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前を向いて、希望を持って(しびれの変化)


前を向いて、希望を持って(しびれの変化)


猫腰痛


こんばんは




埼玉県草加市稲荷の




和久屋おひさま整体院です。




週末は冬に逆戻りの関東地方でした。




冷たい雨で桜も散り




今日は午後から




ようやく陽が差してきて




お天道さまのありがたさを




しみじみ感じました。






街はずれの僕の院は、





暇なことが多いです。





緊急なんちゃら




まんぼうなんちゃらとやらが





出るとそれに輪をかけて





人がお見えにならない時も





あります。(笑)




近くに人は住んでいるのか





周りは空き家だらけなのか





深々と静まり返った世界を





世紀末いや、





『もう世紀末は





とっくに過ぎたよね』と





我に返ります。






そうしたら、





隣の県からバイクで





リピートの方がお見えになったり、





50m先の用水を越えた





すぐそこから






ご新規様がお見えになったり、





『ああ、世界は変わらずここにある』と





ホッとしている自分を





確認します。






この四月で




ガンで父が亡くなって10年です。




そして開業して10年目です。




父のケアを約3年、




開業して1年足らず、




それまで40年の




歪みの蓄積もあるでしょう。




突然両肩から手先への




痛みとしびれに




悩まされ続けながら




施術をしてきました。




自分が壊れているのに




人の施術をしていたなんて




ほんとは




あってはならないですね。






一年程いろいろ自分で




試行錯誤して




腕はきれいに上がるように




なりました。




おかげで、様々な体操




ストレッチを学びました。




そしてそれが自分にとっては




あまり意味がないことにも




気がつけました。




各種体操ストレッチを




否定しているわけではありません。




僕には




あっていなかったというだけです。







それでも、




いままでなかったのに




自分の身体にあるものが




残りました。




特に、朝の髭剃りで




右手でシェーバーを握り




首を上げて顎下を剃る時に




左肩から腕を通じて親指の先まで




ツーンと痺れ(しびれ)が




走るのです。




なかったのに、ある。




不思議と違和感というものは





人間はあると





何回も何回もそれを





確認したくなるもののようです。





『あー今日もあるなー』




朝一番で、脳にそれを




教育馴化していくわけですから




脳のしわに学習されていくのかも




しれません。




なかったのが普通なのに




あるのが当たり前に




なっている自分がいつの間にか




できていました。






右手で歯ブラシを持って




左側の上の奥歯を磨くときも




同様にに首を上げます。




右肩が上がると相対的に




左肩が下がります。




鏡に顔を近づけて




上半身を折ります。




この姿勢は、




頭が前に行って




バランスが崩れた状態なので




下半身側にも腰が引っ張られて




遊びがなくなり




ぎっくり腰をとても




誘発しやすい姿勢です。






下げられた左肩は




首から鎖骨の隙間を通って




腕に抜ける腕神経叢(わんしんけいそう)を




圧迫するからか




しびれの感覚がさらに強まります。




僕の場合は




ぎっくり腰の癖があるからか




腰に疲れがたまると




この時に左のおしりから




太ももをぬけて




踵うら、足底を伝い




左の親指の先まで




しびれというか




筋肉の筋が引きつるような




物理的な違和感を




感じられるようになってきました。




この感覚がわかると




各々の筋肉が




筋膜のつながりで協調運動を




しているという




アナトミートレインという概念が




理解しやすくなるかもしれません。




アナトミートレインがすべてを




網羅しているとはいえませんが。





いずれにしても




なかったものが




あるように感じられ




違和感がありました。




おかげさまで僕は




縁あって今のお師匠様に




出会うことができました。





その違和感を取って




いただけるのかと




期待していたところ




その期待は裏切られ




「自分でとれるよー」とおっしゃいます。




『いや、とれないから来てるのに』




そうこうしているうちに




今年でお師匠さまと出会って7年目




に入りました。




昨年はこの状況で一年お会いできず、




自分で自分の身体を見つめ




触れ続けることができました。




鼠径部、腹部、臀部、




下半身を中心に




恥骨、陰茎部周辺、肛門周辺なども




タブーなく触れ続けてみました。




今年に入ってから、




朝の髭剃り、歯磨き時に




しびれが和らいでいたり、




なくなっている瞬間があるのに




気がついてきました。




あるのが当たり前だったのが




なくなってきている。




不思議なことに、今度は




何度もないことを確認している




自分がいました。




こんどはないことを




教育馴化していたのでしょうか?




(感じ)ないことが




これほどありがたく




感じられるものなのかと




改めて脳に




刻みたかったのかもしれません。




それでも




この春の急な天気の変化です。




温度や気圧の変化もあります。




なのでしびれも




あったりなかったり




強かったり、弱かったり




一進一退を繰り返しています。





それでもなにより




「変化がある」というのは




本当に心を元気にして




顔を上に起こしてくれるようです。




世の中は




若年層へのワクチン接種推進や




妊婦さんへの努力義務設定など




絶望したくなる状況にありますが、




それでも僕は




人間の身体の奇跡を信じて




日々お客様に




向き合わさせていただこうと




前を向いています。




いつもお読みいただいて




ありがとうございます。