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もうちょっと早くきてくれないかなー?(膝痛、水がたまる)


もうちょっと早く来てくれないかなー?(膝痛、水がたまる)


猫腰痛


こんばんは



埼玉県草加市稲荷の




和久屋おひさま整体院です。




昨日は雨から曇り肌寒く




今日は風なく穏やかな晴れ




雨と晴れが繰り返す




三寒四温の季節ですね。




冬より、温度変化があって




体調管理が難しい季節です。




寝冷えなどに注意しましょう。






移ろいゆく春は




身体のお痛みも出やすくなります。




春の活動期に向けて




身体自身も痛みを出して




ご主人様に準備を促しているように




僕は感じたりもします。




急な予約の電話もそんな時が多いです。




「すみません。




チラシみたんですけど




スマホからアクセスできなくて、




電話しました。




期限が一月末なんですけど




ずっと行きたかったんですけど




大丈夫ですか?」




そう言われるとこちらも




受けてあげないわけには




いかないですね。




『ああ、期限は大丈夫ですよ。




場所わかりますか?




わからなければ




近くから電話くだいね。』




そうお伝えして当日お待ちします。






案の定




当日時間を過ぎてもお見えになりません。




店の電話が鳴ります。




「あのー、近くまで来てるんですけど




場所がちょっとわからないんですけど」




店に一発でたどり着ける方は




なかなかいらっしゃいません。




『ああ、ちょっと僕出ますからね。




そこいらで待っていてください。』




住宅街の中でも




目立つ位置に看板出してもいないので




お客様はたいてい




通りを一本外れてお見えになり




迷ってしまいます。






車を誘導して




お客様が車から降りてくる様子。




玄関の階段を上がる様子。




靴を脱ぐ様子




をしっかり見させていただきます。




『ありゃ。これ結構大変だ』




そんな印象を僕は受け取りました。






問診票に記入していただき、




一通りお話をお聴きします。




数年前お仕事中に




脚立から落ちて顔面骨折




それ以来左肩が痛んで




腕が上がりづらい、




二年前に、




ちょっとした段差につまづいて




転んで、膝が腫れて




激痛で




週一度8か月




水を抜いてもらい




今も週に一度




湿布をもらっているが




全然よくなっている感じがなく




歩いているときに




膝が抜けるようで




心配になってきて




チラシをみてから




僕のところにずっと




来たかったとのことでした。






ベッドに座っていただいて




足指から始まって




下半身の動きをつけていただきます。




腕の上げ下げ、




背中の張りなどは




すぐに変化が出てきました。




もともと




ご両親からいただいた身体の素質が




すばらしかったのだと思います。




「あーとても身体が楽になってきた。」




そうおっしゃいます。







『じゃあ、○○さん




こんどはベッドに




仰向けで寝てくれる。』




そうして天井を見て




ベッドに寝ていただくと、




右足のつま先が




ちょっと外側に開いて




膝を伸ばしてベッドに




付けることができませんでした。




4~5センチくらいでしょうか




膝裏とベッドの間に隙間が




できています。






こうなってしまうと




なかなか一回で




どうこうできるわけでは




ありません。




人によっては




膝だけを




最初から何とかしようと




するかもしれませんが




膝は結果ですから




他の部分から弛めてあげるほうが




速いと僕は見立てます。




足、骨盤、股関節周りを




最初に弛めてあげると




膝にも動きが出やすくなります。




膝を上から片手で押さえて




もう片手は足首を持って




動きをつけてあげると




膝がゴキゴキ音を立てました。




幸いなことに




膝には腫れや熱感はなく




動かすことでの痛みは




ほとんどないようです。




『○○さん、




最初膝痛かったでしょ。




腫れて水がたまったのは




つまづいて




たぶん膝の関節が




少しずれちゃったんだよね。




だから痛みもあって




それ以上関節が傷つかないように




身体が膝に水をためて




衝撃を吸収してくれてたんだよね。




だからその時はやっぱり




お休みをして手当しなきゃだめ、




氷水当てて、熱をとって




お風呂で温めて循環をよくして




栄養と酸素を膝に送って




傷ついた組織の老廃物と




痛みの物質を流して




回収してもらうんだよ。




まあ、関節の歪み、並びも




整えてもらえればもっといいね。




そうすれば、自然と膝の水は




引いてくはずなんだ。




それを膝の状態をみないで




水だけ抜いていてもね




膝関節の位置が




正しく整ってなければね。




身体は膝に水を貯めて




膝関節を守ろうとするんだよ。




だからね。




抜いても抜いても




よくならないし、




曲がらなくなってきて




伸びなくなってきて




ひどいと変形性膝関節症って




よくお年寄りに見られる




がに股の膝みたいに




変形してきちゃうからね。』




そうお伝えすると




「えー、先生、




私全然そんなこと知らなかった。




膝の水抜くのが




当たり前と思っていた。」




この方まだ60歳前の女性でした。




僕が当たり前と思っていることは




病院では説明されず




ただ、




「水がたまったら抜きなさい」




「痛かったら湿布をしなさい」




「ヒアルロン酸を



 注射するといいですよ」




「変形したら手術です。」




そんなことを説明されて




それをそのまま信じ込んでしまって




二年も通院していたそうです。





まあ、病院の先生には




病院の先生の正解があるでしょう。




診断して、治療して




治せるのは病院の先生だけ。




僕もそれは分かっていますが、




まあ、病院の通院はしても




結果がでなくて、




よくならないのであれば




ためしに一度僕のところへ、




『もうちょっと



 早く来てくれないかなー?』




その方が




『時間とお金を




 無駄にしなくてすむのに』




説明をするたびに




なんかちょっと悲しくなる僕なのです。




もう少しで桜が咲きます。




気持ちを上げていきましょう。




いつもお読みいただいて




ありがとうございます。