• 記事検索

  • 更新メール通知
  • このブログの更新通知をメールで受け取ることができます。
  • New Photo
  • 220822_sunflowersakura petal
RSS

この時期、ぎっくり腰に気をつけましょう。


この時期、ぎっくり腰に気をつけましょう。


猫腰痛


こんばんは



埼玉県草加市稲荷の




和久屋おひさま整体院です。



台風が通過中ということで




関東地方もすっきりしない天気です。



「暑さ寒さも彼岸まで」といいますが、



日中は蒸し暑く、



朝夜はすこし涼しく感じるような陽気です。



最近ちらほら急な痛みを訴えて



問い合わせが出てきました。



お彼岸を過ぎると一度は



急に冷え込みが強くなると思います。



その後には、必ずぎっくり腰、



ぎっくり首、ぎっくり背中のような



急性の筋膜性の疼痛で来院される方があります。



とっても痛くて辛いので、



できるだけそうした状態にならないように



簡単にできる対策をお伝えします。






1.お風呂に入る(身体を温める)



夏の時期は、エアコンに長時間さらされる、



冷たい食べ物飲み物のとりすぎ、



シャワーだけで済ませてお風呂に入らないなど



身体がとても冷えています。



触れると人によっては



冬場より身体が冷えていると感じる方もいらっしゃいます。



身体が冷えた状態では、筋肉が固く緊張状態にあります。



その状態で急に気温が下がると



ちょっとした無理な動作やくしゃみや咳などでも



ぎっくり腰が起こりやすくなります。



一番簡単な対処法は、身体を温めることです。



羽織るものを一枚増やしたり、下着(はらまき、ズボン下)、



Tシャツ短パンなどをちゃんとパジャマや寝巻にしたり、



寝る時足元にタオルケットをかけるなどの工夫も大切ですが、



一番てっとり早いのは、お風呂に入ることです。



入浴法はいろいろあるのでそれぞれお好きにお任せしますが、



とにかく夏場のようにシャワーだけですませないで、



湯船のお湯に身体をちゃんとつけることが大切です。






2.冷たい飲み物、冷たい食べ物を控える(お酒、たばこもね。)



夏は冷たいビールに枝豆、僕も大好きです。



どうしても暑いので食欲が落ちるので、



冷ややっこ、そうめん、



そば、冷やし中華なんかもおいしいのが夏です。



お茶やコーヒーも温かいものではなく、



ついつい冷茶、麦茶にアイスコーヒー



常温でならまだいいのですが、水も冷やして飲んでたりしますね。



お酒も、キンキンに冷やしたグラスや氷を入れたりして




毎日飲んでいると身体の感覚は冷えてすっきりするのですが、




それ以上に冷えてしまっているのが



内臓です。



内臓って実は筋肉なんですね。



身体を動かす骨格筋は



自分でコントロールできる横紋筋という筋肉です。



これに対して内臓は



意識で動かすことができない平滑筋という筋肉でできています。



心臓は自分で動かしたり止めたりできないから



わかりやすくその代表的な例です。







筋肉が冷えすぎるとどうなるでしょう?




プールや海など急に冷たい水に入ったりすれば、




心臓は麻痺を起こして正常な動きができなくなることがあります。




夜寝ていて起きるこむら返りとかはとても痛いですね。




寒さや疲労などで骨格筋が過緊張して




痙攣(けいれん)するのが攣る(つる)という状態ですが、




これと同じような状態が内臓が冷えて内臓付近の筋肉で起こると




急性の筋膜性腰痛(ぎっくり腰)と言われたりするわけです。



ぎっくり腰を繰り返し起こしたり、



慢性の腰痛持ちの方のおなかを触れると



カチカチでとても強く痛がることが多いです。



夏の終わりから秋の入り口にかけては、



毎日冷たい飲み物を飲むのを控えて、



温かいお茶などを飲むようにしましょう。



お酒も、ビールもいいですが、



焼酎のお湯割りや日本酒をお燗につけて



飲んでみてはいかがですか。



食べ物もしょうがや唐辛子を使ったりして



身体を温める食べ物を積極的にとるようにしましょう。







3.食べ過ぎない(夕食を一日でも腹6分目くらいにしてみる)



2.で温かい食べ物を摂ると書きましたが、



食べ過ぎは禁物です。



人間は活動期には、運動して活動するために



身体の全体に血液を循環して



筋肉の活動をスムーズに行えるようにします。



そして休息期には、身体のコア、そうです内臓に血液を集中して



循環させることで、食物の消化、身体のメンテナンスをスムーズに



行えるようにします。



これは、自律神経(交感神経・副交感神経)に



よって自動的に切り替えられるようになっているのですが、



自律神経のバランスが崩れた人では切り替えがうまくいかず



食物の消化や身体の修復へのスイッチが



うまく入らなくなってしまいます。



特に夏のエアコンや冷たい食べ物の摂りすぎなどで



自律神経のバランスが崩れた方は、



食べ過ぎると身体の修復のスイッチや筋肉の緊張が解けないため



急に気温が下がってくる時などに



慢性の腰痛やぎっくり腰をおこしやすくなります。



また、食べ過ぎることで腹圧が上がることでも



腰痛が起こる方もいらっしゃいます。



なんとなく腰が痛いなと思ったら腹八分目、



できるなら腹六分目を心がけて消化の負担を減らして、



身体が身体の修復をスムーズに行えるように



サポートする意識でいるとぎっくり腰の予防につながります。






今日は簡単な腰痛(ぎっくり腰)予防を紹介しました。



1.お風呂に入る



2.冷たい飲み物食べ物を控える



3.食べ過ぎない



これプラス、



たばこ、アルコールを控えることができればなおいいです。



一度ぎっくり腰が起きると



一二週間安静にしなければならなかったり



人によっては入院しなければならなくなります。



かかる費用や自分の被る痛みを考えるて比べると



楽で、簡単で、お金がかかりません。



季節の変わり目のこの時期にちょっと心がけるだけで



身体に変化が出てきて防げることかもしれません。



是非試してみてください。



いつもお読みいただいて



ありがとうございます。