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寝て壊したんじゃないのに寝てなおすって変じゃない?


寝て壊したんじゃないのに寝てなおすって変じゃない?


猫腰痛


おはようございます。




埼玉県草加市稲荷の和久屋おひさま整体院です。




梅雨明けましたね。




一気に暑さがきてこれはこれで参ってます。




エアコンを使って、マスクは適宜外して、水分ちゃんととって、




あとミネラル大事ですね。




梅干しとか、塩飴とかですか。




ちゃんと摂りましょう。




やっぱり汗をかける身体になるって大切です。




ちゃんとお風呂に入って、湯船に浸かりましょう。







『じゃあ、ベッドに座ってくださいね。』




そんな声掛けで僕の療術はほとんど始まります。




人によっては、ベッドに近づくだけで横になって寝ようとして




しまったりしますから




まあ、ベッドに近づくと反射的に「横になるから揉んでー」って




気持ちになるのもあると思いますし、




よほどみなさんお疲れなのかもしれません。




「とにかく横になりたい。寝たい。」




そんな気持ちの表れかもしれないのですが、




僕は、ちょっと簡単にそうはさせないんですね。(笑)






『うんうん、ちょっと待ってね。ベッドに腰かけてくださいね。』




そうしてお声がけをさせていただきます。




『○○さんがお悩みなのは、首でしたっけ? 腰でしたっけ?』




すると。




「そうそう、腰がねー。」





『じゃあ、その腰はどうするとどこがどう気になりますか?』





「うーん。座ってるとよくわからないかも?」





『すみません。じゃあ、立ったらよくわかりますか?』





「そうかもしれない。こうしてね。こうやったら。」





『ちょっと痛い?』





「そう、この姿勢だとここが痛くなるの!」





『じゃあ。元の姿勢に戻ってくださっていいですよ。』







一度座っていただいても、お客様のお悩みがよくわからない時は




それがよくわかるような姿勢や動作をしていただきます。




洗面所で顔を洗う時に腰が痛い。のと




歩いていて腰が痛い。のと




靴を履く動作で腰が痛い。のと




全て腰が痛いのですが、やっぱり一つ一つ




お一人お一人その痛みの原因は違うのです。




だから面倒でも、この作業は省けないのです。




それ以上にほとんどのお客様ご自身が自分の痛みがどうした時に




どのような動作をしたときに起こるかを




はっきり自覚していないことが多いのです。




ただ漠然と痛いそれを何とかしてほしいという




その場しのぎの意識が




「ベッドに寝て揉んで何とかしてもらえる」ような行動へと




現れてでていることをまず自分で認識していただくこと。




自分の行動の何かが




その痛み、動きづらさを引き起こしているのだということに




気がついていただくきっかけが




その後の変化のために最も大切なことです。






お客様によっては、




「こんな姿勢とってなんの意味があるの?



 速くよく、楽にしてよ!」




なんて空気が伝わってくることもありますが、




そこは療術者としては我慢のしどころなんですね。




『そうですか。○○さん、そういう姿勢をすると腰が痛いんですね。




 その痛みの感じを覚えておいてくださいね。』




『それじゃ、すみません。




 もう一度ベッドに腰掛けていただけますか?』




ここからが療術のスタートになるわけですが、




僕は、お客様が院内に入ってくるときの




靴の脱ぎ方、歩き方、座り方、問診票を書く姿勢、




カウンセリングの時の受け答えの感じなども含めて




いろんな情報を自分の中に落とし込んでますからそれも含めて




その方のお体をどこから触れてくのかについて




意識的、無意識的に判断をして




そこでほぼ答えが見えているような意識でいます。






最終的には、自分の意識を捨てて、




手が動いていく箇所に触れることになりますが




やることはそんなに大がかりなことじゃないですね。




さすったり、抑えたり、ちょっと爪でひっかくような刺激を加えて




痛すぎれば和らげて、効いてないようであれば効かせてみます。




人によっては、強くつねってると感じられる方もあるので




左右の同じところを同じ程度の刺激を入れてみて違いがあることを




ちゃんと認識していただきます。




あきらかにその部分に「何かがあるのかな?」みたいなことを




ちゃんと感じていただくという時間になります。






まあ、長くても5分ぐらいでしょうか?




人によっては、氷水で冷やしたりもします。




『じゃあ。○○さん。お手数ですが、もう一度立って




先ほど痛みが出た姿勢を作ってみていただけますか?』




人によって、「なんでこんなことをするのか?」




「どうせ変わらないだろう?」




なんて顔をされている方も多いですが、




まず、ほかのところでは、こんな面倒な手順を取らないですね。




経験したことがないから経験していただくことが大切なんですね。




まあ、僕にしたら変わらなくても変わってもいいんです。




(投げやりな感じですみません。)




人によってはきっかけになって、




家に帰ってから変わる方もいますから。




するとだいたい、6~7割くらいの方が、




まあその場のノリやお世辞もあるでしょうけど




「・・・・???、あれ痛くない? 




 なんかさっきより楽な気がする。」




そんなコトバが出てきます。




そんなコトバが出たらいいですね。




変化が出てるということですから。




人によっては、もう一度同じ刺激を入れてさらに変化が出るかを




感じていただきます。




そして変化が出るのであれば、難しいことではないので




ご本人にその箇所を触れていただくようにお願いします。




自分で触れると変化がよくでるものなのです。






僕のお師匠様だとここでおしまいですね。




でも僕の場合は、



まあ、カリスマでもゴッドハンドでもないですから。




ここでようやく




「○○さん、じゃあ。ベッドに横になっていただけますか?」




とお願いします。




まだお悩みが他にある方や十分抜け切れてないような方は




そこからちょっと動きをつけていただいて




もう少しお付き合いいただきます。




そして最後は首と肩、顔と顎関節をみさせていただいて終了です。




時間にすると45分~60分になりますかね。




僕にとっては最初の5分が療術のメインなので




あとの残りの時間はそれほど集中力を上げているのではなく




淡々とお客様との時間をくつろぐ感じでいます。




そうするとお客様のお身体が勝手にどんどん変化する感じです。






慢性的に痛みや動きづらさにお悩みの方って




そのほとんどが日常生活の何かの出来事で




その痛みや動きづらさを生み出してきています。




仕事で重いものを持つ。




趣味の運動で同じ身体の使い方をしてきた。




交通事故、スポーツでケガをしたことがある。




なんらかの外科手術をした。




つまずいて転んだ。




指をはさんだ。突いた。




何気ないことでも、数日、数か月、数年経った後に




今の状況を作り出す歪みになってることがあるものです。




でもその出来事の中でのご自身の姿勢ってほとんどが




ベッドで寝てる姿勢じゃないですよね。




身体を壊した原因の姿勢が寝ている状態ではなかったのに




それをなおす、よくするのがベッドに寝た状態なのかいうこと




「寝て壊したんじゃないのに寝てなおすって変じゃない?」




と僕はいつも感じています。




そんな変なことを感じている整体師の整体一度受けてみませんか?




いつもお読みいただいてありがとうございます。