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神風が吹くんじゃないかな


猫腰痛


こんばんは




埼玉県草加市稲荷の




和久屋おひさま整体院です。




暖かい小春日和の続いて、




今夜から雨の予報の関東地方です。




最近なぜかご新規が増えて




重症の方多いです。




それも男性ばかりなので、




ちょっと大変です。




男性は本当に痛くならないと




身体に目を向けられる方が少ないと




僕は感じています。






ファッション、ヘアスタイル、





メイク等は若い男性は




だいぶ意識が高くなっているようですが、





身体に関してみると





どうしても男性は




鍛える、トレーニングの方ばかりで





整える、コンディショニングまでは





まだまだ意識が向かないようです。





整体も痛くなる前に





来てくださるようになると





回復までの時間と





コストもだいぶ少なくてすみ、





結局は自分にやさしいのですけれど。




この12月で開業して丸9年。




10年目が始まります。




10年ひとつのことに関わると




なんとなくそのことについて




よく知っていると思われるのでしょうか?




最初から「先生、先生」と言ってくださる方も




いらっしゃいますが、




まあ、大事な身体を預けるのですから




仕方ないのかもしれないですが、




だって10年くらいでわかったら




おかしいですよね。




診させていただく方も




年配の方が多いですから




僕よりも長く




生きてこられたのですから




本当はそちらの方が身体について




知ってるんじゃないかと




僕からしたらそんなに手放しで




持ち上げて、先生、専門家にして




『信用してはいけません』




と思っています。






実際人の身体は




わからないことだらけです。




一回目の療術で




歩けない人が歩けたり。




と思えば、




一か月前までは




普通に歩けていたのに




急に難病にかかって




歩けなくなってしまったり。




ほんと人間が生きてること




すべての生命が生かされていること




当たり前が当たり前じゃなくて




奇跡的なんだってことを




日々感じさせられます。




ほんとに世の中




わからないことだらけです。




そうだと考えたら




僕はとても専門家なんて言えないし。




『一生、先生、専門家




なんて呼ばれるように




なってはいけないな』




と心に戒めています。







10年前を思い起こすとどうでしょう。




東北の震災があって、




原発が爆発しました。




テレビで専門家が「爆発しない」と




言っていた横でそれを完全否定する事実を




目の当たりにして、




『あれ?




本当は専門家ってなにも




わかってないんじゃない?』




そんなことをふと




思ってる自分がいました。




それまで原発は安全で




「オール電化で安心快適な暮らしを」




みたいなCMのキャッチコピーが




知らず知らずに頭に浸みこんで




何にも知らず、知ろうともせずに




生きていたのだと




僕は思い出します。







今では、そんなCMはあるわけもなく、




計画停電、節電協力、原発ゼロ、




代替エネルギー推進、脱原発




いろんなスローガンが次々と




浮かんでは消えていきました。




原発反対を表明した




有名人、アナウンサーや識者は




いつの間にか意見を発信できる




メジャーな場所から追われてしまったのか




目にすることはなくなり、




それ以上にいつの間にか




原子力の専門家と言われる方々さえも




もう十分なんらかの既得権を得たのか




さらに問題が深堀されることを




怖れるかのように世間の話題、




政治の政局にさえなりません。






この二年近くを振り返って、




コロナの専門家




と言われる方もどうでしょうか?




マスク、うがい手洗い、三密、




夜の街、飲食店、人流制限、ワクチン接種、




ただ医療がひっ迫しているとの声に押されて




こじつけのような様々な対策によって




人々の生活が制限されて、




いまだ経済は大きく停滞しています。




実行された対策もどれがどう効いたのかを




検証されないままですし、




ウィルスで亡くなった方の人数や




ウィルスそのものの存在、




性質、発生源などについても




実は真偽もはっきりせず、




その疑問もそのままに、




感染症の危険度のレベルの見直しもされず




病院のベッド数の数合わせをして




また、次の感染爆発があるかのように




バカの一つ覚えのように




怖れを煽っているようにみえます。







数日前からは




なんらかの変異株が発生したと




まるで、予定通りのストーリーが




また、メディアを通じて流され始めて




いるようです。




この二か月、つかの間の休息でした、




今月、来月、再来月と寒さが本番を




迎えます。




インフルエンザも




これから最も流行しやすい季節に入ります。




実は、PCR検査は、コロナとインフルエンザを




弁別できていないと検査を止める国も




あるようです。




そもそもインフルエンザも季節毎、




流行タイプが異なりワクチンが効くとは




限りません。




コロナは話が別なのでしょうか?




新たな変異株に




即席で開発治験中のワクチンが




なぜ有効だと言えるのでしょうか?




有効だと確証のないものをどうして




早く接種させようとするのでしょうか?





一応国立大学卒で




理系の学部を卒業しましたから




こんなこと書いたらとは思うんですけど




僕は、日本には神風が吹くので、




(神風ってそもそも何?




 わかってないですけどね。)




今年も、インフルエンザは流行せず、




コロナの新しい変異株かなにかも流行せず




日本だけが世界の国々とは異なり




まったく拍子抜けの凪のような




平和な時間が訪れることを勝手に




期待しています。




その理由は、




なぜだかわからないですが、




『なんとなく』です。




それは、いつもお客様に




「なぜそこだとわかるのですか?」




と聞かれてお答えしている




コトバだからです。




エビデンス、統計?




科学的根拠だとか




理由はありません。




ただ僕がそうあってほしいと




思っているだけです。




無責任で本当にすみません。




でも無責任ですけど、




なんか不必要に毎日大きな声で




人々に不安や恐怖を煽るようなコトバを




世間一般で識者、知識人と言われる方が




語り続けることに飽き飽きしてきたから




小さくても一人一人なんでもない人



普通の人が




「もう大丈夫じゃない?」




「マスクしなくてもいいいよね。」




「普通にでかけよう。」




そんないつものコトバを




発信していくことが




神風がふいて(だから神風って何?)




カミカゼになって(もうなんでもいいか)




この問題を終息させるような気が




僕はしています。




あと一年二年後、




この新型コロナの専門家という方々は




どういう立場でどのような発信を




していらっしゃるのか?




今、マスコミで発信されている方には




ほんと是非、その発言の内容について




ちゃん精査検証していただきたいなと




たぶん原発と同じになるだろうけど




僕はそう思っています。




いつもお読みいただいて




ありがとうございます。
















同じコトバなんだけどね。



猫腰痛


こんばんは




埼玉県草加市稲荷の





和久屋おひさま整体院です。





11月にしては暖かい日が続いています。





暖かすぎたのか植えたたまねぎの苗が




クターっとしなびてしまったので





もう一度苗を買って植え直しました。




暖かすぎるのも、寒すぎるのも




植物にとっても人間にとっても




やっかいなものです。




できるだけ穏やかに




暑さ寒さが変わってくれると




いいのですが




身体のお悩みと同様




なかなか思う通りにはいかないものです。






僕は、自分で自分の身体のお手入れをします。




今はお師匠さまのところに行く時以外は




他の療術を受けるということはありません。




たまに同業者の方もお見えになります。




流行ってる、商売できてる方なので、




自分でお手入れするのも難しいのでしょう、




お身体の方はかなり疲れとひずみで




ガタガタです。




同じ療術をしているといっても




お互いにしていることは全く違います。





でも旧知の仲なので自分の手の内は隠しません。




最初は座った状態で




肩首に全然手指が入っていきません。




『これじゃ指が壊れちゃうよ』と感じ




手を見て気になるところがあったのですが、




少しばかり、両足を触れてました。




寝た方が起立筋(重力に抗する筋肉)が




ゆるむので、施術しやすいのですが、




後々起こして痛みが残る人が多いので




僕は座ったまま歪みを取っていきます。







操体では「先ず足を診よ」と言われると




どこかで聞いたことがあります。




そのくらい重力の入り口は大切です。




立つこと、歩くことで命をつなぐ動物です。




ちゃんと立って歩けるとホントは歪みが




取れて痛みはなくなっていくはずなんです。




この方はたくさん歩いた後に来てくださったので




おそらく歪みが取れやすい状態になっていた




のだと思います。




この仕事で積み重なった深い所の歪みが




自分の復元力では取れなくなっているので




僕はそれをお手伝いする感じです。




だいたい、お客様の最初の主訴(痛み)が




取れてくると、次々と身体はまだ治っていない




過去のケガや事故による歪みを自分で




なおしにかかるので痛みが出てくることが




多いものです。




表面の汚れが落ちて初めて




根本の汚れが見えるとも言い換えられます。






足を触れて、少し動かしていただいて




ある程度、背中、首、肩に




僕の指が入るようになりました。




後は、ベッドに寝ていただいて




腰、首、お顔(顎)を調整して終了です。




僕の感じじゃ、まあ一年くらいは




十分持つかなと感じました。






『こんな感じだから、




 リピートがなかなかね。』




そんなことをお話したら




「先生、リピートさせるんだったら




簡単なんですよ。




なおさなければいいんだよ。」




そう教えてくださいます。




僕もやり方は分かってるんですね。




あるところの痛みに特化して




その痛みに変化を出して




「また、近いうちに来ないともとに戻るからね。」と




お客様に来院を促すように




頭に落とし込んでいくんですね。



まあ、やり方はそれぞれですからね。




僕はそのやり方をしないだけ。




だって、そうしなくても




ほとんどのお客様は痛みはとれるし、




今もちゃんと生きてます。






人によっては、




「先生また、やってしまった。」って




お見えになるのが




五年ぶりだったりします。(泣)




でも僕にしたらそれだけ保ててたのは




お客さんの身体の使い方がよかったのだし




僕の前の療術も効いてたんだって証明だから




まあ自己満足かもしれないけれど




僕はうれしいいんですよね。







整体を受けていただくと




お客様は勝手になおっていきます。




そして操体は、




『なおさないし、なおせない』




お見えになる同業者の方が言われる




「なおしちゃいけない」というのとは




同じコトバなんですけど




意味合いが全然違ってるんです。






でもほんとはどちらでもいいんです。




お見えになるお客様が




選んだサービスで満足されていれば、




一回で終わっても




通い続けても




結局どんなやり方をしても




選んだのはお客様自身です。





うちじゃないですが




高い回数券を買わされて




途中で通えなくなる方もいます。




身体の部位ごとに料金を




追加されるやり方もあるそうです。




帰りに




必ず予約を取らされるところも




あるそうです。




療術者もその人その人




その場所その場所で




やり方はまったく違います。




でも最終的に選んで決めるのは




お客様その人なんです。




そして整体ってほ




んといろんなやり方があります。




ぽきぽき矯正のカイロプラクティック、




同じく筋骨格矯正のオステオパシーは




欧米では




お医者様の資格がなくてはできません。




日本では、柔道整復師、鍼灸師、




あんまマッサージ師、理学療法士、作業療法士




国家資格で保険治療ができる方もいらっしゃれば




さまざまな民間療法のセラピストも




看板を掲げてます。




僕もその一人です。




大きくくくれば、みんなセラピスト、




手技療法療術者とでも言い表せます。




同じコトバでくくれるんですけど、




そこには大きな違いがあることを




ホントは療術を体験する前に




分かっていて欲しいなと僕は感じて




ホームページやブログで発信しています。




ホームページやブログを見て




「行ってみたい」と思われても、




実際に会って見て、




「あーちょっと違う」と思われたら




勇気はいるかもしれないですが、




療術を受けられるのを止めても




僕は全然いいと思っています。




そのくらい自分の身体を預けるって




けっこう大変な決断だと思っているからです。




実際断られたら(断られたことはないですが)




結構へこむかもしれないですけどね。




そんなことを心に決めて日々お客様と




向き合わさせていただいています。




いつもお読みいただいて




ありがとうございます。
















痛みを取って喜んでるようじゃまだまだ?


なおさないし、なおせない。


猫腰痛


こんばんは



埼玉県草加市稲荷の和久屋おひさま整体院です。





冬が立ったのに暑い日だったり、





一転雨が降ったり、





11月にしては暖かいですかね。





関東地方も木々が紅葉しています。





秋が深まりそろそろ本格的な寒さも





近く冷えに注意が必要です。




身体を温める食べ物を食べましょう。






寒くなったからか




なぜか重症の方が続きます。




最近はあんまりないのですが、




久しぶりに




『あーこりゃ、無理かな。』




そんなことを療術中に思っている




自分に気がついて




まあそう思ったら結果はでないですね。




かと言って




『もう一回来ていただいたら』




みたいな




身体が変わる保証もないのに




リピートをお願いしたり




『そのままにしてはいけません。』と




お客様の側に来院を強いることに




違和感を覚えるので、




正直に




『あんまりお役に立てなくてすみません。』





『また気が向いたらご利用ください。』





敗戦宣言みたいなものですね。




まあ、お客様の側も




ある程度予想していたことなのでしょうか。




「いやいやありがとうね。」と




お帰りになられました。






『痛みをとってはいけない。』




『直してはいけない。』




『自分を役立たせない。』




まあ恰好つけていても




痛みが取りようにも取れないのですから。




言い訳もない。




でもね。




本当に必要な痛みは




すぐには取れないんですね。




なぜかって言うと




その人の身体がどうしても必要だから




身体自身を守るために出している




なおるときの痛みはとれないんです。




すみません。




やっぱり言い訳です。(笑)







でもこういうときは




僕は悪者役です。




「なんだ、何にも変わらないじゃないか!」




「やぶだな、へぼだな」




「施術代返せ!」




お客様は一言も言ってないんですが、




知らぬ間に




自分で自分のことを責めていたりします。




『それでいいんだ役立たずでいこう!』




もう一度気持ちを新たにします。






それでもね。




お客様も自分で答えを出してるんですね。




「去年坐骨神経痛と言われたんだけど




 変わらないから行くのやめて



 なんとなく痛みがなくなったら、




 今度は反対が痛くなって、




 昨日飲みに行って



 

 帰り途中で歩けなくなって、




 家でベッドから立とうとして




 急に立てなくなっちゃったんだ」





「人から頼まれると仕事断れなくてね」





「中学生の頃、膝ひどく痛めたんだよ」





「30代はぎっくり腰でひと月ほど大変だった」




「バイクで足ひかれたことある」





「車に事故で追突されたなー」





「階段から落ちて、手首突いて腕逆になった」





「でも病院通わないでなんとかなってた」





「前は、腕も後ろに組めたんだけど」





「今日もひと眠りしたらこれから夜勤なんだ」





「僕、人の二、三倍働いていると思うよ」





「バイトやパートじゃできない仕事なんだ」






『いや、そりゃね。痛いよね』




『なおってないから、休まないと』




心の中でそう思う気持ちはあるんですが、




ご本人は休めないと言ってます。




痛みが取れればまた、仕事をするでしょう。




いや、痛みが取れなくても




今日も仕事に行くと




言われてます。




『それで人に信頼されて生かされているのですね。』




僕はそう言うのがやっとでしたが、




お客様は、




なんか褒められたと思ったのか




うれしそうです。




「もう、孫が三人いるんですよ」





「今は、母と暮らしています。




 事業を起こしたばかりなので




 ちょっとこの二年立ち遅れましたが




 ようやく軌道にのってきて




 もう一つの仕事も




 来年から少しづつ減らしていこうと




 話していたところなんです。」







まあ、痛いくらい我慢すれば




湿布はれば、薬のめば、




試に整体一回受けてみようか。




いままで大丈夫だったから




そのうちなんとかなるはず。




そんな感覚でいて、




腕が動かなくなったり




手が握れなくなったり、




しびれが取れなくなったり




そんな方もたくさんみてきました。





言い方は悪いけど




すっと死ねたらいいんです。




しまいに




病気になって




歩けなくなったり




寝たきりになってしまったり




そうなると大変です。




年老いた親はどうでしょう。




お孫さんを育ててるお子さんは?




自分が人の二、三倍働いたお金なんて




すぐに底をついてしまいます。




お金だけじゃなくて家族中の




肉体的、精神的な負担は相当です。




もちろん仕事も大切です。




無理するタイミングもあるでしょう。




でも身体は一つしかありません。




自分の身体で誰に迷惑もかけて




生きているわけでもないです。




でも、その当たり前を失ったとき




だれかの面倒、世話になるときに




はじめてその当たり前のありがたさに




多くの方が気がつくことになります。






だからと言って前にも書きましたが




『一生歩けなくなりますよ。』




『もとに戻らなくなりますよ。』




僕は脅すことはしたくないんですね。




なかなか取れない痛みや病は




本人が何か気づきや学びを得ないと




なくならないようです。




逆にその境地に至ると




痛みや病に感謝の気持ちが湧いてきたり




する方もいらっしゃいます。




まあなかなかそう思えないですね。




痛いし、辛いのみんな嫌ですから。




僕はちょっと変態ですから




そうなのかもしれないですが、




『人は変えられないな』




『自分で気がつくまでは無理かな』




そんな気持ちで




車に手で脚をかかえて乗り込むお客さまを




お送りしました。






先日女優の草笛光子さんが




TV番組に出ているのを見ました。




身体を大切に扱っていらっしゃることを




お話になってましたが、




朝布団の中で目覚めてから起きるまで




いろいろやってらっしゃるルーティンがあるようで




「全部お伝えしましょうか?」と




お話になって指先から手足と触れたり、




動かしたりしてからすべては




伝えきれてませんでしたが、




『あーやっぱりやってる方はやってるなー』




『上には上がいらっしゃるなー』





『結局、誰かじゃなくて、自分なんだなー』





自分の身体のお手入れを





改めて見直そうと思いました。




『自分って素晴らしいもんだ』





そう思えないでいる人が多い中で




僕はこの仕事で




どうそれに気がついていただくか





どうしたら思い出していただけるかを





自分の療術を通して伝えたいということ





そして自分が




『身体をなおしてあげたい』





『痛みを取ってさしあげたい』





そんな気持ちを本当に忘れられた時が





仕事ができたということなのかなと





自己矛盾しているようですが、





今そう感じています。





いつもお読みいただいて





ありがとうございます。















腰痛


痛みが身体を守ってくれている。


整体で痛みの感度が高まる。


猫腰痛


こんばんは




埼玉県草加市稲荷




和久屋おひさま整体院です。




11月に入りました。




庭のかりんの木の実も色づいて、




紅葉した木の葉も落ち始めました。







先日コメの出荷がひと段落したと、




農家の方がお見えになりました。




茨城で大規模に米作されています。




母が新米出たかなと注文したら




遠くまで来てくれました。




お米の返礼かと思いきや、




車から降りるのも大変そうです。





「いやー今回は痛かったんです」




そう教えてくださいました。




普段は痛くても動いているうちに




なおってしまうそうです。




収穫してからも乾燥、調整等




仕事があり、納期に合わせる為




一か月ほど休みなく出荷に




追われる日が続いていたそうです。






姿勢記録もほぼ止めているのですが、




ふとやってみようと思いました。




後からと横から身体全体の施術前後、




今回は、腰が痛いということなので




前屈と後屈も記録しました。




前屈は痛みが出ているのですが、




ある程度曲げられます。




逆に後屈は痛みはないのですが、




ほとんど反れていない状態でした。






写真を撮ると人によってどうしても、




良い姿勢、悪い姿勢と思い込まれて




「それを直してほしい」とか




「直すにはどうしたらよいか」




みたいになると嫌なので




今はあまり記録する事はありません。






僕の考えでは、




いわゆる良い姿勢と悪い姿勢が




時と場合によってちゃんとどちらも




自然にとれてるのが理想です。




意識しなくてもその姿勢になります。




「無理して姿勢を作る」




「胸を張る、姿勢を正す」




などをしている、心がけてる方に




意外と痛み、動き辛さが出てくること




年を経て腰が曲がってしまうこと等は




あまり知られていないことです。






よくお家で家人に





「姿勢が悪いと言われちゃう」




「猫背だと注意されちゃう」




と言われる方もありますが、




僕は、こう答えます。




『お家は本来安らげる場所です。




そこでリラックスできてなければ、




そこはお家ではなく仕事場かなにかです。




だから家で、そして家人の前で




構えてなくて、肩の力が抜けて




無理せず自然体でいられるのなら




その姿勢にはなんの問題もありません。




家で、肩張って、胸張って、




モデルみたいにしてたら




逆におかしいしいでしょ。』







話がちょっとそれました。




米作農家の腰痛の方です。




腰腰とおっしゃるのですが、




いつもの通り、足首、手足指を見ます。




変化が出にくい様子なので、




身体に動きをつけていきました。




それでもあんまりという感じで途中




「なんか、痛みが強くなった気がする」




とおっしゃられました。




ぎっくり腰に近い場合、




急に憎悪することもあります。




少し、嫌な感じがしたので




あんまり施術をせずに




終わらせて記録を撮りました。






頭の位置によく変化がでて




バランスが取れ始めていました。




ただ、全後屈の動きが




ほとんどの方が動けるように




なるはずが、




療術前より曲がらなくなってました。




車の乗り降りがスムーズになっていて




満足いただいてお帰りなられたのですが、




僕としてはちょっと満足できず、




考えてました。




療術後に姿勢が崩れる方がいらっしゃいます。




それは、普段姿勢を作りすぎている方です。




また、普段ちゃんと動いてない方は




たいてい動けるようになり、




姿勢が逆に整います。




じゃあ動けなくなるって何?



少ししてふと気がつきました。




この方は、普段ちゃんと動いてます。




でも今回仕事がたてこんで




どうしても動かなくてはならなくて、




普段飲まない市販の痛み止めを飲みました。




僕の所にくる二三日前に飲んで、




それ以後飲んでなかったそうです。




そして療術を受けてる途中で




「なんか少し痛くなった気がする」




と言われました。




そうです。




「身体の壊れている部分が治るために




ちゃんと痛みが出た」ということ




そして、




「身体が壊れないように




ちゃんと痛みを出して身体を




動けないようにしてくれた」




「自然治癒反応」が正常に現れたと




いうことに気がつけました。




『ああ、本当に正常な方はやっぱり




自分の力で治せるんだなー』




と改めて人の身体の力の素晴らしさに




感動させられました。




うちに長く来てくださる方にも




「痛くなりそうだから怖くて来た」




と言われる方もいらっしゃいますが、




意外とそういわれる方については




身体がそれほど崩れてなくて




ちょっとしたことで元に戻ります。




それは、おそらく痛みが




からだをちゃんと復元させるときの




サインとして表れているのだと




僕は感じています。




長く痛むとどうしても痛みを敵視




したり、怖がってしまうのですが、




整体で痛みへの感受性が高まると




痛みを忌み嫌うものではなく、




身体が復元しているときのお知らせだと




受け取れるようになり、




その間は自分の行動を見直して




身体に負担がかかりにくいように




動いたり、適度に休めるようになります。




僕は常々お客様に




『痛みは福音(よきお知らせ)だよ』




とお伝えしています。




なかなかこれが痛みや動きづらさで




長年お悩みの方には




伝わりにくいことなのですが、




今回の事を受けて




やっぱり痛みは人間にとって




正しい方へ生きていくための




大切なサインであって、




むやみやたらに痛みを取り除いては



喜んでいてはだめなのだなと




考えを新たにさせられました。




いつもお読みいただいてありがとうございます。