• 記事検索

  • 更新メール通知
  • このブログの更新通知をメールで受け取ることができます。
  • New Photo
  • 220822_sunflowersakura petal
RSS

同じコトバなんだけどね。


同じコトバなんだけどね。



猫腰痛


こんばんは




埼玉県草加市稲荷の





和久屋おひさま整体院です。





11月にしては暖かい日が続いています。





暖かすぎたのか植えたたまねぎの苗が




クターっとしなびてしまったので





もう一度苗を買って植え直しました。




暖かすぎるのも、寒すぎるのも




植物にとっても人間にとっても




やっかいなものです。




できるだけ穏やかに




暑さ寒さが変わってくれると




いいのですが




身体のお悩みと同様




なかなか思う通りにはいかないものです。






僕は、自分で自分の身体のお手入れをします。




今はお師匠さまのところに行く時以外は




他の療術を受けるということはありません。




たまに同業者の方もお見えになります。




流行ってる、商売できてる方なので、




自分でお手入れするのも難しいのでしょう、




お身体の方はかなり疲れとひずみで




ガタガタです。




同じ療術をしているといっても




お互いにしていることは全く違います。





でも旧知の仲なので自分の手の内は隠しません。




最初は座った状態で




肩首に全然手指が入っていきません。




『これじゃ指が壊れちゃうよ』と感じ




手を見て気になるところがあったのですが、




少しばかり、両足を触れてました。




寝た方が起立筋(重力に抗する筋肉)が




ゆるむので、施術しやすいのですが、




後々起こして痛みが残る人が多いので




僕は座ったまま歪みを取っていきます。







操体では「先ず足を診よ」と言われると




どこかで聞いたことがあります。




そのくらい重力の入り口は大切です。




立つこと、歩くことで命をつなぐ動物です。




ちゃんと立って歩けるとホントは歪みが




取れて痛みはなくなっていくはずなんです。




この方はたくさん歩いた後に来てくださったので




おそらく歪みが取れやすい状態になっていた




のだと思います。




この仕事で積み重なった深い所の歪みが




自分の復元力では取れなくなっているので




僕はそれをお手伝いする感じです。




だいたい、お客様の最初の主訴(痛み)が




取れてくると、次々と身体はまだ治っていない




過去のケガや事故による歪みを自分で




なおしにかかるので痛みが出てくることが




多いものです。




表面の汚れが落ちて初めて




根本の汚れが見えるとも言い換えられます。






足を触れて、少し動かしていただいて




ある程度、背中、首、肩に




僕の指が入るようになりました。




後は、ベッドに寝ていただいて




腰、首、お顔(顎)を調整して終了です。




僕の感じじゃ、まあ一年くらいは




十分持つかなと感じました。






『こんな感じだから、




 リピートがなかなかね。』




そんなことをお話したら




「先生、リピートさせるんだったら




簡単なんですよ。




なおさなければいいんだよ。」




そう教えてくださいます。




僕もやり方は分かってるんですね。




あるところの痛みに特化して




その痛みに変化を出して




「また、近いうちに来ないともとに戻るからね。」と




お客様に来院を促すように




頭に落とし込んでいくんですね。



まあ、やり方はそれぞれですからね。




僕はそのやり方をしないだけ。




だって、そうしなくても




ほとんどのお客様は痛みはとれるし、




今もちゃんと生きてます。






人によっては、




「先生また、やってしまった。」って




お見えになるのが




五年ぶりだったりします。(泣)




でも僕にしたらそれだけ保ててたのは




お客さんの身体の使い方がよかったのだし




僕の前の療術も効いてたんだって証明だから




まあ自己満足かもしれないけれど




僕はうれしいいんですよね。







整体を受けていただくと




お客様は勝手になおっていきます。




そして操体は、




『なおさないし、なおせない』




お見えになる同業者の方が言われる




「なおしちゃいけない」というのとは




同じコトバなんですけど




意味合いが全然違ってるんです。






でもほんとはどちらでもいいんです。




お見えになるお客様が




選んだサービスで満足されていれば、




一回で終わっても




通い続けても




結局どんなやり方をしても




選んだのはお客様自身です。





うちじゃないですが




高い回数券を買わされて




途中で通えなくなる方もいます。




身体の部位ごとに料金を




追加されるやり方もあるそうです。




帰りに




必ず予約を取らされるところも




あるそうです。




療術者もその人その人




その場所その場所で




やり方はまったく違います。




でも最終的に選んで決めるのは




お客様その人なんです。




そして整体ってほ




んといろんなやり方があります。




ぽきぽき矯正のカイロプラクティック、




同じく筋骨格矯正のオステオパシーは




欧米では




お医者様の資格がなくてはできません。




日本では、柔道整復師、鍼灸師、




あんまマッサージ師、理学療法士、作業療法士




国家資格で保険治療ができる方もいらっしゃれば




さまざまな民間療法のセラピストも




看板を掲げてます。




僕もその一人です。




大きくくくれば、みんなセラピスト、




手技療法療術者とでも言い表せます。




同じコトバでくくれるんですけど、




そこには大きな違いがあることを




ホントは療術を体験する前に




分かっていて欲しいなと僕は感じて




ホームページやブログで発信しています。




ホームページやブログを見て




「行ってみたい」と思われても、




実際に会って見て、




「あーちょっと違う」と思われたら




勇気はいるかもしれないですが、




療術を受けられるのを止めても




僕は全然いいと思っています。




そのくらい自分の身体を預けるって




けっこう大変な決断だと思っているからです。




実際断られたら(断られたことはないですが)




結構へこむかもしれないですけどね。




そんなことを心に決めて日々お客様と




向き合わさせていただいています。




いつもお読みいただいて




ありがとうございます。