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外を見ても何も変えられない(呼吸の大切さ)


外を見ても何も変えられない(呼吸の大切さ)


猫腰痛


こんばんは




埼玉県草加市稲荷の和久屋おひさま整体院です。




急に冬の寒さがもどったと思えば




暖かくなります。




身体が気温差についていかないので




痛みが出る方が多いです。




今年は、花も咲くのが遅れています。




植物は自然に逆らわず生きています。




見習って衣替えももう少し




遅らせるのがいいかもしれません。






寒いなと思ってたら




政府が急に「電力ひっ迫警報」なんて




出して、皆さんご存じでしたか?




僕は知りませんでした。




勉強不足なのでしょうか?




東電さんが会見することなく




政府が急にアナウンスしましたね。




TVもスタジオの照明落としたり、




(消したほうがいいかもしれません。)




それなら地震が起きた時点で




ある程度予想できたことではないのかと




うがった見方をしてしまいます。




そして今度は北朝鮮のミサイルです。




小出しにしていたようでしたが、




EEZ(排他的経済水域)内に着弾したと




夕方のTVはそれで持ち切り




相撲が見られずうちの年寄りは




文句を言っていましたが、




これもなにかウクライナ情勢と




リンクさせて緊張状態を作り出そうと




している何か意図も感じてしまいます。




みなさんはどうお感じですか?




すみません。前段が長くなりました。




こうして、外から入ってくる情報ばかりを




注視していると、




それだけで時間が過ぎてしまい、




自分の気持ちもなんだか普段の生活から





浮足立ってしまっているように感じます。





それらの情報を自分に入れたかといって





何が変わるのかといえば




実は、自分の行動に何らかの変化を




全くもたらしてないことに




気がついたりもします。







そんな時に気がついた時には、




僕は、まず自分の呼吸を意識します。




操体でいうところの息食動想環境の




一番頭にある息「そく=いき」 ですね。




息をすることは普段ともすると




無意識で自動的に行われているので




呼吸が浅くなっていることがあります。




それを意識的に行います。




深呼吸ですね。




やり方はいろいろ紹介されてますから




自分でやりやすいやり方を




選んですればいいと思います。






肝心なのは、




意識を呼吸に向けることです。




回数もいろいろあります。




まあ、僕は三回くらいはやります。




普通は呼吸がゆっくりになりますよね。




速くはならないはずです。(笑)




ゆっくり心がけてください。




吸うのも吐くのも息が長くなります。




何秒とかあんまりこだわらないでいいです。




長く息ができるようになると




長生き=長く生きられる




とも読み代えられます。




先人はよくわかってますね。






簡単に説明すると人間の身体は




活動期、休息期で




身体を使い分けています。




そのコントロールを主にしているのが




自律神経といわれる神経です。




自律神経は




活動期に賦活(活発になる)する交感神経と




休息期に賦活する副交感神経が




バランスよく機能すること




スイッチの切り替えがうまくできることで




人間は健康な活動と休息再生が行われます。







現代人の多くは情報過多、仕事などの




ストレスでこのスイッチの切り替えが




うまく行われていません。




それによっていろいろな不定愁訴が




起きてきます。




自律神経失調症なんて言葉も




よく聞きますね。




まあ、すべての病の根源が




この自律神経の不調によるものだと




言ってしまっても




おおげさではないのですが、




とにかく





自律神経の交感神経優位の状態を





自分自身で




副交感神経優位(リラックスモード)




簡単に戻せるのが呼吸です。







僕の施術の中では、よく、




『はい、じゃあ、鼻から息を吸って、




そしたら、こんどはゆっくり口から




息を吐いてくださいねー。』




とお客様と呼吸を合わせます。




吐くことを大事にされる方が多いですが、




僕はまず、吸う事。




それもちゃんと鼻から吸う事を




お願いします。




鼻から吸えない人が多いです。





僕のように、アレルギー性鼻炎の方や





この季節は花粉症の方も多いですから





鼻で息を吸う事ができず





口呼吸になっている方が多いです。





この口呼吸がまた





諸悪の根源といっていいものです。





人間は、言葉を喋れることにより





口呼吸になりやすくなります。





鼻呼吸で、上咽頭を通った空気は




外からの菌やウィルスを




フィルターにかけて




取り除けるのですが、





口呼吸になるとそれがでなくなり




人間にとって害のある菌やウィルスを




防ぐことができにくくなって




しまいます。




この状況下で




マスクを常時しているだけで




口呼吸になってしまっている方が




多いです。




深呼吸といっても




ただ深く呼吸をするだけではなく




ちゃんと鼻から吸うことを




意識して行い、




無意識下でもそれが





行えるように身体に覚えさせる




ことが大切です。




鼻が悪い方は




鼻うがいや




上咽頭をきれいにする




Bスポット治療などで




鼻をまず改善させるところから




始めてみてください。




片方でも通れば、




少しずつ鼻腔内の菌叢が整ってきて




副鼻腔炎なども




よくなってくるはずです。




呼吸もゆっくり行うことが




大切ですが、




身体がよくなっていくのも




毎日すこしづつの積み重ねで




一歩一歩あきらめないで




行っていくと




ある時にその大きな変化に




気がつくときが必ず訪れます。




僕が、




アレルギー性鼻炎の症状に




悩まされ始めたのが




小学校5年生くらいからです。




10歳くらいで始まって、




大きく変化し始めたのは




20代の後半から漢方の治療を始め




30代半ば以降です。




そして完治したのが




40代半ばですから




35年くらい鼻づまりの症状と




付き合いました。




そんなにかかるの!って




思いますね。




でもおかげさまで




今は風邪の時以外は




鼻づまりに




悩まされることはありません。




薬の処方も通院も




まったくしていません。




鼻づまりの時は、イライラしたり




思考もしにくくなりますよね。




そうした時は、




外の情報に




気をとられるのではなく




まず、自分の身体に




目を向けてみましょう。




そして鼻呼吸で




ゆっくり呼吸してみましょう。




身体が喜んで、心も変化して、




きっと気持ちも前向きに





変わってくるはずです。




いつもお読みいただいて




ありがとうございます。