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○○するだけというなら、僕はこれをおすすめします。


○○するだけというなら、僕はこれをおすすめします。


猫腰痛


こんばんは




埼玉県草加市稲荷の




和久屋おひさま整体院です。




昨日の関東地方は最高気温が30度を超えました。




一転今日は25度前後で薄曇りで過ごしやすい天気です。




でも朝晩は冷え始めましたので、




どこかで急に冷え込む時があるかもしれません。




こういう時期は腰痛持ち、ぎっくり腰の癖がある方、




普段から首痛肩こりの方も急に痛みが出て




動けなくなることがあります。




前回は、



ぎっくり腰



の予防について書きましたので




是非そちらを読んで気をつけてください。







「先生、身体に効いて、毎日簡単にできること教えてください。」




内心




『そんな都合のよい方法なんてあるわけないでしょ。』なんて




思ってしまわなくもないのですが、




世の中は




「簡単○○!」





「わかりやすい○○!」





「手間いらず○○!」





「安くて便利〇〇!」




「即効〇〇!」




なんて見出しがあふれてますもんね。




時代遅れの僕も




なんとかそれについていかなければならないようです。






これまでもお客様にお伝えしていくために




今まで体操や歩行法なども勉強したこともありました。




まずそれを自分の身体で試してみて




身体になじむか、問題がないかを確認して




お伝えするようにしていたのですが、




どうも勉強することは自分の身体にはなじまないんですね。(笑)




型や回数に落とし込まれる動きなどは僕の場合は特にだめでした。




自分の肩をよくするつもりもあって、




ストレッチや体操をしてみても




後ろ手に腕を回して左右とも手をつなげるなんてありますね。




あれもやってみて、




僕は左手を上から右手を下から回す方がやりにくいんですね。




それも苦行のように、痛いのを我慢して




ギューギューとやってました。




ある程度は柔らかくなって




手と手が付くぐらいまではいったんですね。




でも、肩の痛みや違和感は強くなるばかりでした。






ある時お師匠さまのところへうかがって意見を聞きました。




すると




「いやあ、ペットの犬や猫でも体操とかしないよねー。





 気持ちよさそうに伸びたりひっくり返ったりするけどさ。





 体操するのは動物でも人間だけだー」





と教えてくれました。




操体法でも、実は型みたいな動きがあります。




般若心経(はんにゃしんぎょう)をもじって




般若身経などと紹介されることもあります。




僕のお師匠様は、操体の結構本流(結構じゃなく本流)に




いらっしゃるのですが、




いとも簡単に




「あー僕、あれやるとね。なんかやった後具合悪くなるんだー」




なんて言っちゃったりするんですね。




そうして僕も、お釈迦様の本なんかを読んでいて身体も次第に




「苦行難行悟りにあらず」みたいな感覚になってきて




実今は、




毎日続けている身体の動きなんていうのはあんまりないんですね。



でも体調もすこぶるいいのです。



体重は10年近く気にしていないので測ってないのですが、




身体の体型も元に戻り、20代の時のデニムも今は履けています。




だからお客様にもご紹介できることがなかなかなくて




困ってきました。





でも、お客様は、




僕とは違ってまだ自分の身体への探求の入り口なので




ちょっと心に留めて探してみました。




すると見つかりました。






体操、運動、ストレッチ、否定するわけではないんですが、





そこをやってるとどうしてもやり方とか型とか回数とかに





収斂していくようでどうも自分にはあわなくて





次第に勉強の方向は、





古典芸能や武道武術の方に向かっていくようでした。





能のすり足、歌舞伎の六方なんかも動きのヒントになりました。





そうして最後にたどり着いたのは。





今夕方毎日ちょうどTVで放送してますね。





そう、相撲(すもう)です。






とは言っても相撲を実際にとるわけではありません。




相撲の動き、稽古でよく目にしますね。




そう「四股(しこ)を踏む」です。




左右交互に、股広げて片足あげて、地面について深く腰を落とす。




そんな動きです。




他にも相撲部屋で稽古中の




「股(また)割り」「てっぽう」なんかもありました。




僕もやってみました。




効くなーって体感がありました。




でもちょっとこれはふつうの運動してない方や年配の方には




ハードルが高く感じました。




それでさらに調べていくと





お相撲さんがそれを紹介している本がありました。



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そこに、「腰(こし)割り」が紹介されていました。




これも自分やってみました。





簡単でとてもいいと思ったのですが、





動きが小さくて効果が感じにくいのと





どうもこれも腰の落とし方やすねの角度など





気をつけなければならない点があり難しいので、





自分でもう一段ハードルを下げようと思いました。






すみませんここまで長かったですね。





引っ張りましたが、あんまりすごいことではないので恐縮です。





それで、僕が最近お客様にお伝えしてることです。





お風呂あがりが一番いいので





お風呂上り身体をタオルで拭くときにやってみてください。





1.左右の脚を広げて立ちます。




まあ肩幅より広くできたらいいですよね。




痛みがある方は無理に広げなくてもいいです。




そのうち広げられるようになったら広くしてください。




2.手にしたタオルで、




 少し上半身を前かがみにして

(痛みがある人は加減してください。)




足首から、(足裏からでもいいです。)ふくらはぎ、膝、太もも、




股の付け根からお尻むけて手を回し、




特に脚の内側を入念に触れてください。




終わったら今度は脚の外側へ




お尻から太もも、膝、ふくらはぎ、足首、




いけたら足裏まで触れます。




身体の水滴を取るついでにタオルで意識して拭くだけです。




これだけです。




やってることを単純に説明すると





1.できるだけ大股で立つ




2.脚の内側をタオルで意識的に触れる




だけです。ポイントは意識的に触れるということです。




足首、ふくらはぎ、膝・・・と声をかけてもいいです。





もし風呂上りが嫌なら、別に寝る前でも起きた時でもいいです。





その時はタオルじゃなくて





素手で服の上から身体をなぞるだけでいいですね。






これをお伝えするとよく




「先生これ何に効くんですか?」




と聞かれるんですが、




僕の答えは、





『やってみて、何に効くのかは自分で感じてみて』





とだけお伝えしています。





この動きというか行為についてもいろいろ説明はできるんですけど





説明すると本当は感じられることを見失うかなと





僕は感じているのであえて説明することはしません。




やってみて自分で感じたことを自分の身に落としていく




そんな経験も現代人には大切なことじゃないかな




と思ってるからです。




もし、裸の身体、




特に鼠径部や自分の性器に触れることに何か違和感が




感じられるのであれば、無理にすることはないですが、




続けていくことで、



何か自分の身体や心に変化が現れてくるかもしれません。




でも強い嫌悪感などが出てくる場合は、控えてください。




ゆっくり、少しづつ



自分のペースでやりたいときにやってみるでもいいと思います。







役に立つからやる。




効果があるからやる。




健康にいいからやる。




死にたくないからやる。





なんかそんな考え方を少しでも見直す機会にもなればいいかなと




僕は思ってます。





『役に立たなくても自分が気持ちいいならやればいいんじゃない』




ほんとは、誰かに教えられるんじゃなくて




そういう経験を自分で探していくのが




この自分という生命をいただいた意味なんじゃないのかな




涼しくなって寝る前にそんなことを考えるお彼岸です。




いつもお読みいただいて




ありがとうございます。