻すための




行いとして感じていただけると




いいなと思っています。




いつもお読みいただいて




ありがとうございます。