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簡単なことからやってみよう。


猫腰痛


こんばんは



埼玉県草加市稲荷の




和久屋おひさま整体院です。




9月もあっという間に過ぎてしまいました。




穏やかな晴れの日が続いたと思っていたら




今夜明日と台風が関東地方を直撃しそうです。




台風がまた湿度と気温を高めそうですが




土曜日曜は天気が回復しそうです。




新型コロナ問題はまるで予定通りのように




終息するような感じもありますが、




これから寒くなっていく頃にはまたどうなるのかとも思います。




ひとまず、今夜明日は風雨に気をつけて過ごしましょう。






整体をしているといろいろ身体のこと、健康のことについて




聞かれることが多いものです。




操体法にも基本操法といって




誰でもできる身体の動かし方があります。




「膝倒し」「踵突き出し」




「つま先上げ」「カエル脚操法」なんかは




療術の中でも使われますし、




本や動画などでもよく伝えられている操法ですね。




本当はこれらの方法は、




一人でもある程度工夫してできるのですが、




はじめに僕がお客様にして差し上げてしまうと




それを家で自分でやってもどうも効果が感じづらいらしいのです。




変化は出ても物足りない気がするようです。







僕がやってることは自分では簡単に思うのですが、




お客様は僕がしていることを「先生がしていることは難しい」と




勝手に解釈してしまう傾向があるみたいです。




自分でもそうなのですが、




とにかく毎日自分の身体に触れて動かしていただくためには




身体の動かし方を単純化して誰にでもできる方法にして




「めんどうくさいなー」というような




心理的な抵抗が起きないように




できるだけ動きのハードルを低くすることがとても大切です。




前回のブログ

でもお伝えしましたが、




僕的にはお相撲さんのトレーニングの「腰割り」はとても簡単で




効果的だと感じるのですが、それでもまだハードルが高いと感じて




もう一段ハードルを下げた方法をお伝えしました。




これは、身体の動かし方だけではなくて、




ほかの健康にまつわることも同じだと思って




できるだけ毎日続けられることを




僕の療術の中ではお伝えしているようにしています。







それでは、簡単なことを「毎日すこしずつやってみる」




お客様によく聞かれてお答えしていることを紹介してみましょう。




※病気治療中や通院中の方は、摂取してはいけない食べ物や飲み物




負担がかかる運動などが身体に悪影響を及ぼすことがあります。




行ってみる前に前もって医師に相談して、




必ず指示に従ってください。




僕が紹介していることは、




僕自身が実際にやってよかったことを紹介しています。




ただし一般的な健康法は、必ずしも科学的に効果があることが




証明されているわけではありません。




各々自己責任で行っていただき、




勝手に病院で処方された服薬を中止したり、




身体に合わないと感じている食べ物を摂取し続けたり、




無理に身体を動かすことはしないでください。






1.頭痛がある




どんな頭痛なのかを聞き始めるといろいろありすぎて




僕もわからない症状があったりします。




基本頭の中が酸素不足だから頭の下の血管神経が密集して狭い首に




滞りがあるといけないのです。なので




「整体で首のめぐりがよくなれば」




脳内の血液の流れも改善して結構結果がでます。




整体受けてみてください。(笑)




あとは、




脳内の発痛物質やその他の物質のアンバランスなのだろうと考えて




そう食事です。




もしその方が精白糖、砂糖を摂取されているようでしたら




三日ぐらい「砂糖の摂取を止めていただく」、




または、ほかの甘味料(黒砂糖、メープルシロップ、はちみつな




ど)に変えていただきます。




もちろん、コーラ、ジュース、コーヒーに入れる砂糖ガムシロップ




なども三日ぐらい止めてもらいます。




三日というのは腸の内皮細胞の生まれ変わりがそのくらいだといわ




れているので、腸内細菌叢が変わり始めると合わせて脳内の物質も




変換すると考えてるからです。




腸内細菌叢のバランス(善玉、悪玉、日和見菌の割合)を改善する




ための食べ物もいろいろ工夫はできるのですが、




僕のこれまでの経験で一番結果がでるのは、





「砂糖の摂取を止める」です。




これまでも、「砂糖をはちみつに変える」




「覚醒系のカフェイン飲料を止める」




「ジュースなど清涼飲料水、コーヒーを止める」




だけで結構結果がすぐに出る方もいらっしゃいます。




頭痛持ちの方は、




合わせて市販の頭痛薬なども飲んでいらっしゃいますので




それを飲まなくなることでより腸内細菌叢が整ってきますので




よい循環にすぐに戻れる方も少なくありません。




まずは、三日砂糖を止めてみるところから始めてみてくださいね。






2.「鼻炎、アトピー(アレルギー)、



肌荒れ、ニキビなどができやすい」




僕自身は中学から大学生くらいまで顔中にニキビができて




大変苦しみました。




今思うと、甘いもの、清涼飲料水(スポーツドリンク、炭酸飲料)




大好きでした。浪人中は、授業が終わる度に、冷たくて甘い飲み物




飲んでばかりいました。




1.の頭痛はなかったのですが、





今思えばお腹は砂糖と冷たさで冷えていたんでしょうね。




大学に入ってからは、




部活の練習後にコンビニで菓子パンや総菜パン、お菓子など




好きに食べてました。おいしい揚げ物もありますしね。




でもそういったものの油って




どういうものを使っているかわかりません。




これも知識なので難しいことは




専門の本などを読んでみてください。




油にはいろんな種類(オリーブ、菜種、亜麻仁、えごまなどなど)




があります。と化学的にも分類がされています。




その中のある油を摂りすぎると人間の身体の中で炎症を引き起こし




やすいといわれています。(オメガなんちゃら調べてください。)




市販されている加工品やお菓子、ファストフードなどを作る際に使




われている食用油のほとんどその他、ほかにも運搬加工に便利なよ




うに加工されて作られた人工油脂、水素添加油脂、わかりやすい例




だとマーガリンですね。そうした炎症を起こしやすい油を使ってい




ると思われます。







なのでこうした症状にお悩みの方については、





「ちゃんとした油を摂取する。」




「スナック菓子、チョコレートなどの油脂をたくさん使ったもの、




 冷凍食品や市販の揚げ物を止める。」





を試してみてください。





僕自身は、亜麻仁油をサラダにかけて毎食食べます。





(この油は加熱しないでとります)





お客様でもえごま油をティースプーン一杯摂取することで、





健康診断のコルステロール値が改善した方もいらっしゃいました。





油を摂るということに「太る」と




心理的に抵抗される方もいらっしゃいますが、




よい油を摂ることが1.で書いた腸内細菌叢のバランスをよくするこ




とにつながります。




市販の調味料などに「ノンコルステロール」とか「ダイエット」な




どの表示があるものは、ちゃんとした油を使っているのかのチェッ




クも大切です。




また余談ですが、




「ノンカロリー」とか「低糖質」とかいう表示がついているも




のも糖質を合成甘味料に変えていることがありますので、できれば




無糖のもの、最悪摂るとしても砂糖が入っている(ほとんどないで




すが、果糖ブドウ糖液が多いですね。)ものを選びましょう。







3.「軟膏や湿布を貼ると肌が荒れてしまう。」


身体に痛みがあるとどうしても、手軽に使えるため




つい頼ってしまいがちですね。




ドラックストアにもたくさん品揃えされていますし、




僕も野球をしているとき、肉体労働の時には




よくお世話になりました。(ここ約5年は使ってないです。)




よく「先生、温湿布と冷湿布どちらがいいの?」と聞かれます。




でも昔ながらの生薬の湿布等でなければ、




基本的にどちらの湿布でも同じです。




市販の湿布や軟膏は、(まあ処方されるものもそうですが)




基本的に痛みが起きている箇所の神経と脳とのつながりを遮断して




痛みを感じさせなくさせているだけです。




そして痛みを感じさせないということは、血流が阻害されるので使




い続けると冷えて患部の治りが遅くなり、組織が固くなります。




使っても使ってもなおりにくいのはそうした理由です。




血流が滞ると酸素と栄養の供給がされないので当然肌荒れなどにも




つながりやすくなります。




また、痛みを感じさせなくすることで逆に動けてしまうのでかえっ




て患部の治癒を遅らせてしまうことがあるので




習慣的に使い続けることを僕はお勧めしていません。




どうしても強い痛みで眠れないなどの場合は、ずっと貼り続けるの




ではなく、二、三時間限定で使えばとお伝えしています。




ではこうした時に僕ははどうしてるかというと。




「一度水にさらした氷をポリ袋に入れて患部を適宜冷やします。」




冷たいのが嫌と言われる方については、




「温かいおしぼりをポリ袋に入れて患部を適宜温めます。」




とお伝えしています。




「じゃあどちらがいいの?」聞かれるのですが




それについては、




ご本人の感覚で嫌じゃない方をやってみてください。




です。(笑)




僕は、自分の手技で肩の治りが滞っていたときに




お師匠さまからこの氷の手当を教わって続けていますが




だいぶ調子がよくなりました。




スポーツ選手もアイシングをされますが、




そんなに大がかりなことではなくポリ袋に製氷機で作った氷数個で




大丈夫です。安いですね。





簡単な作用の仕組みは




身体に氷水を当てることで、皮膚が刺激されて脳に




「冷えてる箇所があるから、温めろ!」と指令が届きます。




人間の身体で温めるという機能は、血液で熱を届けることです。




この人間の恒常性(フィードバック機能)を利用して




患部に強制的に血液が多く送られて、酸素と栄養分が届き




二酸化炭素と老廃物、発痛物質が回収されて患部の治癒再生が




促進されるという仕組みです。




ポイントは、一度水に浸した氷を使うことです。




氷だけだと冷えすぎてしまいます。




保冷剤とかも同じで冷えすぎちゃいます。(やらないでください)




なので一度水に浸すことで冷えすぎを防ぎます。




基本的に患部に当てますが、身体に当てて気持ちのいいところ




嫌なところには当てません。これも自分の感覚に従ってください。




当て続けると次第に感覚が痛みを感じたり、なくなってきたら




別の場所に移動させます。




温める時もそうですが、




冷やす時もやけどには十分注意してください。




まだまだご紹介できることがありますが、




今日はこのへんで。




どれも簡単ですので一度お試しください。




いつもお読みいただいて




ありがとうございます。


















○○するだけというなら、僕はこれをおすすめします。


猫腰痛


こんばんは




埼玉県草加市稲荷の




和久屋おひさま整体院です。




昨日の関東地方は最高気温が30度を超えました。




一転今日は25度前後で薄曇りで過ごしやすい天気です。




でも朝晩は冷え始めましたので、




どこかで急に冷え込む時があるかもしれません。




こういう時期は腰痛持ち、ぎっくり腰の癖がある方、




普段から首痛肩こりの方も急に痛みが出て




動けなくなることがあります。




前回は、



ぎっくり腰



の予防について書きましたので




是非そちらを読んで気をつけてください。







「先生、身体に効いて、毎日簡単にできること教えてください。」




内心




『そんな都合のよい方法なんてあるわけないでしょ。』なんて




思ってしまわなくもないのですが、




世の中は




「簡単○○!」





「わかりやすい○○!」





「手間いらず○○!」





「安くて便利〇〇!」




「即効〇〇!」




なんて見出しがあふれてますもんね。




時代遅れの僕も




なんとかそれについていかなければならないようです。






これまでもお客様にお伝えしていくために




今まで体操や歩行法なども勉強したこともありました。




まずそれを自分の身体で試してみて




身体になじむか、問題がないかを確認して




お伝えするようにしていたのですが、




どうも勉強することは自分の身体にはなじまないんですね。(笑)




型や回数に落とし込まれる動きなどは僕の場合は特にだめでした。




自分の肩をよくするつもりもあって、




ストレッチや体操をしてみても




後ろ手に腕を回して左右とも手をつなげるなんてありますね。




あれもやってみて、




僕は左手を上から右手を下から回す方がやりにくいんですね。




それも苦行のように、痛いのを我慢して




ギューギューとやってました。




ある程度は柔らかくなって




手と手が付くぐらいまではいったんですね。




でも、肩の痛みや違和感は強くなるばかりでした。






ある時お師匠さまのところへうかがって意見を聞きました。




すると




「いやあ、ペットの犬や猫でも体操とかしないよねー。





 気持ちよさそうに伸びたりひっくり返ったりするけどさ。





 体操するのは動物でも人間だけだー」





と教えてくれました。




操体法でも、実は型みたいな動きがあります。




般若心経(はんにゃしんぎょう)をもじって




般若身経などと紹介されることもあります。




僕のお師匠様は、操体の結構本流(結構じゃなく本流)に




いらっしゃるのですが、




いとも簡単に




「あー僕、あれやるとね。なんかやった後具合悪くなるんだー」




なんて言っちゃったりするんですね。




そうして僕も、お釈迦様の本なんかを読んでいて身体も次第に




「苦行難行悟りにあらず」みたいな感覚になってきて




実今は、




毎日続けている身体の動きなんていうのはあんまりないんですね。



でも体調もすこぶるいいのです。



体重は10年近く気にしていないので測ってないのですが、




身体の体型も元に戻り、20代の時のデニムも今は履けています。




だからお客様にもご紹介できることがなかなかなくて




困ってきました。





でも、お客様は、




僕とは違ってまだ自分の身体への探求の入り口なので




ちょっと心に留めて探してみました。




すると見つかりました。






体操、運動、ストレッチ、否定するわけではないんですが、





そこをやってるとどうしてもやり方とか型とか回数とかに





収斂していくようでどうも自分にはあわなくて





次第に勉強の方向は、





古典芸能や武道武術の方に向かっていくようでした。





能のすり足、歌舞伎の六方なんかも動きのヒントになりました。





そうして最後にたどり着いたのは。





今夕方毎日ちょうどTVで放送してますね。





そう、相撲(すもう)です。






とは言っても相撲を実際にとるわけではありません。




相撲の動き、稽古でよく目にしますね。




そう「四股(しこ)を踏む」です。




左右交互に、股広げて片足あげて、地面について深く腰を落とす。




そんな動きです。




他にも相撲部屋で稽古中の




「股(また)割り」「てっぽう」なんかもありました。




僕もやってみました。




効くなーって体感がありました。




でもちょっとこれはふつうの運動してない方や年配の方には




ハードルが高く感じました。




それでさらに調べていくと





お相撲さんがそれを紹介している本がありました。



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そこに、「腰(こし)割り」が紹介されていました。




これも自分やってみました。





簡単でとてもいいと思ったのですが、





動きが小さくて効果が感じにくいのと





どうもこれも腰の落とし方やすねの角度など





気をつけなければならない点があり難しいので、





自分でもう一段ハードルを下げようと思いました。






すみませんここまで長かったですね。





引っ張りましたが、あんまりすごいことではないので恐縮です。





それで、僕が最近お客様にお伝えしてることです。





お風呂あがりが一番いいので





お風呂上り身体をタオルで拭くときにやってみてください。





1.左右の脚を広げて立ちます。




まあ肩幅より広くできたらいいですよね。




痛みがある方は無理に広げなくてもいいです。




そのうち広げられるようになったら広くしてください。




2.手にしたタオルで、




 少し上半身を前かがみにして

(痛みがある人は加減してください。)




足首から、(足裏からでもいいです。)ふくらはぎ、膝、太もも、




股の付け根からお尻むけて手を回し、




特に脚の内側を入念に触れてください。




終わったら今度は脚の外側へ




お尻から太もも、膝、ふくらはぎ、足首、




いけたら足裏まで触れます。




身体の水滴を取るついでにタオルで意識して拭くだけです。




これだけです。




やってることを単純に説明すると





1.できるだけ大股で立つ




2.脚の内側をタオルで意識的に触れる




だけです。ポイントは意識的に触れるということです。




足首、ふくらはぎ、膝・・・と声をかけてもいいです。





もし風呂上りが嫌なら、別に寝る前でも起きた時でもいいです。





その時はタオルじゃなくて





素手で服の上から身体をなぞるだけでいいですね。






これをお伝えするとよく




「先生これ何に効くんですか?」




と聞かれるんですが、




僕の答えは、





『やってみて、何に効くのかは自分で感じてみて』





とだけお伝えしています。





この動きというか行為についてもいろいろ説明はできるんですけど





説明すると本当は感じられることを見失うかなと





僕は感じているのであえて説明することはしません。




やってみて自分で感じたことを自分の身に落としていく




そんな経験も現代人には大切なことじゃないかな




と思ってるからです。




もし、裸の身体、




特に鼠径部や自分の性器に触れることに何か違和感が




感じられるのであれば、無理にすることはないですが、




続けていくことで、



何か自分の身体や心に変化が現れてくるかもしれません。




でも強い嫌悪感などが出てくる場合は、控えてください。




ゆっくり、少しづつ



自分のペースでやりたいときにやってみるでもいいと思います。







役に立つからやる。




効果があるからやる。




健康にいいからやる。




死にたくないからやる。





なんかそんな考え方を少しでも見直す機会にもなればいいかなと




僕は思ってます。





『役に立たなくても自分が気持ちいいならやればいいんじゃない』




ほんとは、誰かに教えられるんじゃなくて




そういう経験を自分で探していくのが




この自分という生命をいただいた意味なんじゃないのかな




涼しくなって寝る前にそんなことを考えるお彼岸です。




いつもお読みいただいて




ありがとうございます。


















この時期、ぎっくり腰に気をつけましょう。


猫腰痛


こんばんは



埼玉県草加市稲荷の




和久屋おひさま整体院です。



台風が通過中ということで




関東地方もすっきりしない天気です。



「暑さ寒さも彼岸まで」といいますが、



日中は蒸し暑く、



朝夜はすこし涼しく感じるような陽気です。



最近ちらほら急な痛みを訴えて



問い合わせが出てきました。



お彼岸を過ぎると一度は



急に冷え込みが強くなると思います。



その後には、必ずぎっくり腰、



ぎっくり首、ぎっくり背中のような



急性の筋膜性の疼痛で来院される方があります。



とっても痛くて辛いので、



できるだけそうした状態にならないように



簡単にできる対策をお伝えします。






1.お風呂に入る(身体を温める)



夏の時期は、エアコンに長時間さらされる、



冷たい食べ物飲み物のとりすぎ、



シャワーだけで済ませてお風呂に入らないなど



身体がとても冷えています。



触れると人によっては



冬場より身体が冷えていると感じる方もいらっしゃいます。



身体が冷えた状態では、筋肉が固く緊張状態にあります。



その状態で急に気温が下がると



ちょっとした無理な動作やくしゃみや咳などでも



ぎっくり腰が起こりやすくなります。



一番簡単な対処法は、身体を温めることです。



羽織るものを一枚増やしたり、下着(はらまき、ズボン下)、



Tシャツ短パンなどをちゃんとパジャマや寝巻にしたり、



寝る時足元にタオルケットをかけるなどの工夫も大切ですが、



一番てっとり早いのは、お風呂に入ることです。



入浴法はいろいろあるのでそれぞれお好きにお任せしますが、



とにかく夏場のようにシャワーだけですませないで、



湯船のお湯に身体をちゃんとつけることが大切です。






2.冷たい飲み物、冷たい食べ物を控える(お酒、たばこもね。)



夏は冷たいビールに枝豆、僕も大好きです。



どうしても暑いので食欲が落ちるので、



冷ややっこ、そうめん、



そば、冷やし中華なんかもおいしいのが夏です。



お茶やコーヒーも温かいものではなく、



ついつい冷茶、麦茶にアイスコーヒー



常温でならまだいいのですが、水も冷やして飲んでたりしますね。



お酒も、キンキンに冷やしたグラスや氷を入れたりして




毎日飲んでいると身体の感覚は冷えてすっきりするのですが、




それ以上に冷えてしまっているのが



内臓です。



内臓って実は筋肉なんですね。



身体を動かす骨格筋は



自分でコントロールできる横紋筋という筋肉です。



これに対して内臓は



意識で動かすことができない平滑筋という筋肉でできています。



心臓は自分で動かしたり止めたりできないから



わかりやすくその代表的な例です。







筋肉が冷えすぎるとどうなるでしょう?




プールや海など急に冷たい水に入ったりすれば、




心臓は麻痺を起こして正常な動きができなくなることがあります。




夜寝ていて起きるこむら返りとかはとても痛いですね。




寒さや疲労などで骨格筋が過緊張して




痙攣(けいれん)するのが攣る(つる)という状態ですが、




これと同じような状態が内臓が冷えて内臓付近の筋肉で起こると




急性の筋膜性腰痛(ぎっくり腰)と言われたりするわけです。



ぎっくり腰を繰り返し起こしたり、



慢性の腰痛持ちの方のおなかを触れると



カチカチでとても強く痛がることが多いです。



夏の終わりから秋の入り口にかけては、



毎日冷たい飲み物を飲むのを控えて、



温かいお茶などを飲むようにしましょう。



お酒も、ビールもいいですが、



焼酎のお湯割りや日本酒をお燗につけて



飲んでみてはいかがですか。



食べ物もしょうがや唐辛子を使ったりして



身体を温める食べ物を積極的にとるようにしましょう。







3.食べ過ぎない(夕食を一日でも腹6分目くらいにしてみる)



2.で温かい食べ物を摂ると書きましたが、



食べ過ぎは禁物です。



人間は活動期には、運動して活動するために



身体の全体に血液を循環して



筋肉の活動をスムーズに行えるようにします。



そして休息期には、身体のコア、そうです内臓に血液を集中して



循環させることで、食物の消化、身体のメンテナンスをスムーズに



行えるようにします。



これは、自律神経(交感神経・副交感神経)に



よって自動的に切り替えられるようになっているのですが、



自律神経のバランスが崩れた人では切り替えがうまくいかず



食物の消化や身体の修復へのスイッチが



うまく入らなくなってしまいます。



特に夏のエアコンや冷たい食べ物の摂りすぎなどで



自律神経のバランスが崩れた方は、



食べ過ぎると身体の修復のスイッチや筋肉の緊張が解けないため



急に気温が下がってくる時などに



慢性の腰痛やぎっくり腰をおこしやすくなります。



また、食べ過ぎることで腹圧が上がることでも



腰痛が起こる方もいらっしゃいます。



なんとなく腰が痛いなと思ったら腹八分目、



できるなら腹六分目を心がけて消化の負担を減らして、



身体が身体の修復をスムーズに行えるように



サポートする意識でいるとぎっくり腰の予防につながります。






今日は簡単な腰痛(ぎっくり腰)予防を紹介しました。



1.お風呂に入る



2.冷たい飲み物食べ物を控える



3.食べ過ぎない



これプラス、



たばこ、アルコールを控えることができればなおいいです。



一度ぎっくり腰が起きると



一二週間安静にしなければならなかったり



人によっては入院しなければならなくなります。



かかる費用や自分の被る痛みを考えるて比べると



楽で、簡単で、お金がかかりません。



季節の変わり目のこの時期にちょっと心がけるだけで



身体に変化が出てきて防げることかもしれません。



是非試してみてください。



いつもお読みいただいて



ありがとうございます。

















あらかじめよい(悪い)シナリオを書かない



猫腰痛


こんばんは




埼玉県草加市稲荷の和久屋おひさま整体院です。




先週は残暑かと思えば、




秋の梅雨の気配で涼しい日が続いています。




僕も、明け方は少し鼻がむずむずします。




水を飲む量も減ってきたので、




身体は秋冬に向けて準備を始めたのだと思います。




冷たいもの、エアコンで冷えた身体が朝晩の冷え込みで




何かの動作をきっかけに(くしゃみ、咳)筋肉の防御収縮を




引き起こして筋膜性腰痛を起こす方もいらっしゃいます。




ぎっくり腰が癖になっている方や腰痛持ちの方は、




寝る時は足元に毛布などをかけたり、




パジャマを長袖長パンツののものに帰るなどして




身体を冷やさないように気をつけてください。







『こうなるといいんだけどなー』




『たぶんそうなるはずだよね』




目の前に現れる現象から




これから起こることを予想する癖ありますよね。




悲観的な予想ばかりする場合もあるけれど、




僕は痛んだ人にかかわる仕事ですからついお客様のお身体について




『よくなるといいんだけど。』




『動くようになればいいんだけど』




『痛みがなくなるといいんだけど』




みたいにあらかじめよいシナリオを自分で書いてしまうみたいな




お客様のためにそう強く思ってしまう癖が長く抜けなかったです。




そういった想いが全くなければ




この仕事への適正を疑われてしまうかとも思いますが、




今はそれを強く祈り願うみたいなのは、




ちょっとだめな気がしています。




お客様がいい方に向かっていくことなんだからいいんじゃない




とも一見思えるのですが、




もちろん結果はよくなる方がいいに決まってるんですが、




僕がそう思って差し上げるより、




お客様自身がそうちゃんと思えるようになることを心がけて




特に療術の結果については




僕が勝手にシナリオを描かないようにしています。






もちろん、療術中に痛みがなくなったり




動きやすくなったりしてくれて、





そんなこと僕が気にしなくて済むのが一番いいのですが、





なかなか僕の腕も百発百中とまではまだまだなので、





人によっては、




「先生この痛みいつまで続くのかしら?」




「先生どのくらいでよくなるかしら?」




「先生、また来週来たらいいのかしら?」




といった




不確定要素を多分に含む質問をされる方もいらっしゃいます。




無責任な言い方かもしれませんが、




実は僕にも見立てがつかないことがほとんどだったりします。




終わる時に痛みが残っていても、




帰って数日経って痛みがなくなる方もいますし、




『痛みが残るようだったら来週来てください。』




とお願いしてそれきりの方も多いので、




そういう方は、痛みがなくなったのか、




痛みがあっても大丈夫なのか、




痛みが残っていて違うところへ行かれたのかわからないのです。




そのくらい身体ってダイナミックに、




瞬間瞬間で変化するものなんだと多くの方が気がつかずに




生きているといった方がいいかもしれません。







僕の左肩には違和感があるんですね。




開業して二年目くらいに、




ある突然首の付け根から左右の親指の先まで電気が走るような感覚




の痛みと手指(特に親指)がしびれました。




『数日たてば治るだろう』




そんな自分の安易な見立ては脆くも外れ、




今の状態は、苦しさや辛さはないものの、




左肩を回すとゴリっという音(クリック音)と




断続的な左親指のしびれが少しあります。





感じ始めて7年くらい経つと思います。




しびれは、朝洗面時立ってひげをそる時首を上に曲げる時と




たまに座っていると感じます。




まあ、自分の身体が壊れたことで、




なんとか自分を治そうとしていわゆるカリスマ、ゴッドハンドと言




われる方のセミナーを受けたりもしましたが、




ありがたいことにというかほとんどダメだったんだですよね。




結果がでなかったんですね。(笑)




おかげで縁あってようやく一年くらいして




今の操体法のお師匠様のところにたどり着けたんですね。




そしてなおしてもらえるつもり満々で行ったら、




これが全然なおしてくれない。(笑)




先生が僕の依頼心や依存心を見抜いておられたのか




どうかはわかりません。




「鏡みてー、右肩より左肩のほうがちょっとぼわーっと腫れてる



 みたいだねー。」




でさわさわーっと触れてくれるくらいでした。




そしてよくなるとも、悪くなるとも、なおるともなおらないとも




言ってくれないんです。





普通の患者さんなら怒るかもしれませんね。





でも僕が療術する人と知ってたからだと思います。





『あーそうか。誰かがなおしてくれるんじゃないんだよね。




 やっぱり自分のからだは自分でなおすんだよね。』





そんなスイッチが僕の身体に入った瞬間だったかもしれません。






それ以来、こうしてみたり、ああしてみたり




毎日いろいろ自分で自分の身体に触れて試してきました。




よくなったように思ったら、また痛くなったり、しびれたり、




クリック音が前からだったのが後ろからになったり、




お師匠様からポリ袋に入れた氷水で冷やすのがいいと聞いて




忘れてたのを思い出して肩に毎日当てて、しびれが和らいで、




いつのまにか腰や左足首に当てるようになりました。



(過去に何度もぎっくり腰をしたり、



 野球で捻挫をして古傷になってます。)



やっぱりそれでも、いいシナリオを書きたくなってしまうのは僕も




ただの人間です。




『今年の末には、来年には、今年の春には、誕生日までには・・・・』




予定を立てては、身体が思い通りになってくれない時には




やっぱりちょっと落ち込みますね。




それでもできることは、自分で自分の身体に触れて、動かして、




お風呂後に氷水で冷やしてそれを毎日続けています。




いつのまにか、七年が過ぎました。




たぶん病院に行けば、




40肩50肩と言われて湿布や痛み止めを処方されるでしょう。




自分のお客様がそうして自分のところにお見えになるのに、




自分が病院行っても結果は目にみえてますしね。




これでもお客様の40肩50肩と言われた症状の方は




けっこう速く結果だせてるんですけど。




自分の肩に7年以上かかってる。(笑)




だから僕、やっぱりカリスマ施術家でも、




ゴッドハンドでもありません。








そんなおかげかいつも





『ちょっとづつ、毎日やってみましょう。』





お客様にバカみたいに同じことを言い続けられる。





それでも





たまにいいシナリオを書きたくなっちゃう時もあるんですが、





よくよく考えると今49歳ですから、壊れたのが42歳。





身体に触れてお手入れしはじめて7年で、





それまでの42年は、自分の身体をお手入れ、





メンテナンスしようなんてまるきし考えてなかったですね。





学生時代からサラリーマン時代暴飲暴食。





好きなモノ食べてのんでました。





何にもしてなかったのが42年、





よく毎日黙って動いてくれてたんです。





ちょっとお手入れしはじめて7年。





その6倍の年月何事もなく僕を支えてくれてました。





この身体。





『明日、よくなればいいなー』





そんな勝手なシナリオ、僕に都合よすぎますよね。






それで今は、『長いこと放っておいてごめんなさい』





そんな気持ちで自分の身体に毎日触れて





動いてお手入れしています。





すると不思議ですが、多少痛くても、しびれても、動きづらくても





『ああーこれ自分の身体だよね。』みたいになんかちょっと





ありがたく、いとおしく感じられるようになってきました。





これも、僕がこの仕事をしているからかもしれません。





人によっては、「この首、取り換えてほしい」とか





「この痛みが無くなるなら、脚がなくてもいい」





なんて言われるお客様もいらっしゃいますから





本当に長年辛い痛みや動きづらさに悩まされている方にとっては





『ちょっとづつ、毎日お手入れやってみましょう。』




という僕のコトバはとても酷なコトバなのかもしれません。






でも僕のところに来る方の中には




よい方へのシナリオではなく逆に




「このままだと歩けなくなるかもしれないよ。」




とか




「通わないとまた元に戻ってしまうよ。」





みたいに、





悪い方へのシナリオを治療者側に勝手に書かれてしまって





長く症状に困っていた方も少なくありません。





「歩けなくなる」と





言われた方も数回で問題なく今は生活できてますし、





「通わないと」と




言われた方も半年一年に一度くらいで十分大丈夫です。





悪い方へシナリオを書かれたり、自分で書いてしまった時は




心が本当に縛られてしまうこともあるので本当に注意が必要だと




思います。






まあ、よい方へシナリオを書く分にはそんなにいけないことではな




いのかなと思うのですが、




僕は「過ぎたるは猶及ばざるが如し」を心がけて




「なんかしらんけどよくなった。」くらいがいいのかなと




シナリオ、ストーリを書くことには気をつけているのです。




なかなか人生は思い通りにはならないもの。




そんな心持ちでいたときに、すごく変化が出た時の喜びって




忘れらないですしね。やっていたことが継続できます。





奇跡みたいに変わることもあるけれどそんなことはたまに。




当たり前じゃなくてありがたいことにしておきたいですね。




いつもお読みいただいてありがとうございます。