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除菌、除菌と言うけれど




こんばんは。

和久屋おひさま整体院です。

外出する時はマスク。

買い物しにスーパーやドラックストアに入るときは手をアルコール除菌。

そんな行動が習慣になりつつありますね。





当院でも、ご希望の方には洗面でのうがい手洗い、

そしてアルコールのスプレーをシュッシュさせていただいてます。

でも医療用のアルコールも今はなかなか手に入らないですしね。



僕の場合は手をアルコール除菌しすぎてしまうと、

手荒れがひどくなってしまうので。

自分で作った米のとぎ汁の発酵乳酸菌を何度も手にスプレーします。


「そんなんで大丈夫なの?」と聞かれますが

じゃあ逆に、「手を身体を完全除菌することなんてできるの?」と

問いかけたくもなります。

そういったことは、こちらの先生の著書を読むとよくわかります。

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半導体とか精密機器や医療用のクリーンルーム(そういった施設でも完全は不可能)
以外でいくらアルコール除菌をしてもそれが恒久的に持つことは期待できない。

というよりふき取る傍からいろんな菌(ウィルス)にまみれていくのだと思っているほ

うが正しいと僕は思ってます。

だから、人間に害になる菌、ウィルスばかりにならないように、

いろんな菌が付着している状態。つまり自分もまわりの生命体と共生する。

身体の常在菌をなくさないように、自分に菌をふりかけて足して守ってもらっている

ような意識でいることを心がけています。

除菌しすぎてしまって、皮膚の常在菌のバリアーが取れてしまった状態では、菌より小

さなウィルスはますます付着しやすくなってしまうとも考えられるのです。






除菌したら、自分の身体を守るための菌を増やしてあげることが大切です。

昔はどこの家庭にもぬか床があって、お母さんは毎日素手でぬか床の

お世話をして漬物を作っていました。

ぬかは玄米を精米して白米にするときにできます。

ぬかはほとんどがお米のはい芽の部分で要は

次の命をつくるためのビタミンや食物繊維が豊富に含まれていて

そして乳酸菌もたくさんです。

そうしたぬか床に手をいれてかきまぜていると手肌もきれいになります。

だから昔のお母さんの素手には乳酸菌がたくさんついていて

その手で握ったおむすびはおいしいと言われてたのは、

食べるころに乳酸菌がお米を発酵させてうまみ成分に変化して

いたからです。

そうしたことは佐藤初女さんのこちらの本をお読みください。

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世の中除菌、滅菌が叫ばれていますが、

それができない状態になったらどうしますか?

物質(もの)がなければあきらめますか?

最先端の科学に頼ることもいいですが、

先人たちが残してくれた知恵から学びなおす。

温故知新ともいいますが、

今そうした時なのかもしれないと

ふと感じています。